まにゃまる日記

日本の気候と床下の環境

日本は高温多湿の気候のため、どうしても床下に湿気が溜まりやすくなります。 

温度が20~30度、湿度が70%以上の状況になると土台や床に腐朽菌やカビが発生し、
放置し続けると住宅の耐久力が著しく低下します。

結露やシロアリの被害も心配です。 

新築戸建てはとても大きな買い物。床下の換気は寿命を延ばす重要なポイントなのです。

建築基準法ではコンクリート基礎に3メートル間隔で角型換気孔を設ける事が義務付けられています。

しかし実際には床下に風が回らず、湿気が停滞しているのです。

住宅解体の際に多くの被害事例を見てきました。

また基礎の鉄筋を切らなければならないため多く設置すると耐震強度が低下してしまいます。

床下の湿気被害
【天然無垢材の家】

熱が伝わりにくく、結露は発生しにくい。発生したとしても量が少ない。

木には空気中の水分を吸収する効果もあり、表面はサラリとしている。

カビ、ダニの発生も防ぐ。

内部結露

ないぶけつろ


乾燥が不十分な木材のために、室内の暖気と屋外の冷気が壁の中で混ざり合って結露をおこすこと。

結露が原因となって、結露→カビの発生→木を腐らせる「腐朽菌」を呼ぶ
→土台や柱が腐り、断熱材は水分によって縮んだまま戻らなくなる
→室内はあたたまらなくなる、といった問題を引き起こします。

参考画像 :

  • 内部結露:参考画像1
無垢材を使ったインテリアを紹介
【鉄筋コンクリートの家】

熱が伝わりやすく、結露は発生しやすい。その量も多い。

表面がベタついて窓や壁などにカビが生えやすい。
結露はカビの原因

結露

けつろ

空気中の水分が窓や壁に表出する現象。

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御前崎市/M様 

看板、折り込み広告、近所の人からユキトシさんは知っていましたから、
リフォームするなら実績豊富なユキトシさんがよいと思っていました。

水廻りのリフォームということで、展示場も見学させていただき一緒になって考えて
助言提案もいただき自分たちの希望にも熱心に応じてくれました。

蛇口ひとつにも使い勝手の良いものを探してくださり、
今回のリフォームをお願いしてよかったと満足しています。


貴重なアンケートをありがとうございました。
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築90年の床を作り直し、風通しが良い環境にしていきます。現代は、土台を支える鋼製束を回し高さの調整が簡単にできます。木材の乾燥で収縮しても床下に入り高さ調整ができます。
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外回りの基礎は解体・撤去します。ベースコンクリートを施工します。 古民家は外側の基礎にほとんど力はかかりません。内側の基礎と鉄筋を緊結し一体式で支える補強です。内側の基礎の内側にもベースコンクリートを打って補強していきます。
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床下はミラネクストラムダ50mmの高質断熱材を入施工。リフォーム前より風が通るように。断熱材の施工は室内側に隙間のないように施工します。断熱材の上に構造用合板12mm+仕上げに樹齢300年の赤松無垢フローリング30mmを施工することで、床の厚みが42mmとなり頑丈になります。