日記


S様邸

S様の家づくりエピソード








梅雨が明けたのも束の間、いよいよ暑い夏が到来する時期は、
「猛暑日」や「熱中症」というフレーズが連日飛び交います。
そんな暑い日々にはエアコンが欠かせませんが、震災の影響で節電が呼びかけられている状況です。
太陽光発電など自家発電の設備で必要な電力を供給し、余った電力は
売電することが出来るようになりましたが、設置費用が高額になってしまうのが難点です。
省エネで、エコな涼しい家にする方法はないのでしょうか?
家の中が暑くなる理由は?



写真は弊社で使われる住宅の壁に設置する遮熱シートです。
この遮熱シートも、ただ使えば涼しくなるというわけではありません。
きちんとした施工方法があります。
屋根や壁の中のどの部分に入れるとか、通気の確保も同時に行うなど、細かな決めごとが存在します。
住宅会社によっては、この決めごとが徹底されていないところもありますので、注意が必要です。
どれぐらいエコで、快適になるの?
それに加え天然無垢の木をふんだんに使用すれば、調湿の作用も働き、
35℃の真夏日でも外気温との体感温度差は10℃になります。
構造見学会で体感してみよう
遮熱シートに関する細かな見極めポイントも含め、家計に優しく、涼しく快適な空間をぜひ見学会でご体感ください。


室内における平衡含水率は6〜7%。JAS認定材は含水率15%が基準。
その為に収縮による欠陥が。材木店も工務店も法律と乾燥材を知らなすぎるのが現状です。
このような収縮変化の少ない床板が実現できたのは独自開発したドライランバーのおかげです。
内装材で5%以下、構造材で10%以下の含水率基準




人に個性があるように、
木にも様々な特性があります。
活かすも殺すも扱う人次第。
大切に「木遣い」しながら
素材を活かしきります。



天然木には湿度が高いときは水分を吸収し、湿度の低いときは水分を放出するという「調湿作用」があります。
結露を防ぎ、快適な湿度で生活することができます。
特に桐は天然木の中でもより調湿作用の優れた素材。
収納などの内部にすべて桐材を使用しています。
調湿効果によりアトピーやアレルギーの原因となるハウスダストを防ぎます。
桐材を使用した部屋とビニールクロスを使用した部屋を想定した実験。
同じ温度でも湿度が約30%違う。カビやダニをシャットアウト。



一般的なウレタン系の厚い塗料では夏場はベタベタし、
冬は冷たいのですが、当社の塗料「woodlife-ウッドライフ」は
厳選した天然原料 「紅花油・亜麻仁油」をベースに
つくりあげていますので、
もちろん塗装した木材にも優しい塗料です。
天然木本来の質感を損なわず、
また木材の呼吸を妨げることが無いので、
通気性・調湿性を保持しています。

タモ素材では木目に直角に溝を掘り、心地よさを追求した「シルキーウェーブ仕上げ」を施しました。
天然木の質感をより引き立たせることで生まれた上質な素材感と手ざわり・足ざわりをぜひご堪能ください。


物語のある本物素材


世界中で、選りすぐった天然無垢材を直接仕入れ、一つひとつ丁寧に生産しています。
土台・柱・梁などの構造材から、床・壁・天井などの内装材、造作材、建具・家具に至るまで、無垢材にこだわったトータルコーディネートでご提案いたします。
なぜなら「住宅に関わるなら、住む人の財産や、心と体の健康を守る 責任がある」と考えているからです。
天然素材で心を癒し、有害物質の出ない安全な製品でトータルコーディネートのご提案をすることで、歳月に負けない、未来に続く、住宅の理想に、一歩でも 近づきたいと考えています。
私たちが世界中で作り出す、一つひとつに物語があります。



日本の住宅に最も適した材料を追い求め、北緯58度のロシア極寒の地で、自然に落ちた種から育った、世界で最も良質で貴重な樹齢300年の「実生(みしょう) の赤松」に出会いました。
赤松材は今、大手商社でも入手困難である中、長年培ってきた人間関係・信頼関係をもとに、他では絶対マネのできないルートで安定供給しています。
天然木が製品に生まれ変わるには、丈夫に育った木々と、技術(自社開発木材乾燥機・特許取得済)に裏付けされた多くの人たちの汗があってこそ。
だから私たちは、木を大切にし、ものづくりの心を大切にした「本物の家づくり」のお手伝いをし、
そこで暮らすご家族と共に、歴史を重ねていきたいと考えます。