まにゃまる日記

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「下げ降り」工具で柱の水平、垂直を見ていきます。90年経っている柱は西面と南面に傾いていました。
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昔は地震の力を軽減する考え方の伝統工法。金物固定はしてありません。
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「下げ降り」工具で垂直を見て直しし。3cmほどのズレ。すべて柱調整していきます。
牧之原市/ T 様邸

依頼内容
時代ごとに少しずつ手を入れながら住まわれてきたT様邸。

築90年になる家を壊さず、これからも安心して暮らせる家にしたいと
2年ほど前に水廻りを含めた工事をさせていただきました。

 今回は西側半分を再生します。

23坪です。前回は20坪のリフォームでしたから、トータル43坪の平屋古民家再生です。
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90年前の建物なので、構造はもちろん無垢材。素晴らしい梁や柱を使っています。
構造躯体(土台、柱、梁、屋根)のみに解体してから耐震・耐久・断熱・遮熱を高めてつくっていきます。

天井を剥がすと、立派な梁が出てきました。
この梁を生かしたリフォームです。
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昔の壁。竹の下地に藁を混ぜた土壁です。
「結露→カビ・ダニ→アレルギー(シックハウス)」
という図式を断ち切るには、その元凶である結露を防がなければいけません。

断熱性能や通気工法はもちろん重要ですが、
住宅の種類によって結露の対応力がまず違います。
カビやダニがアレルギーの原因
【カビ】

木材のでんぷんや糖質を栄養源として発生。

繁殖条件として、湿度60%、温度20℃で繁殖が始まり、
湿度80%、温度28℃で急激に増殖。




日本は高温多湿の気候。どうしても窓や壁に結露が発生しやすくなります。

この結露、しっかり対策を施さないとダニやカビが発生し、
アレルギーやアトピーの原因となる恐れがあります。

結露する家はすなわちシックハウスの原因なのです。

押入れなどのカビは見た目の汚さ以上に危険な状態と言えます。

古来より日本の家屋は「木」を用いてきました。

天然木には優れた調湿作用があり、湿度の高い気候に適しているということを
先人達はしっかり把握していたからです。
カビは家の大敵
未だに化学物質を発生させる木造建築が多い中、無垢材を使って
健康的な家づくりをする工務店もあります。

私たちもその一社です。

アトピーが改善したというお客様の声もたくさん届いています。

アトピーにお悩みの方、家族を優しく守ってくれる、そんな住宅をお探しの方はぜひご相談ください。

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