住宅に使われている化学物質は約500種類と言われているそうですが、
実際に規制の対象となっているものはごく僅か。
体に悪影響を及ぼす事が証明されれば、今後改定を重ねていくというのがこのシックハウス法です。
シックハウスの原因になる化学物質が解明されていない今、
安全といえる住宅はないものでしょうか?
湿気に対応力のある木とはずばり、「桐」です。
桐には湿度を一定に保とうとする性質があり、湿度の高い日本では
古くから大切な衣類や掛け軸等の収納に使われてきました。
住宅の材料になっても効果を発揮しますので、桐材を使って収納や押入れ、
床や壁などに用いると住空間の湿度を快適に保ってくれます。
対策には除湿はもちろんのこと、カビは細菌の一種なので抗菌作用も必要となります。
除湿剤や防カビ剤は多々ありますが、最近は「植物成分が入って抗菌!」といった具合に
自然由来の物が注目されるようになってきました。
住まいに使う木もその一つです。
木は種類によって様々な性質を持っていますが、住宅内で湿気の多い箇所に
効果的な材料を使う事によってその実力を発揮します。