家の土台には1000年ヒバ②

まIMG_4881-columns2

消臭・脱臭にもヒバから放出される成分は殺菌効果にも優れているため、
生ゴミなどの悪臭を抑え爽やかな森の空気に変えてくれます。
生活の中で発生する不快なにおい(アンモニア臭)に対する消臭作用があります。
ヒノキチオールは、以外にも、日本の桧にはほとんど含まれず、米ヒバ、
青森ヒバ(ヒノキアスナロ)や台湾ヒノキに多く含まれる成分です。
工務店さんのなかには、桧にヒノキチオールがたくさん含まれていますという
人がいますが、それは正しくないです。

ユキトシで使っているヒバは、カナダのバンクーバーで伐採する米ヒバです。
外材だと聞いてどのように感じるでしょうか。
例えば日本でも有名なヒバの産地があります。
青森県です。青森で採れるヒバを青森ヒバといいます。
青森ヒバも米ヒバ同様にヒノキチオールがたくさん含まれている
ブランド材です。しかし、青森ヒバには、節やアテのある木が多いです。
また、私たちの使っている米ヒバは樹齢500年~1300年という樹齢です。
青森ヒバで住宅に使われているのは、せいぜい150年程度(青森ヒバの寿命は
300年程度であると言われています。)です。

木材の価値は樹齢で決まります。樹齢1000年のヒバの目づまり、
年輪を数えることも難しいほどでしょう。
米ヒバはカナダのバンクーバ島でとれる木材です。
バンクーバ島が北緯49度,青森県が北緯40ろいうことを
みていただいても、カナダがいかに北方に位置しているか
がわかります。木になればなるほど太陽の光が少なくなるので、
木はゆっくりしか成長できず、このヒバのような
目ゴマ(年輪が細かい)な木材が育ちます。