現場ブログ
2020.3.18

基礎工事中に「木のひらや」看板を設置しました。W3600×H2400の看板です。タイトルは、「おどろきの大空間の実現!天然木自然素材の家」設置してみると水色部分が結構目立ちます。天然木イメージに水色?あうかな~と思いましたが看板と考えると水色は面白い!

最近ではベタ基礎工法が多いのですが、布基礎工法です。砕石を入れる前に防水シートを敷いていきます。その上に砕石を敷いて転圧していきます。防水シートを敷かないとコンクリートだけでは床下に湿気が上がってきます。コンクリートが湿気を止めるのでなく、このシートが湿気を防ぎます。
新潟中越地震、新潟中越沖地震と2回の地震にも耐えた基礎工法です。その地域で一棟だけ倒壊せずに残ったのがこの基礎工法で建てた「郷の家」ですが本当の地震で実証済みです。NHKクローズアップ現代でも3回取り上げられました。もしこの家も周りと同じように倒壊していれば、この地域は全壊ということでこの街は無くなっていました。ところが、この家のご主人ががんばってこの家から通勤して自分の家は大丈夫とアピールしてこの街が残ったようです。
コンクリートをたくさん使うベタ基礎ばかりが丈夫とは限りません。基礎ばかりでなく「郷の家」の構造が良かったからです。壁倍率3.3倍、床構造3.7倍、地震にあう前から安心、安全な住い造りを考えて実行していたことにビックリです。備えあれば憂い無し。家造りは見えない所が大切です。

砕石を敷いたら転圧していきます。写真ではわかりませんが基礎に墨を打ってそこまで砕石を敷き詰めていきます。

翌日、コンクリートを打っていきます。
コンクリートミキサー車とポンプ車が並んで、ミキサー車からポンプ車にコンクリートを入れてポンプ車のホースを伸ばして遠くまでコンクリートを打つことができます。(その様子が一番最初の写真の左側に上の部分だけが見えています)ポンプ車の運転手さんが降りてきて肩にかついで支持された場所から順番良く均等に入れていきます。左官さんがコテで平に仕上げていきます。
天気が良いので明日はコンクリート上にのることができるでしょう。
2020.3.14

天然木30畳LDKが完成しました。周りのイメージに合わせて天然木(桧)テーブル・椅子も合わせました。8人家族なので、オーダーテーブルで造りました。長さが2400×巾1000の大型です。テーブルの厚みが40mmの天然木桧材です。椅子もぐるぐる回転式で、肘掛付きの物もあります。座る部分はお尻にやさしく少し掘り込んであるので、長時間座っていても疲れません。人間工学で計算された家具になります。

耐震上抜けない柱が2本並んでいました(左上)。赤松ウエーブ材を貼り付けて仕上げました。
.リフォーム前はその柱を利用して食器棚スペースにしてありましたが、キッチン側から直接ダイニングテーブルに行ける様にしたいと言う奥様の希望がありましたので、食器棚、食品庫を東壁に設けて、対面カウンターを中心にぐるぐる回れるようにしました。そうすることで、キッチン周りの動線も快適になり、家族の団欒も期待できます。

システムキッチンはクリナップのステディアI型2550になりました。キッチン内部はステンレス仕上げなのでゴキブリも嫌います。
吊りとも自動上げ下げで、クリナップショールームで実際に手にとって体感していただき気に入っていただきました。
今、女優の松たか子さんがコマーシャルしていますが、商品説明していただいた村松さん、とっても素晴らしい対応でした。ありがとうございます。

30畳のLDKを天然木(赤松)無垢素材と、天井、壁を珪藻土クロスで仕上げるととっても気持ちのいい間になります。
赤松フローリングは厚み30mmあります。樹齢300年の赤松材をロシアから輸入して、新潟で加工、乾燥して直接当社に入りますので値段も安く入ります。
左側のカウンターは椅子を設置してパソコンデスクになります。
2020.3.6

収納・クロゼットの内部はすべて桐板仕上げになります。昔の桐ダンスと同じです。桐は殺菌効果、抗菌効果、調湿効果がありますので、収納内部にはとても適しています。写真はダイニングの壁に食品庫を造っているところです。ステン金物を両サイド取り付けて棚板が移動できるように造るので、収納するものの大きさに合わせて棚板を移動することができます。写真左側の食器収納棚も内部は桐板で仕上がっています。既製品ですので値段も安くできます。後日、扉の板をガラス板に交換するのでどんな食器が入っているのか確認できます。

以前、和室6畳だったところから写真を撮っています。居間と和室6畳の間仕切り壁を撤去したことで、30.5畳になりました。解体部分に片筋交いが入っていましたので、それを撤去し、それ以上の補強となりました。3つの部屋を一つのリビングダイニングにすることで各部屋の天井の高さが違うため、天井の高さをそろえているところです。

母屋~脇屋に行く通路の扉を取り付けています。リフォーム前はドアでしたが引き戸に取替えです。通常引き戸は壁の厚みの中で引き戸を取り付けるのですが、柱を抜くことができない為、アウトセット引き戸と言って壁の外側を走ります。ドア扉だと、一度手前に引いてから行きますが、引き戸にすることでその場で右側に引くだけで進むことができます。とても移動が楽になります。高齢者がいる場合は特におすすめです。この家で一番出入りが激しい扉になります。
築30年も経っていると柱の傾きなどもあるので大変です。その傾きを直し水平、垂直にして建具を取り付けていきます。

写真右側に柱が見えますが、耐震、耐力上抜くことはできません。
リフォーム前は、この柱を利用して食器棚が造ってありました。食卓から直接キッチン側に行ける様にしたいと奥様の希望がありましたので、その部分を開口して、右側の壁に全て食器棚、食品庫を設置しました。それが一番最初の写真です。開口部奥に見えるのがシステムキッチンです。
かわりに耐震柱にW1800のカウンターを設置して、食卓側は赤松無垢ウエーブ12mm板材を施工して仕上げます。キッチン側のカウンター半分(W900)内部は食器棚キャビネットを設置し、残り半分はH800のごみ収納ワゴン三箱が入ります。そうすることでカウンター、食卓テーブル周りをぐるぐる回れます。8人家族なので楽しく食事ができると思います。
2020.3.6

基礎の掘り方が開始されました。最近ではベタ基礎といって建物の面積全てコンクリートを打つ工法が多いのですが、当社は布基礎で行います。夢ハウスで建てるほとんどの住宅が布基礎で、新潟地震、新潟中越地震でもほとんど被害はありませんでした。施工の手間はかかりますが、コンクリートの使う量が少なくて住みます。それと新潟の二度の地震でも1棟だけ倒壊せずに、NHKクローズアップ現代の番組でも3回取り上げられました。本物の地震での実証済みです。

また、基礎の作りでもひと工夫されています。基礎鉄筋の約1.2m間隔で160πの塩ビパイプが固定してありますが、床下の風通しを良くしてシロアリの住めない環境づくりをしています。気温20度以上、湿度70%以上がシロアリの住める環境です。そうならないように床下は常に風が流れる環境を造ります。日本の気候は高温、多湿なので風土に合った基礎造りになります。
基礎の配筋を切らずに配筋と配筋の間に取り付け、周りを鉄筋で補強しますので、開口が多くても円形状なので、基礎の耐力は落ちません!
施工完了後、ステンレス網付きキャップを取り付けます。

ベースコンクリート打ちが終了すると、翌日から型枠(鉄板枠)を組んでコンクリートを入れていきます。基礎巾は120cmとなります。
写真のようにポンプ車を使ってコンクリートを入れていきます。コンクリートミキサー車+ポンプ車の組み合わせです。写真にはありませんが、ミキサー車のコンクリートをポンプ車の受け皿に入れて、ポンプ車の長いホースで運転手さんがホースを背負って、基礎型枠に入れて生きます。
建物一周します。

コンクリートを注入した後に、バイブレーターの棒をコンクリートの中に入れて空気を抜いていきます。これをしっかりやっておかないと、型枠をはずしたときに基礎のところどころに気泡が入ってしまい強度のある基礎が造れません。また見た目も悪くなります。
左側に見える長いボルトがホールドアンカーになります。基礎天場から埋め込みは360cm以上埋め込むことが義務付けられています。基本、建物の四隅に設けられることが多いです。