家の湿気対策 壁内通気工法

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ジメジメとした空気がまとわりつく暑さがやってきました。

昨日より気温は低いはずなのに、しんどい暑さです…。

湿度が高くなると、人にとってはご存じの通り不快に感じますが、カビやダニ、シロアリにとってはとても快適な環境になります。

カビやダニ、シロアリは家の大敵!

湿度が高くてもカビやダニ、シロアリの繁殖を防ぐためにはしっかりとした湿気対策が必要です!


前回は、床下の通気工法についてお伝えしました。

今回は、壁内の通気工法をご紹介します。


通気工法
古民家再生/壁内通気
壁の構造は、図のようになっています。

室内側の壁の裏には、下地(構造用合板)・柱・断熱材がぴったりと施工されています。

そのあとに通気層を設け、遮熱防水シートを施工し、さらに通気層を設けて外壁施工となります。

そうすることで、家の断熱性能は保たれたままに、壁内を空気が流れるようになり、

ジメジメとした湿気が溜まらないようになっています。

湿度が高くても、風が流れることで湿気対策になり、カビやダニ、シロアリの繫殖を防止します。

カビやシロアリが繁殖してしまうと、木材を腐らせ、ぼろぼろにしてしまうので家の耐久面に大きな影響を及ぼします。

通気層を設けて壁内の環境を快適にすることで、長く安全に快適に住み続けられるようになります!

家の耐久性は素材だけでなく、通気工法も重要なので、家づくりを考えている方は覚えておいてくださいね!

また、壁の通気工法は新築だけでなく、リフォームでも可能なので、興味のある方はお気軽にご相談ください!