スタッフの現場日記

朽葉色(くちばいろ)
地面に散った落ち葉の色を平安貴族は「朽葉色」と表現しました。
「落ちる」ではなく「朽ちる」。なんとも叙景的でロマンチックな色名です。

朽葉色の由来
平安時代中期からある伝統色です。「朽葉」とは、

地面に散った落ち葉のこと。四季のうつろいに敏感で

「もののあはれ」を愛した平安貴族たちは、この

朽葉がお気に入りだったようで、「朽葉四十八色」と

呼ばれるほど、多くのバリエーションが生まれました。

「朽葉色」はその本家本元ともいえる、渋い茶色です。

朽葉色の生き物
●ミノムシ
ミノガ科に属するオオミノガの幼虫は、落ち葉

や木の枝でつくったミノをまとって越冬します。

これがいわゆる「ミノムシ」です。このミノムシの

内部でもオスメスも成虫になりますが、ガの姿をして

外に出られるのはオスのみ。メスの羽などは退化しており、

ミノから出ることなく一生を終えます。


メスは特有の匂いを出し、雄を誘います。雄はその匂いを頼りに、

雌の入っている蓑に飛んできて、蓑の末端から腹部を差し込み交尾します。

交尾後、雌はすぐに産卵を始め、数千個も生みつけます。

2~3週間後、幼虫が孵化する頃にはひからびて死んでしまい、

蓑の末端の穴から下に落ちてしまうようです。
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ジャージー生いちご 
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ジャージミックスベリー
8月頃、掛川市にあるかき氷屋さん「森平」さんに行きました。

ジャージ生いちごを食べました。森平さんのかき氷は

種類も多くて量も多くて値段も¥300~¥600くらいで

とても良心的なお店です。氷がフワフワでシロップにもこだわっているようなので

かき氷が好きな方は是非一度行ってみてください♫











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柿色の由来
現代の私たちが「柿色」と聞くと、鮮烈な橙色をしたあの果実

の色を思い描きますが、かつては、渋柿で染色した茶系の色もこ

の名前で呼ばれていました。柿の実のようなあざやかな橙色

をあらわすようになったのは、江戸時代に入ってから。

染色の世界においては「照柿」と表現されたようです。

柿色の植物
マリーゴールド
「聖母マリア黄金の花」という意味の名前をもつ、

キク科の一年草です。6がつから10月までと花をつける期間は長く、

柿色系の花色が多いのが特徴。モコモコとあたたかそうに重なった

花びらの質感からしても、秋がよく似合います。原産はメキシコで、

日本には江戸時代初期に渡来したそうです。

柿色の風物詩
ハロウィン
毎年10月31日はハロウィン。キリスト教における

「万聖節」の前夜祭で、秋の収穫を祝い悪霊を

追い払います。もともとの起源は古代ケルト民族の

風習おされています。古代ケルトでは11月1日が元旦にあたり、

大晦日である10月31日には悪い霊がイタズラをしにくると

信じられていました。そこでお面をかぶって火を焚き、

霊を追い払ったのだそうです。カボチャをくりぬいてつくる

「ジャック・オー・ランタン」には、よい霊が集まり、悪い霊を退散

させる力があるとされているようです。


まり
~先生のお話し~
まり
~マッサージ~


10/15(月)親子体操教室がありました

今日の親子体操は教室は、ママさんたちの

体操とストレッチをしました。楽しく活動されました♫













まり

まり

日本には数百種類もの色が美しい名称とともに伝えられているようです。
桜色、東雲色、鴇色、新橋色、藍色、裏葉色、藤黄、瓶覗、花浅葱、茜色、
朽葉色、江戸紫、深緋、鳶色、利休鼠、浅縹、鉄紺、香色・・・。

季節の移り変わりを自然から感じ取り、その彩りを日々の暮らしに取り入れる
ー日本には微妙に違う色合いを見分ける感性と色を表現する美しい言葉
があるようです。

-四季がうつろいゆくさまえを、もっとも目と肌で感じやすい季節です。
自然が描きだす色たちの競演によって、世界は美しいキャンパスに。
実りの時を迎えた高揚感と同時に、物悲しさが漂います。


実りの秋-うだるような暑さが去り、過ごしやすいひびが続くようになると
「実りの秋が」到来します。古くからこの「実り」に関しては、さまざまな
ことわざがつたえられてきました。「桃栗三年、柿八年」しかり、
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」しかり。努力と忍耐、謙虚な姿勢の
大切さを「秋」は作物を通して教えてくれます。

慌しい暮らしの中でふと立ち止まって周りを見渡してみると、美しい色に彩られた
日本の四季があります。微妙な色あいに気づき、季節を実感することで、普段の
生活が少し楽しくなったり、明るい気持ちになってもらえれば嬉しいです。