現場ブログ

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既存リビングダイニング解体の様子です。正面のところには通常、掃き出しサッシが付いていましたが、南面高台に隣の家があるので採光が期待できないので、掃き出しサッシはやめ、正面上部にH560の引き違いサッシ取り付け、その下にTVを置くスペースとしました。隣からも部屋の様子が見えません。食事の支度をしながらTVを見ることができます。
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外壁面にはすべて12mm構造用合板を施工し、バランスよく耐震壁を入れていきます。そうすることで、倒壊しない耐震等級3レベルまで上げることができました。
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床下だけはコンクリートが打ってありました。床の不陸を調整するために墨打ちをしている様子です。大引き(横に90センチ間隔で入っている材料)を鋼製束と言って高さの調整できる支えの金物を設置して床の不陸を調整します。この上に60×45×4mの根太を奥に向かって45cm間隔で施工していきます。
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総合リフォームです。母屋と旧店舗で使用していた建物の2棟一緒に屋根、外壁塗装工事です。
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二階に寝室でした。子供たちが独立し、2人暮らしになったため、1Fの和室を寝室にリフォームです。床の間と左の押し入れを利用して2人のクローゼットにリフォームです。
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床は畳8畳を撤去して、桐のフローリング15mm厚を施工します。根太の間には断熱材を敷き詰めます。さらにその上にラーチ合板を施工してから桐のフローリングです。無垢の桐材は抗菌効果、殺菌効果、調湿効果があり寝室には最も良い材料になります。深い睡眠が期待できます。
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クロゼットも桐の折れ戸を使用し、内部も総桐仕上げですので、防虫材もいりません。昔の人の知恵、桐ダンスと同じつくりとなります。4枚扉で両側に2枚ずつ折れて全開するので、物の出し入れは容易です。寝室は総桐仕上げ、壁は珪藻土クロス仕上げです。LDKからホールを通って1F寝室に行けるので以前より快適になりました。
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リクシルスタイルコート、スタイリッシュでおしゃれな駐車場が完成しました。既存の駐車スペースを(コンクリート)を再利用したのですが、入口の電動シャッター右袖部分が少し大きくなった分コンクリートスペースを増し打ちしました。コンクリートを増し打ちしたので全体のバランスも良くなりました。
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スタイルコートの横にフーゴというカーポートを取り付けて奥様用の車が入ります。ここも既存駐車スペースを再利用してうまく柱を建てました。 屋根ポリカも熱遮断にグレードを上げ、御前崎は風が強いので、補強部材を追加してカーポートの強度を上げました。
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標準タイプは両サイドが折れ戸になっていますが、御前崎は風が強いので片側壁にしました。天井の折半屋根も中央が透明になっているので室内も明るさを十分とれることと、引き戸の折れ戸もアクリル系部材なので明るさも取れます。 スタイルコートは両サイドの折れ戸がオープンになるので車、バイクが趣味の方にはお勧めです。オープンにして愛車を住宅側から眺めながら家族で楽しむのもいいでしょう。標準のものより大きいので片側にはお子さんの自転車置き場も設けました。その上は吊戸棚になっていて物も置けます。 物置系の駐車場とは全然違いますね!
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スタイルコートのコンクリート打ちです。6mmのメッシュ筋を入れることでコンクリート強度が高まります。D100の厚みのコンクリートの中間にメッシュ筋が設置できるようにスペーサーと言うサイコロの形のブロックをメッシュ筋の下に敷きます。
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生コンを入れて、少し勾配をつけながら何度も平らに抑えていきます。 ぴかぴかになるぐらい抑えておくと耐久性が出ます。 たまにコンクリートの表面に粉のようなものが出る場合は施工時の抑え方が足りなかったことによる原因になります。職人さんの技術が物言います。
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玄関側から見た様子です。標準は両サイド折れ戸ですが、御前崎は風が強いので後ろ側だけにしてほしいと言うお客様の希望です。 スタイルコートはガレージを楽しむ方には最高の商品です。両方の折れ戸を両サイドにオープンにして、愛車を眺めたり、そこにバイクなど置いて修理する休日は絵になります。素材は全体がカーポートの素材で、できていますので潮風、雨には物置ガレージより耐久性は高いです。
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内側に12mmの構造用合板を施工していきます。築33年の建物ですので当時は筋交い工法です。片筋交いを1の力とするとかける(×)にすると2の力になるわけですが、合板で面で支えることで2.5倍の力になります。
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リセット住宅は内側に合板を施工していきます。間取りの変更がなければ、既存の筋交いをそのまま生かして施工していくので、さらに強度が高まります。10㎝間隔で、N50という耐震釘で止めていきます。柱は全て4寸角に近い桧の無垢材です。通し柱は4.5寸角の桧の無垢材です。ですので柱の傾き、不陸調整をして施工していきます。
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外側から見た様子です。リセット住宅はここに60mmの高質ウレタンを吹き付けていきます。室内側にピッタリ施工です。外壁側は風が通るように土台から入って軒天を通って屋根裏まで風が回ります。既存の造りだと壁内に風が入りません。柱が息もできない状態でしたので太陽光線が当たって壁内は蒸れてしまいます。内部結露など発生するとシロアリや腐朽菌が発生する可能性が高なります。
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新築工事の場合はSDパネルと言って柱と柱の間に前もって工場で作ってあるパネルをはめ込んでいきます。SDパネルは一面3.3倍の強さがありますので、リセット住宅工法よりも地震に強いとされています。 実際に新潟中越、新潟中越沖地震の被害にあっても、「郷の家」一棟だけが倒壊をまぬかれたという実績も実際にありました。 リセット住宅もその住宅にならってのリノベーションです。