スタッフの現場日記

家づくりエピソード

築40年の旧宅は、たくさんの部屋で細かく区切られていて無駄が多く、
滅多に使わない和室は有効に使えない無駄なスペースになってしまいました。
さらに、冬は断熱性の低さと隙間風に長年悩まされ続けていました。
愛着のある我が家で長く快適に暮らすため、全面リフォームをすることにしました。

リフォーム後の我が家は明るく開放的な空間に生まれ変わり、断熱性能が格段に
上がったため薪ストーブ1台で家中が暖まります。「よくここまで変わったな」と
驚いています。他社さんと相見積もりを取りましたが、結果的に標準仕様の質が高い分、
一番納得できる価格でした。正直、もっと値が張るとイメージだったので嬉しい誤算でした。
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自然の一部である木に親しみ身近に感じることで、
自然を大切にしようという心や環境を守ろうという気持ちが芽生えてきます。
自然に対する優しさや環境を守ろうという意識、そこに住む動物や
人間への優しさにも繋がり、社会性を育む力にもなるようです。
菊川市/築26年脇屋リセット住宅
ヒノキなや松などの香り成分である「フィットチッド」は、
精神をリラックスさせる効果があり、アロマテラピーなどの
分野でも「癒しの香り」「ストレス緩和」として多く利用されています。

また、木は吸音効果と紫外線吸収効果を持っているため、音や光の刺激を
まろやかにし、体にかかるストレスを和らげる効果もあります。

そのため、森林や無垢の木を使って作られた家など自然の木に囲まれた
空間はストレスが少なくリラックスできる場所となり、日常的に
木に囲まれて過ごすと情緒が安定するといわれています。

寝室
夜寝るときに天井の木目を見ていると動物に見えてきた
という話があるように、シンプルでありながら独特の
個性を持つ木の色や形、木目や節の模様は、想像力を
刺激して見立て遊びや空想の世界を豊かにする源泉となります。
想像力を働かせているときは木をしっかりと観察しているため、
自然と集中力も養われます。

また、作るものをイメージし、その形にするにはどうすれば良いかを考え、
丁寧に作り上げていく木工は、道具をを扱う技術だけではなく想像力、
計画性、集中力、忍耐力など、さまざまな力を身につけるのに役立ちます。
郷の家
素足で無垢の床を歩く、木のおもちゃで遊ぶ、
庭で土遊びをする、台所で料理のにおいを嗅ぎ、
生活音を耳にする・・・といった日々の生活の中から
五感を育みます。

木や森に触れることで得られる「木育」のメリット
五感が刺激される
木は種類によって色合いや木目などの見た目、手触りや重み、叩いた時の
音が異なります。また、木独特の香りがある、嚙んだり舐めたりすると
わずかに味がします。

さらに、木は成長する環境や部位によって品質が異なるため、
同じ木から作った同じ形と大きさの積み木であっても色合いや柄などがそれぞれ
微妙に異なります。

木が持つ特徴や、木から作られた製品が持つ個性は五感を刺激し、
子どもの完成を育む手助けをしてくれます。





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