桐部屋と新建材の部屋との違い
まにゃまる日記
2020.4.7

写真↑ 左で覆った箱
写真↑ 右ビニールクロスとカラーフロア(新建材)の箱
桐の抗菌作用の実験方法
写真↑左桐で覆った箱と写真↑右ビニールクロスとカラーフロア(新建材)の箱を用意して、
バナナと食パンを置いてどう変化していくか観察。
桐の部屋の湿度は40%~65%人が生活をしていて気持ちいいと感じる湿度です。
本物の木は呼吸していて湿度調整をしてくれます。
一方新建材の部屋は、湿度98%。不快指数に直すと100%です。
壁がこのような部屋だと湿気と埃が融合してカビになり、
子どものアトピーや喘息の原因となります。
カビの繁殖しやすい環境は湿度が70%以上。
そして、そのカビを好むのが家ダニです。
カビを食べた家ダニは、新陳代謝で糞を落として死にます。
そうすると糞と死骸が風に舞い、子どもの体に入りアレルギー反応を起こして
アトピーや喘息を引き起こす原因を作ります。
健康は、住宅環境の大事な一つの要素です。

2020.4.4
桐フローリングのへこみや傷
桐フローリングに物を落としてへこんでしまった場合は、水を吹きかけてあげれば元に戻ります。
もし水をかけても戻らない時は、その上からスチームアイロンをかければへこみが目立たなくなります。
桐の傷は、ペーパーをかければ目立たなくできます。
桐フローリングは30㎜厚なので、ペーパーをかけることができます。
しかし、無垢材とは反対の集成材を使った建材フローリングは削るとすぐに合板が見えてしまいます。
建材フローリングの表面の単板は0.3㎜なので、床に傷ができてもペーパーをかける事は出来ません。

ワックス
表面には「ウッドライフ」という天然ワックスが塗ってあります。
ワックスの主成分は、紅花油・亜麻仁油・キャンでリアワックス・カルナバロウワックスという
植物から採取した成分でできています。口紅でも使われる油です。
小さなお子さんが床でゴロゴロ遊んでも身体に害はありません。
2020.4.4

収納関係は桐が多く使われます。
桐は調湿効果が優れ湿気を良く吸い取り、脱臭効果で、嫌な臭いを消す効果もあります。
良く目にする桐の建材は真っ白ですが、薬品(漂白剤またはホルマリン)を使って漂白しているのです。
弊社の桐材は本来の桐そのものの性能を失わなない方法で、自然にアクを抜いて桐材にします。
桐には紫色の部分「タンニン」と言う成分が含まれています。
「タンニン」は抗菌効果があり、お茶にも含まれている成分です。
漂白すると確かに真っ白な桐になりますが、良い効果も全て無くなってしまいます。
当社では、工場で巾3m×深さ3mの貯水槽に製材した桐板を敷き詰め、
40~50°のお湯につけて6日間アク(渋み)をぬいていきます。
そして6日後お湯を排出して再度お湯を入れ直します。
この工程を3回繰り返して自然にアク(渋み)を抜き出します。
漂白してしまう方が頬度簡単ですが、手間暇をかけ桐本来の性能、
抗菌作用・調湿作用・保温機能を失わない桐材にします。

2020.4.4

パネル工法は点ではなく、面で支える工法です。
大震災で実証された耐震性能の特長は独自の工法にあります。
在来工法の点で支える「筋交い」と比べ、面で支えるパネル工法は強さが3.3倍。
伝統的な軸組工法に現代のパネル工法を組み合わせ、住む人を守ります。



2020.4.2
乾燥速度は、通常単位時間当たりに低下する含水率(%/h)で表します。
乾燥速度は外周空気条木材の条件によって、影響を受けるので、それらの関係を十分に理解しておくことが大切です。
乾燥速度
乾燥速度は、乾燥の初期、中期、後期でそれぞれ大きく異なり、決して一様ではありません。
一般に乾燥初期の乾燥速度は大きく、乾燥が進行するにしたがって、徐々に小さくなります。
恒率乾燥
含水率の高い木材を一定の温度および湿度のもとに置いた時、ごく初期の段階では乾燥速度が一定です。
この期間を恒率乾燥時間といい、主として自由水が蒸発し、木材の表面が繊維飽和点に達するまでのごく短い期間です。
減率乾燥
更に乾燥すると乾燥速度は次第に低下します。
この期間を減率乾燥期間といい、第一段階と第二段階に分けられます。
第一段階は木材表面の含水率が繊維飽和点に達した後、外周空気条件に対する平衡含水率に近づくまでの期間です。
第二段階は、全表面の含水率がほぼ平衡含水率に達した後の期間でこの時期は主として内部から移動してきた結合水が蒸発します。
