夢ハウスSDパネル工法
スタッフの現場日記
2020.4.26

・筋交い工法
一般的な木造軸組み構造と言えば、筋交い工法という作り方です。
大工さんが良く使われる工法ですね。
・外張り合板での耐力壁工法
まあまあ強い工法ど言われます。
柱・梁・土台の外側から合板をを釘で打ち付ける工法です。
・夢ハウスSDパネル工法
これが弊社で行っているパネル工法です。
柱・梁・土台の内側に構造用合板と間柱でパネルを作って、
内側にはめこんで四周を釘で打ちつけるやりかたです。
4面で支える珍しい工法です。このようにパネルの間柱が、
柱、梁、土台にぴったり接していることで、がっちり内側から
支えています。
2020.4.25

「歴史的建造物の持つ木造の技術に、最新のパネルを合体」
ダブルパワーで、地震、台風、水害から家を守ります。
夢ハウスの《軸組パネル工法》は、
昔と今の技術を融合。従来の木造建築の
柱と柱の間に「夢パネル」をすき間なく
はめ込むことで、家全体をすっぽり囲みます。
これにより壁倍率は国の基準3.3倍にアップ。
国土交通大臣認定の強さを誇ります。
[夢パネルの特徴]
・高断熱素材で暖かい。
・壁の内側に通気層をつくるので結露や湿気を防ぐ。
・窓など開口が広く取れる。
※軸組パネル工法は、夢ハウス[SD工法]です。
2020.4.21

日本の住宅寿命は約25年。
・・・どこかおかしいと思いませんか。
日本の住宅の平均寿命は約26年と言われています。
アメリカは約44年、イギリスは約75年と日本よりも
大幅に長持ちしています。
大手ハウスメーカさんや、多くの工務店さんでは
木片を接着剤で貼り合せたもの、集成材を使っています。
集成材の寿命は接着剤の寿命(25年)といえます。
実際に剥がれたり割れたりする事件も発生してます。
日本の家の寿命が約30年前後なのに・・・
日本の住宅ローンは30~35年が主流です。
ということは、せっかく家を建てた家のローンが終わる頃には
その家の寿命も終わる・・・ということになります。
木材はきちんと乾燥させれば、強く長持ちします。木造建築が
日本の気候風土にてきし、耐久性に非常に優れています。
住まいの使い捨てという考えは捨て、親から子へ・・・
そして孫の世代まで家族の心の拠りどころとなる
家づくりを目指しています。
2020.4.17
日本は高温多湿の気候のため、どうしても床下に湿気が
溜まりやすくなります。温度が20~30度、湿度が70%
以上の状況になると土台や床に腐朽菌やカビが発生し、
放置し続けると住宅の耐久力が著しく低下します。
結露やシロアリの被害も心配です。新築戸建てはとても大きな
買い物。床下の換気は寿命を延ばす重要なポイントなのです。
建築基準法ではコンクリート基礎に3メートル間隔で角型
換気孔を設ける事が義務付けられています。しかし実際
には床下に風が回らず、湿気が停滞しているのです。
ユキトシでは住宅解体の際に多くの被害事例を見てきました。
また基礎の鉄筋を切らなければならないため多く設置すると
耐震強度が低下してしまいます。
通気工法は基礎の鉄筋を切らずに済む
丸型換気孔を採用しています。
ここで、丸型換気孔に見立てた模型で実験してみます。

容器の中に発泡スチロールを入れ、側面には通気穴を開けています。
容器の前方から扇風機で風を吹きかけてみると・・・。

発泡スチロールが容器全体に散らばりました。通気がまんべんなく行きわたっている点も大事です。地面に近かったり、土台に近づいてしまうと床下の空気は淀んでしまいます。

丸型換気孔の通気量は?
縦と横の鉄筋すき間を通すのでたくさんの換気孔を設置
出来ます。90センチ間隔で設置することにより
角型換気孔の4倍もの通気量を確保しました。
最近の床下換気施工では?
近年、「基礎パッキン」を使った住宅が増えています。
これは基礎と土台の間に樹脂製やステンレス製のパッキン
噛ませて風を通すというものです。ところが外壁の下端に
水切りを設けてしまうとすき間が隠れてしまい、直接
風が通り抜けることはありません。

通気量は丸型の換気口と比べて1/2程度です。
2020.4.12

・米ヒバ土台

・加圧注入土台

・集成材
【加圧注入土台】
これは大手ハウスメーカーさんや、多くの工務店さんでも使われる土台です。
表面が緑色をしてます。断面は表面に傷をたくさん付けて、表面から薬品を浸透させています。
この土台は加圧注入土台と呼ばれてる木材です。表面から浸透させてあるのは防腐剤なんです。
なぜ防腐剤を付けてあるのか?簡単に言うと腐りやすいからです。
よく使われている樹種は、唐松(カラマツ)米栂(ベイツガ)という木材です。
カラマツ、ベイツガはまた乾燥が大変に難しい樹種でもあります。・
木材屋さんから仕入れたものは2週間で割れ、亀裂が入ってしまいました。
夢ハウスでもカラマツ、ベイツガの乾燥に取り組んだことがありますが、
乾燥機に入れて2日間で大きく回転して曲がってしまうようです。
もともと回転しながら成長する樹種ですから、乾燥するとその木の人生が
逆転するのです。ですから、カラマツ、ベイツガは乾燥が不十分な状態で
漬け込み、圧力を加えて染み込ませていきます。
もともと乾燥が不十分ですから、すぐに割れが入っていきます。
夢ハウスでは、この加圧注入土台と米ヒバの土台、それと集成材の土台で
食害実験を行いました。最も食われていたのは集成材の土台で、
接着剤の周辺部から内部を食い荒らされていました。次が加圧注入土台で、
表面は食われていないのですが、割れた部分から内部が食い荒らされていたんです。
実は米ヒバも食われていました。表面は虫が這ったような食べ後がありましたが、
内部へは進行していませんでした。
また、薬品が圧力によって注入できる木材は堅いと思いますか、やわらかいと思いますか?
答えは、やわらかい木材です。
では、土台には堅い材料が良いですか。やわらかい材料がよいですか。
誰も土台にはやわらかい材料が良いとは答えないと思います。