まにゃまる日記
2021.7.20

「下げ降り」工具で柱の水平、垂直を見ていきます。90年経っている柱は西面と南面に傾いていました。

昔は地震の力を軽減する考え方の伝統工法。金物固定はしてありません。

「下げ降り」工具で垂直を見て直しし。3cmほどのズレ。すべて柱調整していきます。
2021.7.20
牧之原市/ T 様邸
築90年になる家を壊さず、これからも安心して暮らせる家にしたいと
依頼内容
時代ごとに少しずつ手を入れながら住まわれてきたT様邸。
時代ごとに少しずつ手を入れながら住まわれてきたT様邸。
築90年になる家を壊さず、これからも安心して暮らせる家にしたいと
2年ほど前に水廻りを含めた工事をさせていただきました。
今回は西側半分を再生します。
23坪です。前回は20坪のリフォームでしたから、トータル43坪の平屋古民家再生です。

90年前の建物なので、構造はもちろん無垢材。素晴らしい梁や柱を使っています。
構造躯体(土台、柱、梁、屋根)のみに解体してから耐震・耐久・断熱・遮熱を高めてつくっていきます。
天井を剥がすと、立派な梁が出てきました。
この梁を生かしたリフォームです。

昔の壁。竹の下地に藁を混ぜた土壁です。
2021.7.17
「結露→カビ・ダニ→アレルギー(シックハウス)」
という図式を断ち切るには、その元凶である結露を防がなければいけません。
断熱性能や通気工法はもちろん重要ですが、
住宅の種類によって結露の対応力がまず違います。

【カビ】
木材のでんぷんや糖質を栄養源として発生。
繁殖条件として、湿度60%、温度20℃で繁殖が始まり、
湿度80%、温度28℃で急激に増殖。
2021.7.17
日本は高温多湿の気候。どうしても窓や壁に結露が発生しやすくなります。
この結露、しっかり対策を施さないとダニやカビが発生し、
アレルギーやアトピーの原因となる恐れがあります。
結露する家はすなわちシックハウスの原因なのです。
押入れなどのカビは見た目の汚さ以上に危険な状態と言えます。
古来より日本の家屋は「木」を用いてきました。
天然木には優れた調湿作用があり、湿度の高い気候に適しているということを
先人達はしっかり把握していたからです。

2021.7.15
未だに化学物質を発生させる木造建築が多い中、無垢材を使って
健康的な家づくりをする工務店もあります。
私たちもその一社です。
アトピーが改善したというお客様の声もたくさん届いています。
アトピーにお悩みの方、家族を優しく守ってくれる、そんな住宅をお探しの方はぜひご相談ください。
