スタッフの現場日記

先日、小澤竹俊先生の患者さんのNanaさんという方の詩を
筆文字屋さんに書いていただきました。
感動のあまり、スタッフブログにも載せてしまいました。


「心に咲いた花」

遠い昔、母が教えてくれた「虹の色」の覚えかた

「あ・お・き・み・あ・い・す」
(赤、オレンジ、黄色、緑、青、インディゴ色、すみれ色)

「あ」めあがりの青空に
「お」おきな夢を描こう

「き」みを必要としている人がいるから
「み」んなで力を合わせよう

「あ」すへ明日へと歩み続ける
「い」つか折れない夢は叶うと信じて

「す」なおな心に咲いた花は、きっと七色

 Nana


Nanaさんは虹が好きでした。
この作品と出会って、虹を探すようになり、空を見上げること
が多くなりました。虹を見るとNanaさんと
繋がっているような気持ちになれます。

また、「苦しんでいる人は、自分の苦しみを分かってくれる人がいると嬉しい」
という先生の言葉を心に留めて生きていきます。
苦しんでいる人から見て、わかってくれる人になれたら嬉しいです。


Nanaさんの詩がたくさんの人のもとに届きますように。
そして、苦しむ誰かの力になりますように。










まり

まり

まり

安倍川にある「T's green」というお茶屋さんへ初めて行きました。

かき氷、左から→抹茶、深蒸し茶、煎茶、ほうじ茶 紅茶

揚げ団子、左から→塩あんこ、塩キャラメル、いそべ、ごま静岡茶、えごま唐辛子

近所のおじいちゃんが、ふら~っと歩いてきたりして地元に根付いているお店のように感じました。

先日、北海道にいる祖父母にお世話になったので、ここのお茶を送りました。

お茶が好きな方は是非一度行ってみてください♫
まり

まり

牧之原市 築70年古民家再生リノベーション中の現場の片付のお手伝いに行きました。
木材を運びました。現場の廃材はお客さまが薪ストーブ用にに使うそうです。

昨日は、とても暑かったけれど現場の中に入ると外よりも涼しく感じました。
太陽光の赤外線を96%跳ね返すアルミ遮熱シートと断熱材の効果に驚きました。
1年中快適に過ごすことが出来る建物だと実感しました改めて、家づくりは見えない所が
大事だと感じました。

現場で働いている大工さんから温かい言葉をかけていただき、エネルギーが湧いてきて、
また頑張ろうと思えました。この大工さんのように、ちょっとした気遣いや心遣いが
さらっと出来る人は素敵だな、と感じます。たった1人でも、自分のことを気遣ってくれる
誰かがいること嬉しいですね。

まり

まり

御前崎市k様鄭へ15mmの赤松のフローリングを運びました。
今から大工さんが貼り替えます

右側の写真は、天窓です。
天窓から星を見る事を楽しみにされています。
素敵ですね
まり

めぐみ在宅クリニックの131回目のめぐみ在宅地域緩和ケア
研究会に参加させていただきました。今回のテーマは
「ディグニティセラピ」~尊厳を守る援助~でした。  

ディグニティセラピーについて

・人生の最終段階にある患者のスピリチュアルケアの
一つとして患者の尊厳を維持することを目的とする精神療法的
アプローチの一つ

・カナダのマニトバ大学精神科教授チョチノフ博士によって
2005年に考案され、人生の最終段階にある患者がこれまでの
人生を振り返り、自分にとってもっとも大切なことを明らかに
したり、周りの人々に一番覚えていておいて欲しいものについ
て話しをする機会を提供するもの

・ディグニティセラピーは構造化されており、緩和ケアに長年
従事した医師や心理士でなくとも理論と方法を身につければ
実践しやすく短期的で有効介入方法とお話がありました。

それでも、患者さんと話を聞くセラピストとの信頼関係ができ
なければ、お話を聞くことも難しくなります。
人生の最終段階の時間の中で、その方が自分の人生を肯定
できるような導きは、残された時間を穏やかに過ごす重要な
ファクターだと思われます。

私は、小澤先生の患者さんのNanaさんという方が書かれた
詩がディグニティセラピーでした。Nanaさんの詩に
救われました。「ここにいても良い」「生きてても良い」と
詩を通してNanaさんから言ってもらっているようでした。

Nanaさんは、7つの作品を書かれました。そのなかに「夢」と
「心に咲いた花」という作品があります。この2つの作品は、
Nanaさんらしさを感じる大好きな作品です。
私もNanaさんのように“私らしく”生きようと思いました。