のんびり日記

木のひらや
連日暑いですね

気温も湿度も高くて、熱中症警戒アラートが発表されているのでくれぐれも無理せずお過ごしください。


今日は、家の湿気対策のひとつ、珪藻土クロスについてお話します。

先日は無垢材が呼吸することで、調湿効果があるとお伝えしました。【家の湿気対策 無垢のフローリング】


壁紙にも同じような調湿効果があるものがあることはご存じでしょうか??
珪藻土クロス
珪藻土クロス
こちらの淡いクリーム色の壁紙は「珪藻土クロス」

珪藻土と聞くと、一時前に流行った珪藻土バスマットを思い出します。

濡れた足で上に乗った途端に吸水してくれてさらさらに…

内部が無数の空洞になっているので、水分がその空洞に入り、一気に吸収してくれるという仕組みです。

消えてなくなるわけではなく、空洞の中に一瞬で水分が入り込んでいくので乾いたように感じるんだとか。

また、吸収された水分は周りが乾燥してくると少しずつ放出されていきます。

なので、半永久的に調湿効果があると言われています。


そんな調湿効果がある珪藻土を壁紙に吹き付けて作ったのが当社おすすめの【珪藻土クロス】

珪藻土自体を塗り壁にするというのももちろん効果的ですが、塗り壁の場合には専門の職人が必要なので材料費も工事費も高くなります。

珪藻土クロスは、他の壁紙と同じように施工ができるので工事費が一般的な壁紙と変わりません。

見た目はやわらかい印象のクリーム色。

木材にぴったりと合う色を研究して作られたので、木の家に馴染みます。

家の湿気対策にぜひ珪藻土クロスもご検討ください!

どんな風合いかな?と気になる方はぜひ当社ショールームへお越しください。


ショールームリニューアル
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無垢材のフローリングだけでなく、壁紙も珪藻土クロスを施工しています!

家具も置いているので、内装の雰囲気がつかめると思います。

その他にも何か気になることがあればお気軽にお問い合わせくださいね

お待ちしております!


御前崎市/豊富なカラー赤松無垢フローリング
7月に入って、梅雨も本番という感じで湿度が高い日が続きます。

曇りの日でも紫外線は強いですし、湿度も高いと熱中症の危険も上がってきます。

こまめな水分補給とエアコンなどでの室温調整もしっかりと行いましょう


今回はそんな夏のジメジメとした室内の湿気対策のお話です。

当社では、天然無垢材のフローリングをおすすめしています。

無垢材のフローリングがなぜ湿気対策になるのかというと

木は、呼吸をするからです!

一番有名な調湿効果のある木材は桐です。

桐のタンスや、高級なフルーツが桐の箱に入って保管されているのを見たことはないでしょうか?

見た目の高級感だけではなく、内部の湿度を調整してくれるので、昔から大切な物の保管に最適とされています。

湿度が高い時には水分を吸収し、乾燥している時には逆に内部の水分を放出してくれるので、常に一定の湿度に保たれるんです。


寝室や収納内部の床には桐のフローリングや桐材をおすすめしています!
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牧之原市/築30年二世帯リセット住宅After桐の収納
家全体を桐にしてはいけないのか?

と思われるかもしれません。

もちろん、全面桐でもいいのですが、桐のデメリットとして、柔らかい素材で傷がつきやすいという特徴があります。

軽いものであれば、修復も可能ですが、常に人や物の移動が多い場所での使用は、傷が深くついてしまい気になる方が多いかも・・・?

なので、当社ではLDKなどの人がよく動く場所に関しては赤松無垢のフローリングをおすすめしています!
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LDK5
桐以外の無垢材のフローリングにも、ちゃんと調湿効果がありますのでご安心ください。

夏は湿度が高くなり、表面がコーティングされた新建材のフローリングでは、湿気が溜まり、ほこりや汚れを吸着して、べたべたしてしまいます。

無垢材のフローリングだと、調湿効果があるので湿気が表面に溜まらずに、いつでもサラサラの肌触りを保てます!

ジメジメした夏であっても、足元がさらっとしていると嬉しいものです。


無垢材以外の新建材やクッションフロアの床材は耐用年数が約10年と言われています。

そろそろボロボロになってきたな、とお悩みの方。

ぜひ、無垢材のフローリングに張り替えませんか??

一年中さらっと快適に過ごせるだけでなく、耐用年数も50年以上と寿命も長いのが嬉しいポイント。

興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。


また、無垢材のフローリングの使用感が気になる方は、ぜひショールームへご来店ください!

ショールームで8年程使用した床の状態を実際にご覧いただけます!
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ショールーム内の木育広場
木育
お子さんが自由に遊びまわれる木育広場として利用していただいていますので、実際のLDKなどでの使用感に近いかと思います。

お気軽にお立ち寄りください!



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現在古民家再生工事が着々と進んでいます!

外壁が施工されると一気に家の完成が見えてきますね。


先日も構造見学会をさせていただき、たくさんの方に来場いただきました。

ありがとうございます!

構造見学会では、まだ壁や天井、外壁などが完成していない状態でのご案内でした。

完成してからでは見えなくなる、構造や耐震の仕組み、断熱材、柱や梁などもご覧いただけました。
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構造見学会
外壁下の通気の仕組みがわかる状態
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構造見学会
耐震パネルや断熱材も見える室内

詳細は未定ですが、夏ごろ完成見学会も開催予定ですので、また決まり次第お知らせいたします!

楽しみにお待ちください!

自然素材をふんだんに使用する内装なので、木の香りを感じていただけたり、優しい木の空間を体感していただけます。

完成後は、間取りの使い勝手や、実際の暮らしを想像できるようになりますので、
同じように古民家再生やリノベーションをお考えの方は未来イメージの参考になると思います!

完成までの様子はYoutubeにも上げていますので、ぜひそちらもご覧ください!




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ジメジメとした空気がまとわりつく暑さがやってきました。

昨日より気温は低いはずなのに、しんどい暑さです…。

湿度が高くなると、人にとってはご存じの通り不快に感じますが、カビやダニ、シロアリにとってはとても快適な環境になります。

カビやダニ、シロアリは家の大敵!

湿度が高くてもカビやダニ、シロアリの繁殖を防ぐためにはしっかりとした湿気対策が必要です!


前回は、床下の通気工法についてお伝えしました。

今回は、壁内の通気工法をご紹介します。


通気工法
古民家再生/壁内通気
壁の構造は、図のようになっています。

室内側の壁の裏には、下地(構造用合板)・柱・断熱材がぴったりと施工されています。

そのあとに通気層を設け、遮熱防水シートを施工し、さらに通気層を設けて外壁施工となります。

そうすることで、家の断熱性能は保たれたままに、壁内を空気が流れるようになり、

ジメジメとした湿気が溜まらないようになっています。

湿度が高くても、風が流れることで湿気対策になり、カビやダニ、シロアリの繫殖を防止します。

カビやシロアリが繁殖してしまうと、木材を腐らせ、ぼろぼろにしてしまうので家の耐久面に大きな影響を及ぼします。

通気層を設けて壁内の環境を快適にすることで、長く安全に快適に住み続けられるようになります!

家の耐久性は素材だけでなく、通気工法も重要なので、家づくりを考えている方は覚えておいてくださいね!

また、壁の通気工法は新築だけでなく、リフォームでも可能なので、興味のある方はお気軽にご相談ください!




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ようやく梅雨入りしましたね

雨が降ったりやんだり、たまの晴れ間を見つけて出かけたり洗濯物を干したり…。

この時期は天気がいつも以上に天気を気にして動いている気がします。

家の中であっても湿度が高くなるので、空気の入れ替えや、扇風機、クーラー、除湿器を使うかどうか…と気を配ることが増えますね。

湿度が高くなると、体感温度も上がります。

ジメジメ蒸し暑いと感じるときには、空気の入れ替えや除湿をするだけでスッキリするのでおすすめです。

また、湿度は60%以上になると、カビやダニ、雑菌類の繁殖が活発になります。

家の大敵であるシロアリも湿度が高いと発生しやすくなります。

湿気が溜まらないように常に換気を心がけたり、家の構造自体を通気性の良いものにする必要があります。


丸型換気孔
丸型換気口
弊社の新築では、上のような丸形の換気口を採用しています。

現在一般的になった基礎と土台の間に敷く基礎パッキンでは空気の通り道が基礎の上部なので、

地面付近の空気が滞りがちになります。

丸形換気口は基礎の中央部分に設置するので、全体的に空気が流れる仕組みとなっています。



また、丸形の理由は、基礎の耐久性を下げないためでもあります。

基礎のコンクリートの中には鉄筋が組まれていますが、昔の四角い換気口だとその鉄筋を切る必要がありました。

丸形換気口の場合は鉄筋の間にはめ込むので、鉄筋を切ることなく設置出来て耐久性にも影響がなくなります。
牧之原市新築木のひらや 基礎工事
牧之原市新築木のひらや 基礎工事
湿度が高いと家にとっては良くないことばかりです。

高温多湿の夏が特徴的な日本の風土で家を守るためには、しっかりとした通気工法が必要です。

ぜひ、家づくりを考える時には家の耐久性、通気工法にも目を向けましょう。

気になることがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。