前回のコラムで書きました通り、アトピー素因を日本人の30%(4000万人以上)が持っているからです。
破格の新築戸建て(いわゆるローコスト住宅)を購入したら、実は化学物質を多量に用いた
シックハウスで家族がアレルギー疾患になってしまった。
元々アレルギーはあったが症状が悪化してしまった。
という話も珍しくはありません。
「乾燥された天然無垢材」をふんだんに使った住宅が挙げられます。
無垢材とは山や森で育った原木からひき割った、いわゆる自然素材です。
当然、化学物質は使用していません。
乾燥されたという条件が付くのは、木は水分が抜ける過程で変形や収縮をしてしまうからです。
乾燥が十分ではない木材を使用してしまうと住宅の壁や床に隙間ができ、
結露やカビ、ダニなどの原因となってしまう場合があります。