まにゃまる日記

霧とビニールクロスのカビの繁殖の違い
霧とビニールクロスのカビの繁殖の違い
桐がカビなかったのは、湿度調整効果で繁殖ラインを超えなかったこと、
さらに湿気を感じると放出されるタンニンという殺菌物質が、カビ菌を抑制したからです。






桐と新建材(ビニールクロス・カラーフロア)の違いがよく分かる実験!

一つは桐で4面を覆ったケース、もう一つは新建材で包まれたケース。

どちらもそれぞれの素材で仕上げた部屋だとして、、中に食パンを放置して様子をみました。

一週間経った結果は…
霧とビニールクロスのカビの繁殖の違い
右側の新建材のほうは、かなりカビていますが
桐のほうは全くカビでいません。
収納内部はすべて桐仕上げ

ニオイの気になる玄関収納にも!

カビは避けたい食器棚も!

入れっぱなしにしがちな和室の押入れも!

一度入れたら奥まではなかなか取り出さない廊下の収納も!

もちろん、それそれのクローゼット内部もすべて桐仕上げ。


大事な荷物も、カビ・ニオイ・虫から守ります。

カビの発生条件は温度25度以上・湿度70%以上です。
逆に言えば、そのラインを超えなければ、発生する心配はありません。

無垢材の中でも特に桐材は湿度調整に優れ、昔から貴重品を入れるものに使われてきました。
へその緒、着物、器や調度品なども桐の箱に仕舞います。


桐の収納
「結露→カビ・ダニ→アレルギー(シックハウス)」
という図式を断ち切るには、その元凶である結露を防がなければいけません。

カビやダニがアレルギーの原因

断熱性能や通気工法はもちろん重要ですが、
住宅の種類によって結露の対応力がまず違います。
【カビ】

木材のでんぷんや糖質を栄養源として発生。

繁殖条件として、湿度60%、温度20℃で繁殖が始まり、
湿度80%、温度28℃で急激に増殖。




御前崎市/店舗⇒住宅リノベーション
壁一面のカビ
グスグスに腐食した柱
解体後に壁内部のカビ発見
解体後に壁内部のカビ発見
解体しなければ見えない部分です。

安心して住んでいただくには見えない部分が本当に大切です。

木を腐らせる「腐朽菌」は高温多湿の場所を好むとされています。

↑写真の腐っていた部分は南東の角です。

日当たりがいいので壁内部の温度が上がりやすく、腐った柱の天井部分には雨漏りの跡もありました。

外壁の傷みや亀裂からも雨漏りがします。

雨漏りはカビや木を腐らせる腐朽菌、それにシロアリを呼びます。

雨漏りがあるとわかっている方は早めの対処をおススメします!