スタッフの現場日記
2F改装中。2Fの西面になります。
和室の寝室8畳+押し入が2つでしたが6畳にして
残りの2畳分を使って階段を取り付けます。
今まで8畳にタンスなど置いてありましたが、
押し入れをクローゼットにして収納スペースを充実させました。

床の断熱材を入れました。
ミラネストラムダという断熱材を隙間なく敷き詰めました。
既存の床には断熱材が入っていませんでした。
フローリングは、多くの工事で30mm厚みの天然無垢材をお選びいただいております。
無垢材は、木が本来持つ空気層により断熱効果が高く、真冬でも温かみのある足ざわりです。
真夏はその空気層による調湿作用でベタベタせず、ホコリやダニ、カビの発生を抑える健康素材です。
床下一面に敷き詰めた断熱材に上に直接貼ることで、床下の外気を通しません。
上に乗るとご自身の足裏の温かみが床から返ってくるので、一年中スリッパ要らずで過ごせます!

その通りを柱部分の石を鉄筋を敷いて連結していきます。
しっかりと壁を作り、そこに接合する床も剛床性も高めて造り、家全体でバランスをとって補強します。
筋交い工法が1に比べてSDパネル工法は3.4倍強いので窓も大きくとれます。
古民家は伝統工法で一般的な在来工法とは違います。
地震力を吸収して力を逃がす、という考え方で先人の人たちが考えた工法です。
96年もの間、耐えてきました。
「ウインダンパー」という制振装置を付けていきます。制震とは、揺れを吸収することです。
建物の構造部分に組み込んだ制震装置で地震の力を吸収し、建物の揺れを抑制します。
古民家の耐震補強には「制震ダンパー」も組み合わせて取り入れるのがおすすめです。
今あるものを生かしつつ、大規模に間取り変更して快適な空間に仕上げていきます!





