のんびり日記

木のひらや
木で作られたものを見ると、なんとなく優しい、あたたかそうなイメージを持ちます。

こちらは「木のひらや」のイメージ写真。

「木のぬくもり」を感じられる空間・・

なんて言い方をしますが、比喩ではなく、木は本当に温かいんです。


寒い冬、金属製のモノを触ると、とても冷たく感じます。

これは金属が熱伝導率が高く、人の手の体温の熱がすぐに金属に伝わって熱を奪ってしまうからです。

逆に、木は熱伝導率が低いです。

木の内側はたくさんの空気が含まれているため、熱が伝わるのを防ぎ、まるで断熱材のような働きをしてくれます。

なので、冷たくなりにくく、
人の手の体温を保温してくれるので、触っているだけでじんわりとあたたかく感じます。


木を見ると「ぬくもり」を感じるのは、

本当に触れると温かいということを知っているからかもしれないですね。


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白い部分がもこもこしているのがわかりますか?

こちら、断熱材です!

吹付硬質ウレタンフォームという断熱材で、

液体状のウレタンを吹きつけると、もこもこと膨れ上がって写真のように隙間なく断熱材を入れることができるんです!

断熱というのは「熱を断つ」と書く通り、

熱が伝わるのを防ぐことで家の中を快適温度に保つ仕組みです。

冬、家の中が寒い

寒い冬、家の中が寒い原因はふたつ。

ひとつめは、
外の空気が家の中に流れ込んでいる

どこからか隙間風が入り込んでいると寒いですよね!その状態です

これを防ぐためには、室内に風が流れ込まないように隙間を作らないことが大切です。

断熱材を隙間なく埋める大切さはここです!


寒い原因のもうひとつは、

外の空気によって冷やされたモノが触れていることで冷える

冷たい飲み物を入れていたコップを触ると冷たいのと同じ感覚です。

冷たさを伝えないためには、間に空気層をはさむことが一番です。

断熱材や木材は空気層がたくさん含まれているので、熱が伝わりにくく、保温性もあります

家の中で熱が逃げる原因として、窓が一番例に挙げられることが多いですが、

寒い外と室内の間には窓ガラスor窓枠しかないため、どうしても直接熱が伝わりやすいんです。

窓からの冷たさを防ぐために断熱窓があります。
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こちらは、
当社でよく利用している三協アルミさんの「マディオ」というシリーズの画像。(メーカーHPはこちら)

「アルミ樹脂複合サッシ マディオJ・M」

まず、窓枠部分が、室内側と屋外側で素材が違います

耐久性を備えたアルミを屋外側に使用していますが、金属類は熱が伝わりやすいので、
それを防ぐために室内側には樹脂を採用しています。

そして、窓ガラスは二重になっていて、ガラスとガラスの間に空気層があることで、熱を遮断しています。

最近、コップでも二重ガラスのものが流行っていますよね!

あたたかいものは冷めにくく、冷たいものは冷たさをキープしつつ、持つ手には熱さも冷たさも伝わらないという画期的なアイテムです。

また、コップが汗をかかないのも便利ですよね!


それと同じことが、

この二重ガラス(複層ガラス・ペアガラスとも言います)の窓でも言えるんです。

空気層があることで、熱が伝わらず、冬の冷たい空気も室内には影響が少なくなります。

そして、窓が汗をかかない(結露しない)ので、カビなどの抑制にもつながります。

熱を伝えないことが重要

断熱の仕組みについてお伝えしました。

断熱は家の中で快適に暮らすためには必須です。

しっかりとした断熱材と断熱サッシを使用することで、熱を伝えないようにできます。

「冬の寒さが辛い」と感じている方、

ぜひ、家の断熱リフォームをご検討ください。


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菊川市で古民家再生工事を行っています。

完成前に施工途中の現場が見れる構造見学会を来月開催予定です。

その見学会お知らせ用のチラシを現在作成中です


築96年の古民家であり、
耐震補強に加えて制振装置も使っていることで
めずらしい現場が見学できます

完成見学会と違って、施工途中の見学会はなかなか開催していないと思います。

でも、工事中の家ってちょっと気になりますよね?

完成したら見えなくなるところにこそ大事な部分が詰まっています。


・「冬暖かくて夏涼しい」断熱性能の秘密

・「家と人を地震から守る」耐震性能の秘密

・「何世代も快適なまま住み継いで行ける」耐久性能の秘密


などなど、さまざまな秘密がたくさん詰まっています!

完成して実際に暮らして実感する快適さは、それらの隠された秘密が重要!



興味のある方はぜひ、見学会にお越しください。

詳細が決まり次第、情報発信しますので、楽しみにお待ちください。

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古民家と言われると、思い浮かぶ色は?

茶色と答える人は多いはず。

今の住宅よりも、木が使われているところが多いからかな、と思います。

目に見えるところに木がたくさん見えているというのも特徴的ですよね。

外壁に木が使われていたり
広縁、廊下、壁、梁、柱…

そして、真新しい木の色ではなく、歴史を感じるような深い色合い…


木は年数を経ると色合いが変化していきます。

色合いの変化には、の影響がほとんどだとか

木の中に含まれる成分のリグニンが光によって分解されて変性する過程で色が変わっていきます。


木の種類によって色合いの変わり方が違ったり、

塗装の有無で変わってきたり、

室内か屋外に使用されているかでも色の変化に差が出てきます。


木がふんだんに使われた家だと、
年を経るごとにそれぞれの木の色合い、風合いが変わっていくので楽しみですね

現在、菊川市で古民家再生工事をしています。

当社こだわりの無垢材と もともとの古民家の歴史ある無垢材の組み合わせがとても楽しみです。

施工後すぐは新しいものと古いものの差が目に見えてわかると思いますが、
数年後にはすっかり馴染んでくると思います。

そんな変化を楽しめるのも、本物の無垢材の醍醐味です。



無垢材を使った家づくりに興味がある方はお問い合わせください
牧之原市/古民家再生After
和室
現在、菊川市で古民家再生工事を行っていますが、

また別の方にも古民家再生をご相談いただいています。

相談をいただきながら、古民家再生プランを作成中です。


古民家となると、伝統工法で建てられており、現代の住宅とは建て方が違います。

きちんとした知識がなければ、
構造上の耐震性能に不安が出てきたり、
使い勝手の良い間取りにならなかったり、
もともとの建物の良さを生かしきれないことがあります。

当社では、耐震診断を当社で行い、
古民家に対する知識がある担当が直接お客様宅を見させていただき、
プランもお客様の要望を聞きながら、快適な暮らしができる提案をいたします。


「こんなに古い家だったらリフォームしてもそれほど快適にならないんじゃないか?」

「他の工務店に相談したら取り壊して新築をすすめられた」


など、古民家にお住まいの方でリフォーム・リノベーションをお考えの方はぜひ一度、お問い合わせください!