現場ブログ
2024.11.6

牧之原市地頭方 コンパクトで高性能な 新築「木のひらや」一人暮らし「断熱・遮熱工事」に入っていきます。最初に屋根の断熱・遮熱工事です。屋根瓦は夏は70℃以上になりますので遮熱対策は重要です。銀色のシートが太陽の放射熱を96%カットするレフミラーです。屋根裏はもちろんのこと室内の温度を低く保つことができます。日中平均で5℃以上の熱を遮ることができるので真夏でもクーラーがいりません。福岡大学 須貝高教授に夢ハウスの住宅性能を検証していただきました。省エネ住宅になります。

屋根裏も熱伝導率なんと!0.022w/m・k以下の押出法ポリスチレンフォームNO.1の断熱材を使用しています。また発砲プラスチック断熱材でNO.1の防水性能(吸水量0.01g/100cm2以下なので、吸水による断熱性能の低下は心配ありません。逆に一般的(約50%)には、まだグラスウールを使っている業者もありますが、高温多湿な日本の風土には適しません。一度湿気や水を含むともとに戻らないのでので壁内に空気層(隙間)ができて断熱効果は年数が経てばたつほど落ちて行きます。家を建てた時は温かかったけど数年たって何か寒いよね!と言うのはグラスウール断熱材が湿気を吸って収縮してしまうからです。

トラックで運ばれてきた断熱材ミラネクストΛです。コンパクト高性能住宅でも、丁度、この二倍の断熱材を使用しました。年々、暑くなっている地球環境ですが、家づくりに断熱、遮熱対策をすることで省エネに繋がり、地球環境にも貢献できる住まいと言えます。また内装は天然無垢材で仕上げますので、コンパクトでも省エネ・健康住宅となります。お施主様は一人暮らしの使い勝手の良い動線を考えて快適な暮らしができるといいですね!
2024.11.6

牧之原市東萩間に商業施設が来るという事で分譲されたところに移転となりました。地盤調査で良好な土地であると診断され、今日から丁張、遣り方と言って基礎工事に必要な準備をしていきます。雨つずきで予定より遅れましたが今日は気持ちの良い秋晴れの青空の下で作業ができました。牧之原インターもすぐ近くで菊川、掛川、吉田、榛原、相良、御前崎、浜岡に行くにも十数分で行けるとても便利な場所である。今、心配されている地震の津波に関しては心配することはないとても良い場所と言えます。

地面が固すぎて杭を打つのも一苦労です。削岩機で先に仮の穴を開けてから杭を打って行かないと地面に入っていきません。反対に杭を打ってしまうと簡単には動きませんので墨出しは正確に出すことができます。横桟に打ち付けてあるのが貫材と言って昔の木造の建物には柱と柱のつなぎに良く使っていました。和室の真壁の塗り壁の下地に柱に穴を開けて貫を通して繋がりを持たせて地震に建物が倒れないようにする為に良く使われていました。後は、床下や屋根裏の束と束に打って躯体を強くする為に良く使われる材料です。この抜き板に基礎の位置を墨をして、東西南北に糸を張って、基礎の位置を決め重機を使って必要な深さを掘っていきます。
2024.9.28

基礎ができたら土台敷になります。こんなこんなにコンパクトな平屋でもホールドアンカーが9本も入りました。(右側に長く伸びているボルトです)耐震等級3レベルです。基礎の上に設置している角材が土台で、その内側に910mm間隔で大引きと言う角材を設置します。大引きの下に910mm間隔で支えている金物が「鋼製束」と言います(丸い基礎の上に載っている)土台にもシロアリ防除剤「エコボロン」を吹き付けてあります。

土台敷が終了すると「建て方」です。柱を建てて、桁(梁)を嵌めて固定していきます。建てはじめは不安定なので「仮筋交いを取り付けて固定し、傾きや耐震パネル終了後に外していきます。床はこの大引きの上に303mm間隔で根太を設置していき、その間にミラネクストラムダ50mmを室内側にピッタリ空気層ができないように設置していきます。床下は160πの換気口が1.2m置きで入っているので床下の環境は通常の風窓の4倍の風通しができるので白蟻対策には有効です。

通常ですと仮設足場を設置してから建て方に入るのですが屋根の部分は残して柱・桁部分を造ってから足場架ける方が効率的です。3間×3.5間のコンパクトな建物で一人暮らしには無駄のない暮らしができます。
施主様は今年90歳になります❣
2024.8.1

コンパクトで高性能な「木のひらや」一人暮らしの基礎工事が始まりました。今回の新築基礎工事は構造計算から出力した基礎工事です。一般的には壁のできる所には基礎を設けますが,構造計算上無駄な部分もありますので構造計算からの基礎工事となりました。基礎は高額な工事になりますので無駄を省くことでコストも抑える事ができます。

写真は布基礎です。内部もコンクリート打ちをしているので、パット見ベタ基礎に見えますが布基礎です。一般的にはこの辺ではベタ基礎がほとんどです。新潟夢ハウスは全て布基礎です。全て布基礎で施工して来て、新潟中越地震、新潟中越沖地震に合いましたが一棟も倒れていないことが実証されています。ベタ基礎のようにコンクリートを沢山使用しなくても丈夫な基礎となります。

玄関・ポーチから見た基礎の風景です。一般の基礎は基礎の上に基礎パッキン厚み20mmの物を設置してからその上に土台をのせて、その基礎パッキンに通気口が付いているのでそれで通気を取っています。昔からの基礎に風窓を付けて床下通気をとっている工法に比べて1.2倍から1.5倍あると言われています。当社が推奨している床下換気工は16πの換気口を≒1.2m間隔で設置することで4倍の換気が可能になりました。基礎の高さの中心に設置するので風がまわらない所がないので湿気やカビなどの発生することはほとんどありません。自然の力を利用してシロアリが住めないような環境を造ることが肝要です。
2024.6.6

床断熱材ミラネクストΛ50mmを施工している所です。断熱材の両サイドはテーパー加工してある為嵌め込んでいくだけなので作業性もアップします。ミラネクストΛ50mmを使用しています。No1の断熱性能(熱伝導率0.022W/m/K以下)。そしてNo1の防水性能でもあります。吸水量0.01g/100cm2以下ですのでグラスウールのように湿気や水を吸って縮むともとの大きさに戻らない断熱材ではありません。

幾ら良い断熱材であっても施工の仕方が良くないと断熱効果は無くなります。室内側に空気層ができないようにピッタリ付けて施工し、外壁側は基礎から入った風が軒天から出るように施工していきます。こうすることで木材も呼吸ができ耐久性にもつながります。築90年以上石基礎の上に載っているだけでシロアリの被害に合わないのは通気性が良いことにだと思います。グレーの断熱材の周りにウレタン断熱材を葺いて隙間を埋めています。

北西の6畳が増築してあった所です。屋根の取り合いが悪く雨漏りの原因になっていました。屋根下地、垂木、梁、柱はほとんど新規に作り直す形です。土台は何とか使える状態です。天井、壁、床は内側に断熱材を施工して、外壁側は風が通るように施工してあります。木材もその環境であればまた百年の耐久性を維持できます。