現場ブログ
2020.12.13

室内の階段施工です。
既存の建物の階段は玄関入ってホールから2階に上がって行き、南面の廊下を通って2部屋に入るようになっていましたが、西側の和室に採光が入らないので階段を掛けなおし、二部屋採光が入るようにする為、1F和室の押し入れ部分を利用して階段を架け直します。そうすることで2階の洋室、両方に採光が入るようになりました。

写真は踏板です。踏板になります。奥行幅23cmです。材質は天然の赤松材です。プレカットでサイズに合わせてカットして現場に入るので、昔に比べて作業が早く仕上がります。

この建物は、在来工法でありながら、メーターモジュールなので、通常の3尺間の建物より、柱と柱の間が9cm広くなるため、物をもっての階段の上がり、下りはスムーヅです。

上がり切り14段の階段となりました。階段の右側がLDK31畳の一部6畳の畳スペースになります。
左側は、ホールからLDK入口のクロゼットの裏側になります。
2020.12.9

お城のような仕上がりになりそうです。瓦の先の下をホワイトのガルバニュウムで巻きその上に白い樋が付いていきます。軒天もホワイトです。
外壁はKEMEの光セラサイディングを使用。光触媒と銅の相乗効果で防藻性能が約2.5倍にパワーアップしています。天窓も2か所設置したのでLDK
は明るいです。

写真は北面の1F部分です。和モダンのイメージを出したいので横のラインの柄にしました。ホワイトと言っても少し落ち着いたオフホワイトになります。

サイディングとサッシの隙間を養生テープを貼りシーリングを打っていきます。溝の深い部分はバックアップ材と言って先に入れてからシーリングしていきます。
通常のシーリングとは違い高質のシーリングになります。シーリングが終ったら青い紙テープを剥がして完成です。
2020.12.4

6年ほど前に水廻り、リビングダイニングをリフォームされたOBさんからのご依頼です。
今回は外装と和室2室と玄関収納、洗濯場の改装等です。
リフォーム前は東側に脇屋がありましたがリフォーム前に解体しました。まわりにも高木がたくさんありましたがこの機会に全て伐採したので、屋敷が広く明るくなりました。

築40年もなるとベランダの手すりはグラグラで雨漏りの原因にもなっていましたので、アルミ手摺を撤去して、廻りの外壁と同じサイディングで造り、洗濯場の外壁も角波トタン張りでしたので母屋と同じサイディング下地で仕上げ統一感を出しました。母屋を新築する際に既存の建物を少し残してあった部分です。
外壁色も2Fは白、1Fは黒で塗装し、洗濯置き場の外壁だけお客様の希望で腰高まで黒で、上部は白で仕上げました。洗濯場は東南で日当たりが良いので、将来、お母様の部屋になることをお聞きし段差が12cmほどありましたのでその分床を上げてバリアフリーにしました。
玄関収納も小さく履物があふれていましたので、天井まである収納力のあるものにしました。6年前に施工した赤松無垢30mmのフローリングに合わせたシューズ収納にしたのでデザインもピッタリです。
和モダンに仕上がりました。
2020.11.23

床を施工する前に天井下地を施工していきます。31.5畳LDK入口天井は北面に位置しますので採光が期待できませんので天窓を設けました。その奥にも家事室があるので、もう一つ設置し、二つ並んだ形になりますので明るいスペースとなりました。この側面にも天井と同じように断熱材を施工していきます。

天窓は同じ面積であれば、外壁面につけるサッシの三倍の明るさになります。写真はLDK入口の様子ですが骨の状態ですと明るさが感じられませんが、全て仕上がると天窓の明るさを感じることができます。
以前は北側は寒くて、暗いと言うイメージがありましたが、最近は太陽光線の入らない明るさとして設計することもあります。なので南面、西面は天窓はお勧めできません。

LDK31.5畳の一部を和室6畳天井下地の施工の様子です。
畳は琉球畳12枚(6畳)を嵌め込み、廻りは樹齢300年の赤松(30mm)のフローリングがまわります。
施工している正面の壁が床の間となり、右側は収納扉(3尺)が入ります。写真上の新しい梁は耐震補強が必要となり施工しました。
2020.11.17

床断熱材はリフォームに最適なミラネクストラムダを使用します。押出法ポリスチレンフォームの限界を超えた断熱性能(熱伝導率0.022wm・k)を実現しkました。50㎜の厚みで水・湿気には強く、グラスウールとは違って経年劣化はほとんどありません。
1F床面全て嵌め込んでいくので34坪分です。

ラムダを60mmの厚みの根太の間に嵌め込んでいきます。この時、最も注意しないといけないことはピッタリ室内側に張り付いていないと断熱効果はありません。
グラスウールは新築した時は壁の中でパンパンに隙間なく入っているときは断熱効果はありますが、湿気などによって一度、収縮してしまうと元に戻りません。戻らないと隙間ができ、空気層ができます。空気層ができると最悪、内部結露の原因にもなります。
一番良いのは室内側にピッタリ施工して、床下は風がビュンビュン通る状態にして床下は乾燥していれば、シロアリも住めません。

外壁の断熱材も外側から室内側に吹き付けます。外壁は発砲ウレタン60mmで吹き付けます。これはゼロフロンER-X A種1H 次世代住宅ポイント製品です。吹き付けしたばかりはどろっとなっていますがしばらくすると固くなります。ドロドロしているので小さな隙間にもきっちり入ります。水も通しません!通常は冷凍庫などに吹き付ける断熱材ですが当社は住宅に使用しています。建築業界の50%は湿気や水で変形するグラスウールを使用しているのが現状です。先ほどの床と同じように外側は風がと通るように通気口を造り室内側はピッタリ断熱材がくっついている状態がベストです。

外壁は2重に胴縁施工をしています。
銀色のシートはレフミラー96です。太陽熱を96%カットする商品です。2重胴縁にすることで断熱材側とサイディング側両方風が流れます。軒天(屋根の裏側)ケイカル仕上げで先端は通気できるように穴の開いたケイカル板を施工します。そうすることで外壁側は風が流れている状態になります。
断熱・遮熱をしっかりやっておくことで省エネ住宅になります。エアコン一台で快適な空間が実現します。