(きづかい)
木造住宅には様々な種類の木が使われています。
これらは適材適所となるように木の性質を考慮して加工、施工されているのです。
このように木を正しく使うことを「木遣い」と言います。
夢ハウスでは、ヒバ、杉、ヒノキ、桐、松を主に使用しております。
桧
(ひのき)
耐久性に優れるとともに、白アリなどの虫が嫌う成分(ヒノキチオール)を含んでいるため、土台や柱に用います。
檜風呂なども、その耐久性を活かした使い方です。
美しくて艶のある木肌、独特の香りも特徴の一つです。
ヒバ
(ひば)ヒバの大きな特徴は、虫や木材の腐朽菌に強いこと。
ヒノキチオールの含有量が多く、特に白アリに対する強さはナンバー1です(残念ながら国産のヒノキにはほとんど含まれていません。)。
腐りにくいうえに耐水性があって湿気にも強いため、土台や柱等に用います。
また、ヒバには特有の強い香りがあります。
弊社は土台に”樹齢1000年クラスの北米産ヒバの無垢材”を使用しています。
寒い地域で育ったヒバは年輪が詰んでおり(1cmに30以上の年輪)硬いので、強度を要求される土台には最も適しているといえます。
杉
(すぎ)
スギという名は「直ぐ(直ぐなる)」から付けれたと言われるように、杉材の繊維は縦方向。
したがって、柱に向いています。
また、耐久性があり、粘り強いのも特徴。しっかり乾燥させると、シロアリにも強い樹種です。
松
(まつ)
松の中でもベイマツは曲げに対する強度が強く、梁等の横架材に最適です。
素直な木肌で、柔らかい赤松はフローリングに向いています。
松はヤニを多く含むので、材に加工する前に充分なヤニ抜きが必要です。
梁
(はり)
建物の外周以外で、上部の荷重を下に伝えるための横架材
根太
(ねだ)
床を作るための下地材