スマイル日記 -寺田ブログ-

通し柱の昔と今

古い建造物では大黒柱が建物の中心に建てられていました。

屋根の最も高い部分を支える柱こそ、丈夫である必要が

あると考えられていたのでしょう。

現在では、建物の四隅に建てることが一般的に推奨されています

建物の角、つまり出隅には継ぎ目のない丈夫な柱を立てる

方が良いと言う考えです

たとえるなら、大黒柱の考えは背骨を持つ哺乳類をはじめとした

脊椎動物の構造に似ています。

一方、四隅に建てる通し柱背骨を持たず外骨格で支える昆虫の様

もちろん、どちらの柱も建物の荷重を支え、横揺れに対抗する

重要な役割を担っています。どちらにしても通し柱が倒れた時には

建物が倒壊している時です。それを考えると、少しだけ昔の背骨

の方が良いと思えてきます。

建前現場を見かけることがあれば、ぜひ大黒柱や通し柱を観察してね
ナスの美味しい季節です。

ナスは育てやすく、失敗が少ない野菜のひとつです

根を深く張るので、土はしっかり深くまで耕し、

プランターの場合は40cm以上の深めの物を使って

底深くに肥料を入れましょう

苗が成長してきたら支柱を立て、主枝とその下の

脇芽を生かした3本立て程度にし、他の脇芽は摘み

取ります。ナスは多肥を好むため、実がなり始めたら

追肥を忘れずに。

次々に花が咲き、開花後20日くらいで収穫できる

大きさに成長するので順次収穫します

7月下旬から8月上旬ごろに絵を切り戻すと、ひと月

程してまた実がなり始め、10月まで秋ナスを楽しめます
山菜ガーデンのススメ

山菜は林床の木漏れ日の中で育つものが多く

植物選びに悩みがちなシェードエリアの素材

として最適です。

日本に自生しているものばかりなので、とても

育てやすく、よく増え、一度植えたら毎年姿を

表す宿根草ばかりです。

の山の中では落ち葉や植物の死骸など、自然の

堆肥を栄養として育っていますので、庭でも

有機肥料を適宜与えると良いでしょう

植えた年は株を充実させるために収穫を我慢し

山菜取りは2年目から楽しみます

ワラビやゼンマイを料理する際は必ずアク抜き

が必要です。重曹や灰を全体にまぶし、熱湯を

注いで一晩さらしてから料理します

ウドやウルイは下処理の必要がなく、生でも

火を通しても美味しくいただけます

草木の新芽を食すると身体が冬から春へ

既設の変わり目をスムーズに移行でき様です
お庭でアスパラガス

アスパラガスは連作が出来る植物で

一度植え付けると10年近く続けて

収穫できるため、将来的な事も考えて

定植の場所を決めておきましょう

大苗の植えつけ時期は、11月下旬が適期

大苗の植え付け後、3月以降に肥料を与えます

肥料はこの後、親茎が良く伸びる5~6月にも与えます

夏の暑さには弱いので、根元に籾殻などを敷き詰めて

出来る限り乾燥を防いでください

秋になったら、枯れ込んだ枝を根元から切り取ります

収穫時期は5~6月の間。

地面からツクシのように出てくるアスパラガスの

若芽をいただきます

葉っぱは細い糸状でふわふわと繁ります

この葉っぱはフラワーアレジメントなどでも

用いられ、繊細な雰囲気を作るのに活躍します
お庭でオレンジ栽培

寒さは苦手ですが、暑さには強く温暖化により

栽培可能地域がひろっがっています

ほとんど薬剤を使わずに育つ丈夫な果樹で

受粉樹も必要がなく、鉢植えでも育ちます

植え付けは3~4月が適期です

剪定は花が咲く前の4月中旬までに終わらせます

7月から香りのいい小さな白花が咲き、品種

によって12~7月にかけて身を収穫できます

明るい葉色の新芽から開花、緑の小さな実が

少しずつ膨らみ、オレンジに色づき、収穫までと

一年中変化がある常緑樹です

葉が茂りすぎると日当たりが悪くなるので

剪定で樹形を整えて長く付き合いましょう