現場ブログ
2021.6.12

2010年総合リフォームをされてから、ずっとお付き合いをさせて頂いているお客様です。ガレージを改装して店舗にします。(豚まんとシュウマイ)製造販売です。
玄関アプローチの左外壁面に施工してあるレンガ(カルセラ)水に浮くタイルですが、10年以上経っているのに引き渡し当時とほとんど変わりません。お施主様もほんと喜んでいました。通常の外壁塗装と違って劣化がほとんどありません。タイルを張るためのノリですが強力でタイルの剥がれも一枚もありません。タイルの目地になるのがノリになるわけですが3色用意されています。白、グレー、黒です。このお宅は外観のイメージに合わせて白です。

玄関のアプローチに合わせて店舗の入り口南面も同じカルセラを貼って仕上げることにしました。住まいとの一体感も出てとても明るい雰囲気になります。奥様もとてもセンスが良い方ですので自分で照明を決めたり、サッシにつけるアイアンなどもネットショッピングで購入します。
とても明るい店舗となるので完成が楽しみです。
今まで作ってきた(豚まん、シュウマイ)も好評のようです。OPENしたら足を運んでください!
2021.6.12

外壁ガルバリウム鋼板(角波)仕上げ工事です。
内側に断熱材を入れ通気層を取ってガルバ角波鋼板を施工していきます。
通常のタイベックは白い透湿シートですが、施工しているものはタイベックシルバーと言って銀色の調湿シートです。アルミが吹き付けてある為、空気層を取ってあげると96%の遮熱の効果があります。逆に空気層を取らずに密着すると98%の熱伝導率があります。
どんなに高性能な素材を使ってもどのような施工しているかが肝要です。

古民家ですので、梁の曲がりや不陸などあるので、職人さんも慎重です。今日は暑くて室内で作業する大工さんより、外で作業する板金屋さんの方が暑かったでしょう。室内はペアガラスサッシ複層ガラスサッシで、断熱、遮熱がしっかり施工しているので、室内はサッシを開けておくと風が通り涼しいです。エアコンもいりません。伝統工法の古民家は屋根裏の空間が広いので涼しいです。
先人の人達の知恵は日本の風土を考えた家造りです。
2021.6.6

南面、広縁側に掃き出しサッシを3ヶ所にしました。リフォーム前は南面全部が掃き出しサッシでしたので耐震性もよくありませんでした。西側は広縁を壊して12畳の居室としたのでサッシを掃き出し一つにし、両サイドに壁を設けます。掃き出しのサッシの数を減らして両サイドに壁を設けていきます。もちろん、採光も考え暗くならないように施工していきます。

古民家という建物は真ん中にいくつかの間取りを取ってその外回りに下屋という屋根が回っています。ですから地震が発生した時には、外側の外壁にはそんな力はかかりません。もう一つ内側の柱、壁まわりに力がかかってきます。
ですから、外壁側の柱と、一つ内側との柱との接続が重要になってきます。外壁に施工してあるタイベックシルバーは透湿効果もあり、アルミシートなので遮熱効果もあります。
2021.6.2

太陽熱(赤外線96%)カットするレフミラーの施工状況です。このシート施工しただけで太陽熱96%カットします。現場は倉庫ですが、一般住宅に主に施工しています。良い商品であってもその商品をどう施工してあるかで効果や耐久性は大きく変わります。

素材はアルミのシートですが、アルミは熱伝導率が98%と高い商品ですが、空気層を取ることで熱を96%もカットします。施工の仕方で効果は大きく変わります。最近では野地板は構造用合板が多いのですが構造用合板は接着剤で貼り付けてあるので、湿気に弱いため、雨など入ってしまえばべらべらに剥がれる恐れがあるため、昔から施工している杉の板材を使いました。無垢材は乾燥、風通しが良ければ耐久性は抜群です!

子供さんが中学生になったなめ自分の部屋が欲しいということで2Fのタンスなど収納し、子供さんの部屋を造りたいのがこのリフォームの一番の思いです。屋根はガルバニュウムなので、夏、室内が暑くならないように一般住宅で使用するレフミラーを使用しました。温度差ゼンゼン違います。この夏体感していただければ納得して頂けると思います。
2021.5.23

サッシ工事に入ります。内部造作に入る前に外囲いを行ないます。使用するサッシは三協アルミのマディオJ。
マディオJは枠と障子をアルミと樹脂の複合構造kにすることよりいkンテリア性に加え、断熱性もさらにアップ。断熱枠と断熱障子がマディオシリーズで最も高い性能を発揮します。
外の熱が伝わりにくい構造が断熱効果を発揮し、結露の発生も抑えます。樹脂の熱伝導率はアルミの1000分の1です。
断熱性能の高いサッシを使用することで、結露の発生を軽減し住まいの耐久性を高める(防露性)ことができます。結露が発生すると菌が繁殖し、木材などを腐らせます。これを防ぐことにより住まいの耐久性も高まります。また、結露の発生はカビ、ダニの繁殖にもつながり、これらは家族の健康を害する様々な影響を与えます。結露の発生を抑える事が健康な生活づくりに繋がります。

築90年も経っていると、柱一本一本が傾いてるので水平、垂直に直していきます。古民家ですと30㎝以上ある太いサシカモイが付いてるところは直せませんのでできる限り直します。一番ずれているところは基礎についている建てたときの柱の跡から見ると3センチもありました。
サッシ枠を取り付けるにも水平、垂直をしっかり造って取り付けていきます。
古民家再生は経験豊富な熟年の大工職人でないと難しいですね。