スタッフの現場日記

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消臭・脱臭にもヒバから放出される成分は殺菌効果にも優れているため、
生ゴミなどの悪臭を抑え爽やかな森の空気に変えてくれます。
生活の中で発生する不快なにおい(アンモニア臭)に対する消臭作用があります。
ヒノキチオールは、以外にも、日本の桧にはほとんど含まれず、米ヒバ、
青森ヒバ(ヒノキアスナロ)や台湾ヒノキに多く含まれる成分です。
工務店さんのなかには、桧にヒノキチオールがたくさん含まれていますという
人がいますが、それは正しくないです。

ユキトシで使っているヒバは、カナダのバンクーバーで伐採する米ヒバです。
外材だと聞いてどのように感じるでしょうか。
例えば日本でも有名なヒバの産地があります。
青森県です。青森で採れるヒバを青森ヒバといいます。
青森ヒバも米ヒバ同様にヒノキチオールがたくさん含まれている
ブランド材です。しかし、青森ヒバには、節やアテのある木が多いです。
また、私たちの使っている米ヒバは樹齢500年~1300年という樹齢です。
青森ヒバで住宅に使われているのは、せいぜい150年程度(青森ヒバの寿命は
300年程度であると言われています。)です。

木材の価値は樹齢で決まります。樹齢1000年のヒバの目づまり、
年輪を数えることも難しいほどでしょう。
米ヒバはカナダのバンクーバ島でとれる木材です。
バンクーバ島が北緯49度,青森県が北緯40ろいうことを
みていただいても、カナダがいかに北方に位置しているか
がわかります。木になればなるほど太陽の光が少なくなるので、
木はゆっくりしか成長できず、このヒバのような
目ゴマ(年輪が細かい)な木材が育ちます。








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土台には、昔から日本ではヒバ・ひのき・栗がよく
使われています。ユキトシでは、その中でもヒバを使っています。
なぜヒバを使うのか、それにも理由があります。私たちが使う
ヒバの土台をカットしたものに水を吹きかけます。
水が付いているほうが匂いが強くなります。
この匂いの成分はヒノキチオールという成分です。

日本で昔からこのヒバを土台に使うのは、
このヒノキチオールが含まれているからです。
優れた防虫効果のあるヒバの木は、白アリ、ダニ、
ゴキブリなど害虫を寄せつけません。それほど強力な
防虫効果がありながら、人体にはまったく無害、
緊張を和らげ、落ち着きを与えるアロマ・リラクゼーション
効果があります。

またヒバの木は、他の樹種に比べ驚くほど腐りにくいです。
温暖で多湿な日本の気候条件は、木材腐朽菌にとって
好環境です。また、最近は省エネが叫ばれ、密閉式住宅が
はやっています。この密閉住宅は、木造腐朽菌にとって、
ますます好条件となりますがヒバを住宅部材に使えば、
ヒバの中に含まれるヒノキチオール殺菌効果により、
湿気の多いところでも防腐性を示します。特に、土台、
建築物の濡れ縁、ベランダ、お風呂などの雨がよく
当たる場所は湿気の強い場所でヒバはその威力を発揮します。
シックハウス対策に有効な木材としても知られています。





カビの繁殖がアトピー・ぜんそくの原因
「新建材の部屋」と「無垢材の部屋」を模した水槽を
それぞれ用意。食パンを一切れずつ入れ、経過観察。
新建材の部屋の食パンにだけカビが繁殖しました。
湿度の高い部屋はカビ菌を繁殖させ、その死骸や糞が飛散し、
吸入することで人体にアレルギー反応を起こすのです。
無垢材が持つ調湿作用がカビ菌の繁殖を抑制し、アトピー・
ぜんそくを緩和させる効果があります。無垢材の持つ保温性と
調湿作用が健康に住まう大きな要因となっているようです。
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桐仕上
桐材は空気層が無数にあるため湿度調整に優れ、湿気を感じると放出される芳香物質『タンニン』が消臭防カビ防虫効果を発揮します。桐は昔からへその緒、着物、金庫内部など大事なものの収納に重宝されてきました。
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新建材仕上
ビニールクロス、カラーフロアなど新建材には空気層がないため湿度調整ができません。湿気が溜まるとカビが発生しやすく、アトピー喘息などのアレルギーも起こしやすくなります。
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「オリーブおばさん」スペイン産オリーブシェフ

サンサンと降り注ぐ太陽エネルギーをたっぷり受けて、
オリーブの実にとって雨が降ってほしい時に必要なだけの水分と
適度な風。この地中海気候の素晴しい大地の恵みを受けて育まれた
オリーブ油が「オリーブおばさん」

しかし、残念なことに、ブームとなって広まっていったオリーブ油の
氾濫市場で、本物のエキストラヴァージンオリーブ油を探すのは
困難になってきた。

害虫の被害を受けた品質の悪いオリーブ、
木から朽ち落ち腐敗したオリーブ油、摘み取ってから長く放置され
酸化したオリーブ油、多くの業者は効率を高める為、高温処理されて、
オリーブの栄養成分が破壊され、香りも無くなってしまったオリーブ油、
酸度は、0.5%~3%近いもので、更にもっと悪質なものは、
オリーブ以外の種子を混ぜたオリーブ油、近年は、硫酸銅でコーティングされ
オリーブ油にみせかけたもの、皆ひとくくりにエキストラヴァージンオリーブ
油として市場に氾濫している。良い油をとることが大切。

「オリーブおばさん」スペイン産オリーブシェフ
・微量ミネラルとビタミン類
健康に保つために必要なミネラル分は、なかなか日常の
食卓では採れない。オリーブの優れたところは、この微量成分を
バランスよく含んでいるところ。まさに、油で脂肪を燃焼してくれる。

・葉緑素 
体、血液の細胞の生成を助ける。

・トコフェノール・ポリフェノール・ステロール類
オリーブ油に含まれるオレイン酸、抗酸化作用等の働きによって
血液の酸化を防ぎ、血管のサビ、活性酵素を除去する。

・ビタミンA
目、胃腸、皮膚や粘膜を健康に保ち、活性酸素を除去し、ガンの
予防に役立つ。

・ビタミンD
カルシウム、ビタミンAの呼吸を助け、骨粗鬆症を予防する。

・ビタミンE
血流を良くし、老化防止、脳卒中、心臓病、動脈硬化を防ぎ、
血糖値を調整し、糖尿病、ガンの予防をする。黄体ホルモンを
正常にし、不妊に効き、ストレスを和らげ更年期障害、腰痛、
関節痛を改善する。

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オリーブおばさんスペイン産オリーブシェフ
オリーブの実に熱を加えることなく、そのまま搾りとられた
オイルがエキストラバージンオリーブ油。酸度は、0.8%以下。
オリーブおばさんの酸度すべて0.4%以下。
オリーブに含まれる各種ビタミン、微量ミネラルが、
熱で破壊されることなく、そのまま含まれるフレッシュオイルです。

<オリーブ油に含まれた驚異の栄養成分>
ー健康と美容と薬用効果ー
・脂肪酸
非常に優れたバランスの取れた脂肪酸を含んでいる。
血中コレステロール値を下げる一価不飽和脂肪酸。
オレイン酸が、どの油よりも豊富に含んでいる。
さらに、必須脂肪酸である多価不飽和脂肪酸も含み、
血中コレステロールを上げる飽和脂肪酸は、
ほんの少ししか含んでいない。
さらに、母乳の脂肪酸と等しくヨーロッパでは、
赤ちゃんの離乳食にも使われているようです。

ステーキにオリーブ油
オリーブおばさんスペイン産オリーブシェフ
オリーブ油で焼くことによって動物性の飽和脂肪酸を
中和してバランスアップした脂肪酸がコレステロール値を
下げる。