スマイル日記 -寺田ブログ-

しんしんと寒さが身にしみますね。

こんな季節には、和室で、こたつ、と言った

風景が思い浮かびます。日本人ならではです。

個室とLDKで日常の生活空間として部屋は

すでに満たされています。そのうえで、自由

になる空間が一つあると考えることが出来るのが

和室の役割です。決して大きくなくても良いので

ちょっとしたゆとりや遊びがあると豊かさを

感じられます。
和室
今日は風が強くヒューヒューと飛ばされそうな音でした。

欧米では、実際に寝室は一番大切な扱いをしている人が多くいます

主寝室の意味とは、主に寝るための部屋ではなく主(あるじ)が寝る部屋です

その意味では、主室と言った方がふさわしいのかもしれません

家の主とは、当然のことながら夫婦です。夫婦が話し合いながら

過程全体の様々方針を決めてゆかなければなりません。そのための

作戦指令室は、リビングやダイニングの一角ではなく、主室にこそ

あるべきと考えるのです。しっかりとした主室を作り、夫婦が

よく話し合い、家族の作戦を練るための部屋として、大切に扱って

置きたい部屋なのです

寝室
今日も温かく、穏やかな一日です。

いつもかかりつけの医院ですが、水曜日は、午前中

診療なのですが、午後2時3時は当たり前、状態です

それがなんと、午後6時にも明るかったので急患の当直

なのかと思い、隣接する薬剤師さんに聞くとインフルエンザ

の患者さんで、今、診療が終わったようです

もう一つの情報が、インフル、コロナ両方が流行ったり

両方のウイルスに感染している患者はいないようです

さて、子供部屋ですが、想像以上に子供の成長する期間は

短く、子育ては本当に一時的な話です。子供が巣立った後は

単純に余った空間となってしまうことがあります。また、

個室を与えることにも、本来は相応の準備が必要です

個室を持つことは独立した心を育てますが、自分の自由に

なる事だけではないことを、同時に躾けて置かなければなりません

また、子供がいるとどの家庭でもモノが増えるものです

これらのことを考えると、子供部屋の究極の役割は、収納と学習と

就寝に行きつきます。子供が自分のための交流の場とすることは

多くはないでしょう。収納も、学習も、就寝も、いずれも静かで

多少暗い方が適した空間となります。そしていずれ巣立っても

さまざまな使いようが出来るように、空間のつながりと仕切りを

変えられるよう考えておいた方が良いでしょう


郷の家
菊川市/築26年脇屋リセット住宅
一気に寒くなりなりましたね

リビングとダイニングが一体になった空間では

いつの間にかリビングよりも、ダイニングの役割の

方が強くなることも多いようです。使いこなせていない

のではなく、それが自然の姿であると考えた方がよさそうです

日本の古民家の中心である囲炉裏を囲んだ空間は、まさに

ダイニングの原点であったと言ってもよいでしょう

ダイニングについては、ただ食卓が置ければ良いとは考えずに

しっかりと家族が自分の席を確保する空間として考えておくのが

良いでしょう。また、ダイニングの隣にはキッチンがあります

このキッチンも、家族によっては使われ方が大きく違うところです

炊事をしながらも家族の姿が確認できるように、オープンなキッチン

が良いと言う人もいます。一方、家の中でも物が多く散らかりやすい

空間でもありますから、目立たないように隠したいと考える人もいます

更には、家族ばかりか友達も呼んで、みんなで並んで料理ができるように

キッチンを家の中心に持ってくる人もいます。

キッチンの意味は、まるでアトリエのように、創造するための空間と

いうことになります。








































































































































































































































































ダイニング キッチン
今日は雨でとても肌寒いですね。

家族が集まるリビングですが、本当の役割は

何なのか、そして家族で何をするためにあるのか

改めて問い質してみましょう。「もしリビングに

テレビがなかったら、家族は何をしているのでしょうか」

その風景が明確に描ければ、まさに家族が集まり幸せを

実現する空間としてリビングが活かされますが、想像

出来なければ、それはリビングではなく「テレビの間」を

造ろうとしていることになりかねません。

もちろん「テレビの間」であることが悪い事でもなく

リビングと言う名だけに納得しているのではなく、役割

も明確になります。

欧米の家では、リビングの主役は暖炉になっています。

テレビの番組よりも、暖炉の炎の方が家族の求心力を

保のです。そして、暖炉の側に家族がそろっていることに

幸せを感じるのです。
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