環境にも悪影響
廃材を焼却処分する時、接着剤からはダイオキシンなど有毒な化学物質が発生します。また、天然無垢材と違い、一度濡れるとはく離を起こしやすく、リサイクルが難しい材料です。
(天然無垢材なら古民家や蔵を移築したり、梁や柱を再利用できますよね)
「集成材は、木材を有効に使うから環境にやさしい」というイメージがありますが、実はこのような弊害があるのです。
「集成材は、木材を有効に使うから環境にやさしい」というイメージがありますが、実はこのような弊害があるのです。
柱や梁という家の骨格を成す材料の要が接着剤とは、何とも心もとないものです。
接着剤は湿気に弱く、また老朽化などからはく離する恐れがあります。
家に長時間いる主婦や抵抗力の弱い子ども、お年寄りに発生率が高いとされ、眼やのどの痛み、めまい、吐き気、
頭痛、皮膚疾患といった初期症状から進み、神経障害、化学物質過敏症などに至ります。
特に、有害物質を受け入れる許容量が小さな乳幼児への影響は深刻です。
国が危険性を考慮して改善する法律ができるまで、相当な時間が掛かることでしょう。
●天然無垢材の柱や梁を乾燥させるより、手間いらず。寸法変化が少なく、面倒なクレームが起きにくい。
●板材なので無駄にする材料が少ない。(見た目の悪い材も、良い材で挟んでしまえば見えません)
●材料の取扱いが非常に簡単。(熟練の技が不要)
しかし、ここにはお施主さんにとってのメリットは見当たりません。
あくまで売る側、業者側のメリットだけです。