現場ブログ

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既存和室×2通し間と広縁廊下の様子です。和室通し間は西日が入り明るく温かい部屋でしたので、寝室と玄関ホールに間取り変更しました。既存広縁もなくして寝室の部屋としてのスペースしたことで更に採光を取り入れることができます。寝室から中庭に出ることもできます。ウッドデッキを設けます。
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メーターモジュールの8畳の寝室が出来上がりました。尺の8畳とは少し広い空間となります。床には桐の30mm厚のフローリングが施工してあります。桐材は昔から桐たんすに使われています、調湿効果、殺菌効果、抗菌効果の三拍子そろった素材です。昔から大工さんの言葉で「木まわし」と言って木の特徴を生かして、適材適所で使ってあげることです。そうすると樹齢と同じだけ使用することができると言われています。例えば杉は縦方向の力に対しての耐久力は強く、梁のように横に使うと力を発揮できません。梁は脂が出るほど粘り強い松を使うのがいいでしょう。 クロゼットの内部も全て桐材仕上げてありますので、害虫や湿気のカビなど生える心配もありません。 その材料を生かした住まい造り、大自然も恵みで深い睡眠が期待できます。
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33年前のリビングダイニングです。正面に掃き出しのサッシがありますが、一段高い所に住宅があるため採光は期待できません。
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南面は採光が期待できないため高窓にH560のサッシに入れ替え下に壁を造りTVを設置しました。日の当たらない和室6畳と広縁があったので壁をとり、耐震壁として必要な壁だけを残し、31.5畳のLDKの中に畳6畳スペースを設けてあります。玄関ホールから一直線にキッチンスペースに入ることができます。駐車場から裏階段の勝手口扉を開ければすぐにキッチンスペースに入ることができます。キッチンの右側に小さなカウンタースペースを設けパソコンもできる家事スペースとなります。北側に面している為、天窓を2ヶ所設けてあります。北面の最高は柔らかい光になります。照明を付けなくても明るい空間ができました。写真の中央に見える掃き出しサッシから中庭の様子もご覧いただけます。
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築33年前の玄関ホールの様子です。旦那さんが建具屋さんでしたので正面に松のデザインの障子がありました。壁の後ろ側には2Fに上がる階段があります。上がって行く人の様子が見えないようにする為の目隠しにもなっていました。
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赤松無垢材の突板を正面に縦貼りで施工し、上下に間接照明を設けました。右側には玄関収納カウンターを設置し、左側には(写真には見えない)0.75坪のシューズクロークを造りました。内部は桐仕上げで、半分のスペースは玄関と同じタイル張り。ホールと玄関の段差は16cmです。
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北面正面のアプローチ階段でした。入口正面に道路があるため家に入る様子や玄関扉を開けると家の中の様子も見えてしまいます。 そして、アプローチ階段の一段の高さが21cmあるので上がって行くのに疲れます。通常、外構の階段の高さは15cm以下が一般的です。高齢になると手摺につかまって上がって行かないと大変ですね。
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ストレートに家に入るのではなく、右にまわってポーチ、玄関へと入るようにしました。既存のタイル階段の幅が広かったため新しく造る階段の両サイドに大きな石を置き、自然石との隙間には中低木や植栽を入れました。 アプローチをリフォームすることで建物にも品格が生まれてきます。
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築33年の建物が見事に生まれ変わりました。是非、一度ご覧ください!
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耐震性、耐久性、省エネ、健康、癒しの空間、全て揃った住まいに甦りました。体感するのが一番です。
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間取りの変更(動線の改善)快適な住まいに甦ります。採光、風通し、断熱、遮熱、耐震、天然木、アトピー、喘息を改善できる健康な住まい、毎日の疲れを癒される空間造りなど・・・ リホームにしようか? 新築しようか?迷われている方にはお勧めのモデルハウスです。お待ちしています。