現場ブログ
2017.3.7

天井、床に断熱・遮熱工事をキッチリ施工したら、今度は壁の断熱、遮熱になります。職人さん2人です。ウレタンも種類が沢山あって安いものから、性能の良いウレタンまでいろいろあるので気おつけてください。高性能のウレタンを噴くことが肝要です。材料を噴いてから、膨らんできますので、経験を重ねた職人さんでないと上手くいきません。厚さ60mmです。

築34年の建物ですので柱に穴(貫の跡)が開いていたり、隙間がありますので、全体的に噴いてから、ハンドスプレイタイプで補修します。
こうすることで、内装工事に入った大工(永坂)も「ホント、暖かいな~」といっていました。住まいは気密にするだけではいけません。壁の中はちゃんと風通しが良くなくてはいけません。施主さんにも体感していただきました。 耐震性も耐震等級3に近いレベルで施工しました。
こうすることで、内装工事に入った大工(永坂)も「ホント、暖かいな~」といっていました。住まいは気密にするだけではいけません。壁の中はちゃんと風通しが良くなくてはいけません。施主さんにも体感していただきました。 耐震性も耐震等級3に近いレベルで施工しました。

家造りは見えなくなるところが一番大切です。次男の○○君も様子を見に来てくれました。
2017.2.25

増築部分の屋根ができ遮熱効果の高いシートを使用。脇屋ということもあって、1F、2Fの天井が低い為、夏は屋根が焼けて部屋が暑くていられないのでは?と心配されていましたが、遮熱シート、断熱材でその心配もなくなると思います。
出来上がった屋根にアスファルトルーフィングをしき終わったところです。
出来上がった屋根にアスファルトルーフィングをしき終わったところです。

そしてその上にガルバニュウムのエバールーフを葺きます。トタンとは違って軽くて錆びにくい商品です。カラーも最近多くなり、地震災害で、瓦に替わって今、人気の高い商品です。横葺きばかりでなく、竪平といって和風のデザインの物もあります。カラベストより軽く、塗膜も強いので耐久性もあります。

内装も同時進行しています。遮熱、断熱は外装ばかりでなく、内装床部分にも、もちろん行います。断熱材と言うものは、入っているだけでは、ほとんど効果はありません。ピッタリとくっついてないといけません。現在グラスウールと言う断熱材を使っているハウスメーカー、工務店が50%使われているのが現状です。最初はあったかいです。日本は高温、多湿な気候なので少しずつグラスウールが縮み、隙間ができてくると、当然、断熱効果が下がってきます。家が寒い一番の原因です。
2017.2.13

南面9.8㎡増築するだけで、LDK16畳。玄関一坪プラスされて、合計20.5坪。夫婦2人で生活するには十分なスペースといえます。(間取り変更がよければ)。
少し湿気もありましたので、既存部分も、コンクリートを打ちました。
少し湿気もありましたので、既存部分も、コンクリートを打ちました。

9.8㎡加えただけで、ホント家らしくなりました。南面が広くなったので、大きく見えます。増築部分は天井を屋根裏側で下地を作ったので、梁がリビングに立つと見えます。

2017.1.27

湿気ていたグラスウール断熱材もすべて撤去して、構造部材(土台、柱、筋交い、梁を残しての全面改装です。築35年ということで、柱、土台、梁などは、現在のように集成材ではなく、かえって古いことで本当の無垢材が使われています。さらに昔ながらの工法で「貫」(柱に穴を開けて、柱から柱までつないである工法)が使われています。ですから耐震性も高くなります。さらに内側から構造用合板を施工し、土台から桁までとどくように施工すれば耐震補強と同じになります。2.5倍アップします。2Fの部分は施工が終了しています。

耐震性を高める為、屋根瓦を撤去して、GLガルバニュウム(エバールーフを施工します)横葺きといって、横にラインが入ります。写真は破風といって、屋根の終わりの側面に貼り付ける板材を加工しているところです。築35年も経っていると破風板もぼろぼろですので、撤去して取替え、新しい破風板を取り付け、ガルバニュウムで包みかぶせます。そうすることで、その後のメンテナンスがほとんどありません。よく破風板に塗装してある住宅を見ますが、木材と塗料は密着がよくないので、何年かすると剥がれてきます。もし、塗装するのであればガードラックをオススメします。

家の性能をよくするため、屋根(野地)に空気層を設けて、レフミラーを施工します。アルミのシート材です。アルミは熱伝導率が良く98%ほどありますが、空気層を設けることで遮熱96%の力を発揮します。この原理を利用して野地の上にサンドイッチ状態で空気層をとって施工します。脇屋の2Fは天井が低いので真夏は暑くて・・・・。これだけでかなりの効果が期待できます。体感してみると良くわかります。こんなアルミのシート一枚で?ホント!
さらに内側からも、断熱材を施工して、性能を高めます。それでは次回へ
さらに内側からも、断熱材を施工して、性能を高めます。それでは次回へ
2017.1.23

全面リフォームリセット住宅の解体が始まりました。

外壁を撤去してみると、断熱材のグラスウールが湿気を含んでグラスを包んでいた袋が破けています。築35年も経つと断熱効果はほとんどありません。