まにゃまる日記

なぜ品確法が法令化されたのか?

最近の新築戸建ては高断熱、高気密による過乾燥で過酷な室内環境。

そこに用いる木材が水分を多く含んでいれば乾燥し、縮んで隙間ができてしまいます。

品確法が法令化されたのは、乾燥の不十分な構造材を用いた多くの住宅が、
後に著しい収縮や変形に見舞われた事に起因します。

悪質なケースでなくとも後から欠陥住宅になってしまった、という事です。

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いまのお宅に隙間はありませんか・・・?
木の収縮による隙間は瑕疵(かし)
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住宅品質確保促進法(品確法)とは

住宅の瑕疵(欠陥)に対して売主が買主に責任を負う瑕疵担保責任についての法律でした。

では、どのような状態が瑕疵になるのか。例を挙げると「柱や梁などの収縮による壁の隙間」です。

現在アトピーでは無くとも、化学物質が多く含まれる住宅に住み続ければ
どうなるのかは、想像に難しくありません。

何らかのアレルギー物質の蓄積が、アトピーを含む
アレルギー疾患の元になっているのですから。
 
化学物質は多くの恩恵を人類にもたらした一方で有害性も指摘されています。

物が溢れ、限りなく選択肢が増えた現代。私達は安心、
安全なものを自分自身で選ばなければいけません。
無機質な家は冷たい
皆さんは「シックハウス症候群」はご存知でしょうか? 

簡単にいうと木材同士を強力な接着剤(化学物質)で貼り合わせた集成材という材料で
家を建てることによって体に悪影響を及ぼす疾患です。
 
例えばホルムアルデヒドという化学物質が空気中に拡散すると目や喉の違和感から始まり、様々な症状が表れます。

アトピー性皮膚炎の方も大きな影響を受けます。

家具売り場を通りがかっただけで顔が赤くなったり、モデルハウスを見学した際に子供さんが体を掻きむしったりと、
体を休める場所である住宅がこれでは本末顛倒です。
新建材からのガスによるシックハウス症候群
アトピーはアトピー素因という遺伝子を持った人に発症します。

これだけを聞くと「自分は大丈夫かな?」と思ってしまいそうですが、
皮膚以外に発症すると気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎、花粉症となります。

日本人の30%がアトピー素因を持っているそうです。

いかにして発症を予防するか、発症してしまったらどう改善していくのかが重要になります。
 
アトピーは明治時代には存在していなかったようです。

それが発現し、近年急増してしまった原因のひとつに化学物質の使用が挙げられます。
アトピーになる家