スマイル日記 -寺田ブログ-

木造住宅の構造の特徴

●在来軸組構法の基本構造はトラス構造

 在来軸組構法は、柱、土台、桁、筋交い等の部材(軸材)で

 三角形を構成して構造的に強くする工法です

 この三角形をトラスと言います

●トラス構造とは?

 幾何学的に見て、三角形は非常に安定した図形です

 三辺の長さが決まれば変形しません

 この特徴を利用したのがトラス構造です

●強いトラス構造の条件は2つ。

①三角形を形成する軸材が伸びたり縮んだり

 曲がったり切れたりしない

②軸材の接合部が離れない(ピン接合:回転はOK)

マメ知識
トラス構造とラーメン構造・・・

トラス構造を利用した木造軸組工法に対して

三角形を構成せずに、柱・梁だけで強い建物を

作る方法として、ラーメン構造があります

ラーメン構造の接合部は固い接合(剛接合)で

鉄筋コンクリート造や鉄骨造など、ビルや大型

の建物にこの構造を採用します。

このほかにも壁(パネル)構造、シェル構造など

の工法もあります




地震に強い木造住宅のポイント

●耐力壁(水平抵抗力)が必要量十分確保されている事

 耐力壁が少ないと、地震時に横倒し状態で倒壊する可能性があります

●耐力壁がバランス良く配置されている事

 耐力壁が部分的に偏って配置されていると、地震時に建物がねじれを

 起こして倒壊する可能性があります

●主要構造材の接合部がしっかりと金物で結合されている事

 接合部が弱いと、瞬間的な倒壊を起こす可能性があります

マメ知識
耐力壁が負担する水平力・・・

地震によって建物に加わる水平力は、耐力壁が受け止めて建物の

倒壊を防ぎます。それぞれの耐力壁が水平力を分担しますが、強い

耐力壁ほどその分担する割合が大きくなります

二つ割などの強い筋交いを使った場合は、接合部も強くする必要があります

阪神淡路大震災で、もう倒れないはずの木造住宅がバタバタ倒壊。

●これを受けて、平成12年6月1日に更に建築基準法が改正されました

 阪神淡路大震災の被害の教訓から、接合部の金物補強が規定されました

昭和56年以降に建てられた建物も倒壊 なんでだろう?

●昭和56年の基準法改正以降、強い筋交い(二つ割)が使われるようになりました

 地震のように横から大きな力がかかると、筋交い(耐力壁)はそれに耐えようと

 頑張ります。その結果、耐力壁に回転する力が働き、柱が引き抜かれてしまいます

 これが比較的新しい建物が倒壊した大きな要因でした

マメ知識
耐力壁とは・・・

地震や台風の横からの力に耐えるために設けられた水平抵抗力の強い壁の事です

筋交いを設置した壁が耐力壁です。筋交いの代わりに構造用合板なども使われます

耐力壁の必要量は・・・

耐力壁の必要量は床面積と屋根や壁の重さで決まります。地震によって受ける力は

建物の重さに比例しますので、屋根などが軽い方が、筋交いは少なくて済みます

 
昭和56年を境に耐震基準が大きく変わりました。

●昭和56年5月に建築基準法が改正されました

 筋交いの量が大幅に増やされました

 建物を支える布基礎に鉄筋を入れることが多くなりました

昭和56年に改正されたのなんでだろう? 

●昭和53年の宮城県沖地震で木造住宅が甚大な被害を受けその

 大きな要因が耐力壁の不足であることが判明し、設計基準の

 見直しのきっかけとなったからです

マメ知識
筋交いとは・・・

地震や台風で建物に働く横からの力(水平の外力)で、建物が

横倒しにならないように支える部材

筋交いは断面サイズによって強さが変わる(4種類)。 震度率
大 貫 15x90mm以上             1.0

三つ割 30x90mm以上(柱を三つに割ったサイズ)1.5 

つ割 45x90mm以上(柱を二つに割ったサイズ) 2.0

同 寸 90x90mm以上             3.0 ↓ 強い
 




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