まにゃまる日記

世界の森は減っている。しかし...?

ご存知のように世界から急速に森が減少しています。

森は動植物の住みかであると同時に、二酸化炭素を吸って、酸素を排出する大切な場所。 

もう切らない方が良いと考える人も多いでしょう。

ところが、驚くなかれ。実は切った方が良い森もあるのです。
18b8269fcd94084fb7aaf46e57f8da65
環境破壊の例としてクローズアップされるのは熱帯雨林ですが、
これらは一度木を切ると、切る以前の森に戻りにくい風土。

また、切りっぱなしで植林の努力もほとんどされていません。

しかし、日本のように古くから木とつきあってきた国は、
ほとんどの森が人口林。これは世界でも珍しいことで、
また、あまり知られていませんが日本の森では木が
余っている状態なのです。

もっと身近なところにもアレルギー反応が出てしまう原因があります。

"カビやダニ"です。一般的にカビは「気温5℃以上、湿度60%以上」

で発生し始めますが、まだ繁殖はしません。

カビが繁殖できる条件は「気温20℃以上、湿度70%以上」です。

カビが繁殖を始めると、それを食べにダニが集まります。

カビの広がりとともに、ダニも増えていくのです。

ダニの死骸や糞が室内の空気に混ざり、抵抗力の弱いお子さんや

お年寄りがそれを吸い込むとアレルギー反応が起こります。


カビやダニがアレルギーの原因
「シックハウス症候群」という言葉をご存知でしょうか?

数年前から新聞や雑誌、テレビでも大きく取り上げられていますが、
有毒物質によるアレルギー反応が起こる住宅を「シックハウス」と呼びます。

それによって身体に頭痛や喘息など、様々な症状が出てしまう方の病名を
「シックハウス症候群」というのです。

有害物質の代表格として悪名高いのが、揮発性有機化合物(VOC)"ホルムアルデヒド"です。

ホルムアルデヒドは"接着剤"などに多く含まれており、住宅の"骨組み"や、
私たちの肌に触れる壁や床などの"内装材"にも多く使われています。

2003年7月に『シックハウス法』が施行され、有毒物質の揮発量が少ない材料を
「☆☆☆☆(フォースター)」として認定し、その基準値に達していない材料は、
内装材として使用できる量が制限されました。

ちなみに、夢ハウスの無垢材は規制対象外です。

シックハウスによる様々な不調

2002年2月にはドイツのベルカ工場から出荷された構造用集成材が、2005年3月にも

中国から出荷された構造用集成材が剥離を起こしています。


ドイツのアントン・ヘッゲンシュタレル・ベルカ有限責任会社工場の構造用集成材の格付に関するJAS法違反及びはく離についてー国土交通省ー
構造用集成材のはく離についてー国土交通省ー

ここで問題なのは、どちらも「日本農林規格(JAS)基準」をクリアした製品だということです。

問題発覚後も、製品を許可した農林水産省と確認申請を許可した国土交通省の間で責任の押し付け合いになり、

未だ補償に関する結論がでていません。これでは、集成材を建築材料として安心して使用することはできません。

集成材の弱さ

集成材の問題点

集成材は接着剤を使用して、様々な樹種の木材を貼り合わせています。

その際使用していたのがホルムアルデヒドを発生させる「レゾルシノール系接着剤」です。

これは喘息やアトピー原因のひとつとされています。

人体に有害なだけでなく、廃棄する場合、燃焼時にダイオキシンなどの有害化学物質を発生させます。

その後、害の少ない「イソシアネート系接着剤」の接着力には問題があり、
実際に「剥離事故」による賠償問題も起きています。
集成材は剥離する