日記 

見ない部分も想定することがポイント

内装や設備など見える部分の見積もり先行ではなく、
土台や骨組みなど見えない部分の傷みも想定して
見積もりができる工務店を選ぶことが大事です。

水回りや窓の結露がひどい部屋などは構造に問題を抱えている場合の方が多いのです。

見えない部分こそ一番お金がかかると覚えておきましょう。

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私たちはよく「リフォームで失敗した」と耳にします。

少子高齢化で新築戸建てが減少し、リフォーム業界が伸び続けていますが、活況になると問題も増えてしまうもの。

ここで1つ、お客様のリフォーム失敗例をご紹介します。

建て替えて新築にした方が安かったかもしれないケース

あるお客様は「建て替えより費用がかからないだろう」と大規模リフォームを検討。
金額ばかりが気になって見積もりを急いでもらった。
依頼した工務店が予算内で収まるように試算してくれたので工事をお願いすることに。

家の中のほとんどを修繕する大工事。

解体までは順調に進んだが壁・床・天井を剥がすとあちらこちらの構造部分に腐食が・・・。

あわせて耐震補強が必要になった。

さらに後日大量の追加工事の請求がきた。

それも見積もり金額に入っていると思ったのに、500万円も予算オーバー!
もっと事前に打ち合わせしておけば・・・・・・。これなら建て替えれば良かった。

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牧之原市/ T 様邸

依頼内容
時代ごとに少しずつ手を入れながら住まわれてきたT様邸。

築90年になる家を壊さず、これからも安心して暮らせる家にしたいと
2年ほど前に水廻りを含めた工事をさせていただきました。

 今回は西側半分を再生します。

23坪です。前回は20坪のリフォームでしたから、トータル43坪の平屋古民家再生です。
牧之原市/築90年 古民家
解体すると立派な梁が出てきました。

古民家ならではの梁の迫力に圧倒されます。

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床下の外壁面は「小舞」という工法で竹が編んであるものに
土を塗り付けての工法です。

90年経ってもほとんど劣化していない状態でした。





【まとめ】
御手洗さんは前回、下地の木が腐るという住宅の欠陥をそのままにしてしまいました。

今回のリフォームで通気工法を見直し、床暖房も入れたのですが・・・・・・。

設備が専門でも、外壁が専門でもリフォームメーカーと呼ばれていますが、

部分的ではなく住まいをトータルで見ることのできる会社選びが重要です。
今回の例では暖房機器の入れ替えの前に床、壁など断熱工事の必要性を検討する必要がありました。

設備機器を販売したいがために、そういった工事を後回しにする業者もいるかもしれないのです。

お客様の要望をかなえるだけのリフォームメーカーでは本当に満足できるリフォームはできません。

良いことばかりではなく、デメリットもはっきり話してくれる会社が信用のある会社ではないでしょうか?

リフォームの失敗を繰り返さないために

私たちはよく「リフォームで失敗した」と耳にします。

少子高齢化で新築戸建てが減少する一方、リフォーム業界は伸び続けています。
しかし活況になると問題も増えてしまうもの。ここで1つ、お客様のリフォーム失敗例をご紹介します。

【最新の暖房器具が無駄になったケース】

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