現場ブログ

IMG_14281
昨日、今年の春にリセット住宅をお引渡しになったお客様より新米をいただきました。今年の夏はとても暑かったんですが、家に入ると少しひゃする感じがしました。とお客様からの喜びの声と新米をいただきました。玄関を開けると木の香りと癒しの空間に一日の疲れをいやしてくれるのが本当の住まいだと思います。家に帰って来るのが楽しみだと言っていました。 「快適な暮らしの提案」する私達プロにとって何より嬉しいお言葉です。これからの励みにもなります。
IMG_8529
先日完成した新築「木のひらや」のお客様からも同じようなコメント頂きました。「外は暑いんだけど玄関に入ると何かひゃとするよ!」と言ってました。家づくりは見えなくなる所の造りが重要です。 耐震性、耐久性、省エネ、健康、癒しの空間!この五つが全て揃って本物と言えるでしょう。天井、壁、床に水や湿気で変形しにくいウレタン系の高質の断熱材を使用し、外側には放射熱96%カットするレフミラーを施工することで、ひゃとする空間を作ることができます。また冬は反対に室内で使う暖房器具の効率を高め、省エネにもつながります。
IMG_8574
これらすべての工事は天井上、壁の中、床下全て見えなくなってしまいます。家づくりは見えなくなってしまう所の造り方が大切です。最初に少しコストが掛っても、毎日のランニングコストを積み重ねて行けばロウコスト住宅の光熱費と同じになる時が来ます。それからは光熱費が安く長持ちするリセット住宅がいいですよね!
8a3547aa21c8bf69e8c74266250f4a41
築30年ほどの在来木造住宅です。L型システムキッチンを使用して、ダイニングと対面スペースに上部キャビネットを取り付け壁にしている為、キッチンに立つと風が通らないので、暑くて、ジメジメ、カビ臭いと言うのが奥様の悩みでした。 キッチンで料理した匂いや煙はダイニング側にはきにくいですが料理を作っている人は息苦しくなります。キッチンに立つことが嫌になります。
c230cafd2c8815a6f5425eaf2da5bd80
L型キッチンと後側の家電収納の間隔も狭く、60cmほどで冷蔵庫とのスペースは50cmほどしかありませんでした。これではキッチン作業も狭すぎて使い勝手が悪かったと思います。通常、キッチンと家電収納の間隔は90cm~100cmは取れなくてはいけません。また、システムキッチンの上部キャビネットは使えそうで使えない、年に1~2回使用する物が収納されているのが現状です。上部に吊り戸を設置することで食卓テーブル側は上部に吊り戸を固定する壁を造らなくてはなりません。・・・ですから当然風通しは悪くなり、暑くて、ジメジメ、カビ臭くなるわけです。穴倉に入って料理する感じになります。こういったレイアウトにする場合はレンジ横にもい1つ上下にキャビネットを設けたほうが良かったと思います。
IMG_E6769
前面の壁を全て取り払ってI型システムキッチンを対面式にして左側の出窓いっぱいまでキッチンを手前に移動することでシステムキッチンと後側の家電収納スペースを92cm取ることができました。レンジフードはサイドタイプ「クリナップのとってもクリーンフードを使用。フロントにガラスパネルを設置しました。フロントガラスはレンジフードからの高さが決まっている為、その寸法に合わせてキッチン前側の壁を造ります。高さ的にも床面より92cmで丁度良い高さとなりました。
IMG_E6761
全面の壁を取り払うことで、オープンてきになり、明るく気持ちの良い空間となりました。「なんか空気が奇麗になった気がする!」と奥様も喜んでいただきました。子供さんもテーブルの周りをぐるぐる回っていたのが印象的です。キッチンの前面に上部キャビネットを辞め、後側の家電収納上部に付けたことで開放的な空間になります。家電収納は引き出し式になっているので、炊飯器からご飯を取り出すことも簡単にできます。家電収納カウンター上にも専用コンセント、アース付きコンセントも設けてあるのでトースターや電子レンジも設置できます。家電収納奥側は食器キャビネット引き出し式になっています。写真右側手前に冷蔵庫を設置します。キッチン作業動線も三角形になり使い勝手も良くなりました。
IMG_E6803
浴室はTOTOのいたれり、つくせりバスルーム「シンラ」の先進機能のシステムを使用しました。身体を優しく包み込む心地よさ、たっぷりのお湯で、肩と腰を心地よく刺激してくれます。さらに全身に降り注ぐ爽快なオーバーヘッドシャワーも取り付けました。一日の疲れも取れる事でしょう。