現場ブログ

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キッチンリフォームの一番の目的は明るくしたい!と言うことでした。 L型でしたのでレンジフード前にW900の壁があり、採光も入らず、レンジで熱した料理の蒸気がこもっていたと思います。レンジ前のかべは間柱で施工してありましたので、柱を抜いたりすることもなく耐震性の心配もありませんでした。前面の壁を撤去することで掃き出し窓からの採光を取ることができ明るいキッチンスペースとなりました。家電収納側の小さな窓ジャロジーからの風通しも期待できます。
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TOTOのサザナ1621(1.25坪)です。デザイン的にもモダンで明るくなりました。天井照明はLEDダウンライトが4灯付いています。正面にアクセントパネルデザイン型です。システムバスで一番重要視したのが浴槽です。ご主人が足を痛めていますので、浴槽に入る時より浴槽から出るときに楽なものを選びました。他メイカーのショールームも見学しましたがTOTOサザナの浴槽の形が一番良かったです。
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洗面脱衣場の洗面化粧台です。最初は収納含めてW1600*H2200を取り換える予定でしたが、まだまだ使える収納部分は残して再利用することになりました。部分的な取り換えになりましたので、扉の色、寸法、お客様の希望の形、使い勝手・・・などを踏まえて、全メーカーを探しましたがTOTOのカウンターの寸法をオーダーできるオクターブのみでした。思い込みで今の洗面台は奥行500~600が通常です。20年前ですと奥行430というものは結構あったようです。もう一度メーカーショールームに行って、質感、寸法、デザインを確認して発注しました。扉の色も20年前のものとぱっと見わかりません。右サイドの収納棚でW寸法の調整し、タオルなどの収納スペースとなります。 補足ですが、洗面の鏡に映っている後の洗濯機のカウンターもサッシ窓の枠の位置を利用して洗剤など置ける棚を造作してみました。洗濯機のサッシ窓の空いた空間を使って干せるようパイプを一本取り付けてみました。
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LIXILのリフラです。コンパクトで手洗い洗面が大きく、狭いスペースにはピッタリです。以前はカウンター式でカウンターが人工大理石の重い手洗い器が付いていましたが手洗いの部分がとても小さいので手を洗うと水が飛び散ります。 ここで掃除用具を洗うこともできると奥様にも喜んでいただきました。
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キッチンリフォームです。L型システムキチンです。キッチン手前にW910の壁があるためキッチン側に立つと暗い、風の通りが良くないのでキッチンに立つとあついなどの改善点がいくつかありました。
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1.25坪のシステムバスです。一般的な1坪のバスよりもちょっと広めがゆったり入ることができます。今まで1.25坪のお風呂に入っていた人が1坪のシステムバスに入るとクレームになります。狭い! 1.25坪のお風呂であれば1.25か一つ大きめの1.5坪に入るのがベストです。
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既存洗面台は収納部分を含めるとW1650*H2200の洗面台です。全て取り換えする予定でしたが、劣化が洗面部分とW150の引き出しが壊れていたので、収納部分は残し洗面台とW150部分のみの取り換えです。 全メーカー調べ扉の色も一番近いものにします。
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トイレ手洗い器です。人工大理石カウンターです。この手洗いも扉部分の劣化です。手洗い部分が小さい為、使い勝手はあまりよくありません。現調して手洗いの後ろ側までタイルが貼られていると思いコンパクト手洗いでありながら手洗い部分は大きいリフラW600の手洗い洗面を提案しようと思います。
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和室3室+広縁を12畳と13畳の子供室に再生しました。築90年なので太い梁を生かして、天井高H3500です。一般の住宅の天井高はH2400ですので、1100mm高くなります。12畳と13畳の間仕切りには万本格子のH2200の建具が入り壁納まりの両開きです。
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こちらが12畳になります。奥に見えるのが北面の13畳です。北面の13畳の掃き出しのサッシを開け、12畳の南面の掃き出しサッシを開けると気持ちいいい風が通ります。この暑い夏でもエアコンなしで自然の風で過ごせます。これも天井、壁内部の断熱、遮熱がしっかり造ってあるからです。家づくりは見えなくなる所の造りが重要です。
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左側のクローゼットの前をまっすぐ行くと2年前に造ったLDKに繋がります。40坪のスペースをぐるぐる回れます。 壁に付けた24Wで明るさはHf32W相当です。隣の12畳は38WHf32W×2灯相当です。下屋まわりはLEDのダウンライトで、色は温和色です。古民家は外壁より一間ほど中に入った所に主な柱、基礎(石)があり、周りは「下屋」と言って斜めの屋根があります。ですから、古民家は外壁よりも内部の柱部分に耐力がかかります。 間仕切りの建具を開くと25畳の天井高H3500の気持ちの良い大空間ができました。
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牧之原市 片浜 古民家再生 築90年 珪藻土クロス工事が始まりました。夢ハウス珪藻土クロスはオリジナル商品で厚みがあり、サンゲツなどで出しているものより調湿効果が高い。クロスの色はこの色一色で、天然素材にあった象げ色です。厚みがあるのでクロスのジョイントは目立ちにくく、「壁紙です」と言わないとみなさん塗り壁だと思っています。一つ欠点を上げれば、一度汚れが付くと取れにくいことです。クロスですので張り替えればOK。
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珪藻土クロスを施工することで、天井裏に隠れていた太い梁がさらに目立つようになりました。太い梁も環境に配慮した自然オイルウッドライフ「こげ茶」を塗装してあります。天井の高さは3.5mもありますのでとても開放的な12畳子供部屋となりました。隣も13畳の子供部屋です。間仕切り壁にある建具を両方に開けると25畳の大空間となります。南の掃き出しサッシと北側の掃き出しサッシを開けると風が通り、この暑い夏でもエアコンは必要ありません。
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洋間12畳と13畳の間仕切り枠及びフローリング工事です。子供室2部屋のフローリングはグレードをおとして15mm赤松無垢材です。樹齢300年のロシアから輸入した赤松無垢材とは品質が違いますが値段からいえば良いと思います。 この間仕切りの建具は通常の建具より高くH2200ありますので、両方に扉を開けると、とても開放的な25畳のワンルームになります。建具も両サイドの壁の中に納まります。今は子供部屋として造りますが、子供たちが巣立ってからも夫婦2人で使用する予定です。
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木の節目は、生き節と死に節があります。生き節は本物である証。死に節は向こう側が見えてしまいますので通常はドリルで穴をあけ、生き節を同じ大きさに造って穴埋めをするのですが、この商品は死に節がありません。 搬入したフローリングを梱包から開けて全て広げ、節の多いもの、少ないものを見てバランスよく施工していきます。あまりにも節の多いフローリングは押し入れの中に回したりして施工していきます。大工さんのセンスも必要になってきます。