現場ブログ

IMG_4465
玄関1.5間(2.73m×1.82m)の増築です。内部より奥の部分は瓦を葺きました。外壁もニチハサイディング無地を施工しました。既存の明り取りFIX窓2カ所を撤去し東面に二つ並べて施工。これにカルセラレンガを施工していきます。カルセラレンガは水に浮くレンガで、焼き物ですので色あせがありません。実際に10年前に施工した現場も10年経って改築して同じものを施工したのですが全く継ぎ目がわかりません。塗装より値段は良いですが後のメンテナンスがいらないのは嬉しい所です。
IMG_4466
奥行1.8mの玄関・ホールが+2.73mになると奥行ができて余裕のある空間になります。半分がホールになり、残り半分がタイル貼りの土間となり、奥行のある玄関・ホールになります。突き当りはシューズクロークになり、引き違いの扉となります。半分は土間タイル仕上げ、半分はホールから収納できるように造るので使い勝手良くなります。FIX窓が二つ並ぶことで室内はとても明るくなりました。 とても面白い玄関ホールになります。
IMG_44591
瓦屋さんご苦労様です! 母屋の屋根の軒先が玄関の屋根に接近しているので手が入りません。内部から手の入らない部分を内部から施工していただきました。熨斗瓦の水切り板金も同じような施工で付けてもらいます。
IMG_44601
外壁は透湿シート タイベックシルバーを施工してから胴縁で押さえ通気層を作ります。タイベックシルバーは透湿性があるので内部の湿気を外に出す機能があります。水は通しません。さらにアルミ拍になっているので遮熱効果もあります。アルミは熱伝導率98%ありますが、空気層を設けることで遮熱効果96%と変わります。複層ガラスと同じ考えで空気層を設けることで機能が変わります。
IMG_4392
洗面所との仕切り壁です。写真が縦になりませんので、左に頭を寝かせてみてくださいすみません。最初のプランでは洗面所の取り合いの壁は洗面台の奥行に合わせて壁を残す計画でしたが筋交いが出てきたのでそのまま筋交いの壁分残すことにしました。壁の幅が予定より広くなった分、洗面側から見ると壁の広い分収納部分が暗くなる為収納部分にダウンライトを設けました。
IMG_44451
和室6畳の押し入れと洗面所との取り合い壁を撤去して洗面側から使える収納に使い勝手を反対にして洗面脱衣を1坪から1.5坪の洗面脱衣としました。1畳分広くすることで余裕あるスペース収納となります。 残った6畳和室を1.5畳のクローゼットにして4.5畳の寝室にしました。2Fにあった夫婦の寝室が1Fになり、2Fは3人の子供たちのスペースとなります。最近では寝室を広く取る方が少なくなりました。1Fに寝室を設けることでこれからの暮らしが楽になります。年齢を重ねていくと階段の昇降はきつくなります。
IMG_44462
寝室の収納の枕棚です。夢ハウス商品です。奥行40cmあるのでバックなどの小物は収納できます。下はハンガー掛けになっているのでスーツなど掛けると下の部分は収納スペースができるのでケースなどを入れるとピッタリ収納できます。一番シンプルで使い勝手が良いと思います。
IMG_4449
増築する部分の桁を既存(母屋の柱)にホゾ穴を掘って差し込み、耐震金物できっちり施工します。
IMG_4424
母屋の屋根が急勾配の為、既存玄関屋根とギリギリです。瓦屋さんも「おい!奥まで手が入らんよ!どうする?」と連絡がありました。手前に増築していくのでずっと手が入らないことになります。新築時は一間の奥行の玄関でしたので両サイドから手を伸ばして施工したのだと思います。いろいろ考えた結果、瓦の熨斗の部分60cmくらいまで内部から(タルキの間から体を入れて先に施工してもらい、それから、外に出で残りの部分の瓦を葺いてもらうようにしてもらいました。そのやり方で何とか行けそうです。
IMG_4441
今週は雨続きで工程表通り仕事が進みません。フェルトは敷いてありますが下地材は釘止めしてありません。奥の熨斗瓦を葺くときは構造用合板をめくり、フェルトもめっくって作業します。屋根はこのフェルトで雨漏りを防ぐことができます。厳密にいうと瓦だけでは雨漏りになってしまいます。瓦の隙間から入った雨もこのフェルトが雨漏りを防ぎます。
IMG_4447
破風の施工をしています。既存の建物もサイディングをカットし、塗装仕上げがしてありますので、同じように造ります。軒先の造りが既存の屋根は雨が溜まってしまうような施工でしたので、撤去し、軒先金物を取り付けするようにしました。こうすることで瓦裏に入った雨も軒先から落ちるように造り替えました。これで安心です!
IMG_4440
既存の瓦はもう廃盤商品になっていましたのでそれに一番近いものを探しました。ほとんど同じような色合いでぱっと見わからないと思います。繋いで施工しないので、場所が違えばわからないと思います。
既存の瓦に比べ軽できています。
 瓦は同じように見えてもウエーブの角度が違えば会いません。
このプラウド防災瓦軽くて洋風でシンプルが特徴です。
IMG_15914
御前崎市門屋 総合リフォーム(玄関増築、外壁塗装、一部カルセラレンガ貼り水廻り収納と1F和室を寝室にリフォームする工事です。
IMG_15952
新築時は玄関が0.5坪、ホール0.5坪の大きさです。玄関とホール合わせて1坪ですので窮屈なスペースです。外観から見ても小さいです。写真の左側に出ている部分が玄関、ホール部分です。
IMG_16063
夫婦と子供3人分の履物ですから靴で溢れてしまいます。昔の家は玄関、ホールは広く廊下も長く取ってありますので、各部屋が暗く、採光も入りにくいです。無駄なスペースがありました。現代は玄関、廊下は最小限に抑え居室を大きく取ることが一般的です。それにしてもホール、廊下で1坪いは狭すぎます。
IMG_4396
今、新築はコンパクトな平屋25坪から32坪ぐらいの大きさが多くなりました。平屋の屋根空間を利用してロフトを造り、子供部屋や来客用のスペースにします。1Fに寝室、ウォークインクロゼットと水廻りと大きなLDKと言うのが一般的です。
IMG_44272
既存の建物に増築ですので新築とは違って、既存の建物を解体して、柱の位置を確認して土台、柱を設置していきます。土台と基礎の間に基礎パッキンという通期のパッキンを挟んでいきます。厚さは2cmほどでメッシュになっているので風が通ります。玄関の大きさは2.0坪になり、奥に0.5坪の収納ができました。引き違い扉の収納になり、土間側からの収納もでき、ホールからも出し入れできるようにしました。既存の玄関の2倍の大きさになり、靴は奥の収納に全て納まります。次回3Dパースでお見せしますので楽しみにしてください。
IMG_28832-e1645255906431
遮熱 レフミラー工事です。空気層を18mm以上取ることが大切です。この商品は太陽の放射熱を96%もカットすることができます。主にアルミ素材でできています。アルミは空気層を取ることで遮熱効果を発揮します。反対に接していると熱伝導率が98%もあります。空気層を取ることが大切な要素となります。 たまに見かけますが、複層ガラスのサッシであってもサッシ枠が結露している場合があります。サッシのアルミ枠は外装と内装に面しているので、サッシ枠内部の構造に空気層が取れているかで結露の現象を引き起こします。ペアガラスは真ん中に奇麗な空気が入っているので結露しにくいわけです。
IMG_41011
断熱材施工の様子です。ミラネクストΛ50mmの断熱材です。断熱性能NO.1(0.022w/m・k以下)の高質断熱材です。グラスウールのような湿気を含むと縮んで元の大きさに戻らない断熱材とは違います。長年使用してもほとんど変形しない断熱材です。築30年前後の建物を解体するとせんべいのようにペタンコになったグラスウールが出てきます。これでは断熱材が入っているだけで何の効果もありません。高質な材料を使用しても施工の仕方でゼンゼン変わりますので要注意! この上にクロス仕上げの下地とするプラスターボードをピッタリ施工していきます。屋根裏側は通気できるように施工することがベストです。 今年の夏にどのくらいの温度変化があるか楽しみです。