スタッフの現場日記
2020.7.3

雨予報が多く、じめじめした日々が続いていますね。
鉄骨づくりの賃貸である我が家は、湿度70%を
下回ることが無い毎日です。とってもジメジメして、
おまけに洗濯物の乾きも悪い
集成材やカラーフロアの

床の上を歩くとベタベタとして気持ちが悪いです。
木は湿度が高くなると水分を吸収し、乾燥すると
内部の水分を水蒸気として拡散します。
また、周囲の温度に影響されにくいため、暑い日も
サラリとべたつかず、寒い日冬もほんのとした暖かさを
保ちます。
このたび、お施主様のご好意により
7/11(土)7/12(日)牧之原市波津にて木のひらや完成見学会
を開催致します!
梅雨のジメジメした日でも天然無垢材の調湿効果で
室内はサラサラ
自然素材をふんだんに使用し、

大空間でありながら夏はエアコン1台、冬は暖房器
1台で1年中快適に過ごせます。この時期だからこそ、
体感して頂きたいです。
来て、見て、比べてみてください♫
2020.7.2
「接着剤は安全なの?」
集成材は乾燥を充分に行わずに貼り合わすため、
強力な接着剤を使用する必要があります。
かつては、強力なレゾルシノール系の接着剤を使って
いましたが、パラホルムアルデヒドを使用しているため、
人体に有害なホルムアルデヒドや廃材の燃焼時には
ダイオキシンなどが発生。
この弊害を改善するために、より安全な
イソシアネート系の接着剤も使われるように
なりましたが、建物の完成後に剥離を起こすなど、
接着力への信頼性が問われています。
「強度・耐久性は大丈夫なの?」
集成材で使われる木材は、乾燥が充分に行われて
いないため、時間の経過とともに収縮・変形が起こる
危険性が高まります。また、一本一本の木の特性が
活かされることなく、柱・梁・土台など、どの部分にも
同じ集成材が使用されるため、確かな強度が確保されて
いるとは言えないでしょう。
さらに、イソシアネート系の接着剤は接着力が弱く、
構造材としては充分な強度を保つことはできません。
実際に、集成材を用いた構造材が剥離したり、
エアコンを使用している部屋の集成材の梁に
ひび割れが生じたりなど、安全性への信頼を揺るがす
問題が起こっています。


2020.7.2
木の断片を接着剤で接合してつくった建材「集成材」が、
最近は多く用いられるようにないました。集成材を住宅の
構造材に使うケースも多くみられ、「割れにくい」
「強い」といったイメージが定着してきています。
集成材は、木を無駄なく使うための1つの手段として
有意義な面もありますが、無垢材ほど乾燥の技術を
必要とせず、手間もかけずにすむという理由で重宝
されている傾向もあるのです。
しかし、木造住宅の本当の良さが現れるのは、技術
と手間をかけて充分に乾燥させた、良質な無垢材を使
ってこそ。これなくして、本物の良い住まいがつくれ
るとは言えません。
一般的に用いられれている多くの集成材は、
まだまだ大きな疑問や問題点が残されています。
集成材の安全性を再確認するとともに、
「本当に安心な、理想の建材」を見極めていくことが
大切です。

2020.6.30

①天然無垢材
構造材・床・壁・天井・建具には天然無垢材を使用。
壁紙を使う場合には、和紙や布クロスなど化学合成物質を
含まないものをご提案します。

②丸型換気孔
丸型換気孔で充分な床下換気が可能。
結露を防ぎ、白アリやカビ・ダニの発生を
抑制します(基礎の鉄筋を切らず、地震にも強い
使用です。)

③床下エコロジー
白アリ、カビ・ダニの発生を抑制するため、
防虫効果の高い木酢液で土壌処理を行なったあと、
優れた調湿作用をもつ備長炭を敷き詰めます。
④備長炭
床下に敷く備長炭のマイナスイオン効果で、
発揮性有毒ガスや悪臭を吸着・分解します。弊社では、有害物質による健康被害が心配される
接着剤など石油化学製品を使用しません。
構造材も含め、天然無垢材と珪藻土入りクロスを家全体に
使用しているので、1年中本当の自然の中で、
快適に生活することができるのです。
2020.6.29
最近は、北欧や北米のように、気密性・断熱性を高め、
温度を一定に保つことで快適な室内環境を求める住宅が
多くなりました。一般的に高気密・高断熱と言われる
住宅は、外断熱を採用し、窓にはアルミサッシ、ペアガラス
などを用います。外断熱とは、住まい全体を構造体の外側から、
断熱材ですっぽりと覆ってしまう方法です。高気密・高断熱の
住宅には、冷暖房効率を高め、ランニングコストを抑えるという
目的もあります。
ところが、高気密の仕様では、新鮮な外気が入りにくく、
内部には汚れた空気が停渋しがちでした。さらに湿度の高い
日本では結露が発生し、カビの問題、構造体の傷みの問題など
がクローズアップされるようになりました。
日本の住まいづくりにおいては、湿潤な気候を考慮に入れて、
住まいが十分に“呼吸”できる工法、断熱仕様を追求することが
大切です。住まいと住まう人の健康を考えた、本当の意味での
快適性を実現させることが重要なポイントとなります。
