御前崎市門屋築90年古民家再生「減築」46坪⇒31坪へ「二人暮らし」高性能リノベーション 「断熱」

IMG_4627
床断熱材ミラネクストΛ50mmを施工している所です。断熱材の両サイドはテーパー加工してある為嵌め込んでいくだけなので作業性もアップします。ミラネクストΛ50mmを使用しています。No1の断熱性能(熱伝導率0.022W/m/K以下)。そしてNo1の防水性能でもあります。吸水量0.01g/100cm2以下ですのでグラスウールのように湿気や水を吸って縮むともとの大きさに戻らない断熱材ではありません。
IMG_4573
幾ら良い断熱材であっても施工の仕方が良くないと断熱効果は無くなります。室内側に空気層ができないようにピッタリ付けて施工し、外壁側は基礎から入った風が軒天から出るように施工していきます。こうすることで木材も呼吸ができ耐久性にもつながります。築90年以上石基礎の上に載っているだけでシロアリの被害に合わないのは通気性が良いことにだと思います。グレーの断熱材の周りにウレタン断熱材を葺いて隙間を埋めています。
IMG_4681
北西の6畳が増築してあった所です。屋根の取り合いが悪く雨漏りの原因になっていました。屋根下地、垂木、梁、柱はほとんど新規に作り直す形です。土台は何とか使える状態です。天井、壁、床は内側に断熱材を施工して、外壁側は風が通るように施工してあります。木材もその環境であればまた百年の耐久性を維持できます。