床断熱材を施工しました。
使用した断熱材はミラネクストラムダで、熱伝導率0.022W/m・Kと、高い断熱性能があります。
吸水性も低く、湿気による劣化の心配も少ない高性能断熱材です。
湿気の多い日本では湿気対策が住まいの寿命を左右します。
こちらの現場の床下の湿気対策は、防湿シート敷き、湿気が上がるのを防いでいます。
断熱材と床材は隙間なくぴたっとくっついていることが大切で、
そこの隙間があると結露が発生しシロアリの繁殖やカビが発生してしまいます。
ノンフロン、ノンアルデヒド商品で健康にも環境にも優しい建材です。
スタッフの現場日記
2023.1.7
菊川市 築96年 古民家再生 現場の様子をお知らせします。
パネル、耐震壁、窓の下地、建具の取付け、窓の取付け、
床下地が完了して、昨日、根太工事が完了しました。
昨日、根太工事が終わり、今日、防蟻工事を行っていました。
弊社ではエコボロンPROという高い防蟻、防腐性能のあるものを使います。
また、ホウ酸塩が主成分なので一般的に使われている防蟻材に比べ
揮発性がないので空気を汚さず、長持ちします。
高気密住宅や循環換気の省エネ住宅では特に、揮発成分に晒される
危険性が高いです。揮発成分はシックハウス症候群を引き起こす
一因とされています。
床下といえど、体に悪影響のあるものは使わない方がいいですよね。




2023.1.6


菊川市 築96年 古民家再生 現場の様子をお知らせします。
湿気は土台や柱を腐らせ、シロアリ被害の原因にもなりますので、
家全体を一番下で支える基礎を作り直します。
木材の足が一定間隔に垂直に伸びています。
「束(つか)」と呼ばれるこの足が、家全体を持ち上げ、支えています。
束と地面の間には「束石(つかいし)」という名の平たい石(玉石)が、
ひとつの足に1個ずつ置かれていて、束が直接、土に接しないように工夫されています。
「伝統的軸組」では、この玉石基礎が家屋のベースになっているんですね。
そのシンプルさには見れば見るほど感動させられます。
現代の建築のようにコンクリートを流し込んだり鉄筋を打ち込んだりなんてことは
しません。❝大きな家が小さな家にただ乗っかっているだけ❞なのです。
「耐震性が極めて低く危険です。可及的速やかにコンクリートで固めなければなりません・・・」
たしかに、素人目にも地震が来たらダルマ落としみたいに束石がすっ飛んで、
家がグチャリといっちゃいそうです。本当に玉石基礎は大丈夫なんでしょうか?
古民家は現代の建築基礎建築基準に則って造られているわけではありません。
現代建築が住宅の骨組みを基礎に完全に固定して転倒を防止するのに対して、
伝統建築は正反対の発想で組み上げられているのです。
それは、家屋の土台を基礎に固定せず自由な状態にしておき、玉石の上に
頑強な木造骨組みで造られた住宅を乗せるほうが、地震の力を吸収できる・・・
という考えです。
今日でいうところの、免震工法や制震工法に近い理屈です。
激しい揺れに襲われると、束が束石からズレたり、曲がったりしながら
地震のエネルギーを散らして建物を守るという発想になるようです。
防湿シート
地面から湿気を防ぐために隙間なく防湿シートを敷き詰めます。
湿気対策は住まいの耐久性を高める施工の一つです。
2023.1.6
築43年 菊川市 1Fリセット住宅(高性能リノベーション)フローリング施工
現場の様子をお知らせします。
天然赤松30mm厚フローリング
こちらのお宅も、今回のリセット住宅でさらに寿命を延ばしました。
一般的なカラーフロアは完成した日から劣化する一方ですが、無垢の床材は経年変化と共に美しく色づきます。
特に赤松は飴色に艶がでてきますから、梁や天井の風合いにもよくなじんでいきます。
これからまた何十年と住み継ぐ住まいにぴったりの床材です。


30mmもの厚みがありますから、無垢材の調湿作用やフィトンチッドなどの癒し成分もたっぷり!
傷が付いてもペーパーでサッと削れます。
カラーフロアは完成時(引渡し時)が一番きれいな状態であとは劣化していくものですが、
無垢材は引渡し後、何年もかけて風合いが増し、価値が高まっていきます。


2023.1.5
ヒノキチオールという名前から、日本のヒノキに
含まれているように思われがちですが、残念ながら、
通常の日本ヒノキにはほとんど含まれていません。
しかし、❝ヒバ❞には多量に含まれています。
弊社は、土台にこの❝ヒバ❞(樹齢1000年クラスの北米産のヒバの無垢材)
を使用しています。

