まにゃまる日記

家の中が暑くなる理由は?

そもそも夏の住宅が高温になってしまうのは、太陽からの強い日差し(赤外線)の輻射熱により
住宅そのものが熱せられ、室内にその熱が届いてしまうことが原因です。

しかも断熱材が熱を閉じ込めてしまいます。

要はこの熱を室内に入れなければいいのですが、そこでポイントとなるのが『遮熱』です。
間取りのコラム

どうやって遮熱するのか?

この『遮熱』に一番効果的な物として"アルミ"が挙げられます。

アルミは赤外線を96%跳ね返してくれます。

最近では、車の日除けや保冷用のバッグなどにも使われているのをよく見かけますね。

住宅にも、このアルミを使用した遮熱シートを夢ハウスでは採用しています。

ここで大切なことは、屋根から壁にかけ住宅をスッポリ覆うことです。


間取りのコラム

↓写真は弊社で使われる住宅の壁に設置する遮熱シートです。

この遮熱シートも、ただ使えば涼しくなるというわけではありません。

きちんとした施工方法があります。

屋根や壁の中のどの部分に入れるとか、通気の確保も同時に行うなど、細かな決めごとが存在します。

住宅会社によっては、この決めごとが徹底されていないところもありますので、注意が必要です。


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防水シートタイベックシルバー
どれぐらいエコで、快適になるの?

遮熱だけでなく床・壁・屋根に施す断熱材を高性能にすることで、エアコン1台でも家全体を冷やす事が出来ます。

外部からの熱を遮断し、室内の冷気を逃さない。

こうすることで、少ない電力のまま一日中涼しく快適な毎日が送れます。

これならばエコですし、気兼ねなくお使い頂けるのではないでしょうか。

福岡大学の須貝教授による夢ハウスの省エネ性能を調査した結果には、
国がだした次世代省エネルギー基準に対して
大幅に節電・節約ができることが証明されました。

それに加え天然無垢の木をふんだんに使用すれば、調湿の作用も働き、

35℃の真夏日でも外気温との体感温度差は10℃になります。

間取りのコラム

構造見学会で体感してみよう

遮熱シートは住宅の見えない部分にあるため、完成後の見学会では見る事が出来ません。

しかし、『構造見学会』という建築途中の現場を見ることのできるイベントで遮熱シートをご覧になれます。

会場内では実際にエアコン1台のみの稼動でお客様をお迎えしています。

暑ければ暑いほど、その涼しさに驚かれるはずです。

遮熱シートに関する細かな見極めポイントも含め、家計に優しく、涼しく快適な空間をぜひ見学会でご体感ください。

築25年脇屋リセット住宅 

発泡ウレタン断熱

外壁は発砲ウレタン60mm厚で吹き付けました。

透湿性のない高質ウレタンです。

冷凍庫に使われるほど高断熱で、湿気を吸わないので、
断熱効果が下がったり壁の中でカビが生える心配がありません。

60mmの厚さに仕上げて高断熱の省エネ住宅になります。


硬質発泡ウレタン
(こうしつはっぽううれたん)
基本的に現場で直接吹き付けるタイプのには断熱材、「硬質ウレタン」が多く使われています。

この「硬質ウレタン」は、高い断熱性能があり、直接吹き付けるため、
気密に関する施工も同時に行うことができます。

気密工事も同時に行う上で、木材は年月の経過で痩せるため、木材への接着性能を高め、
隙間(断熱欠損)を作らない吹付断熱材を使う必要があります。

断熱方法としては、「内断熱(柱と柱の間で行われる断熱方法)工法」となります。

したがって、現場にて直接、吹き付ける断熱材のメリットは、「高い断熱性能と気密性能」を同時に施工することができる上、
大工さんなどが施工するグラスウール系の断熱材と違い、専門の吹き付け業者が責任施工で行うため、
どんな住宅でも同様の性能が担保されるメリットがあります。

築25年脇屋リセット住宅 

防水シートタイベックシルバー

断熱工事が終わると、防水シート施工です。

タイベックシルバーは空気層を設けることで遮熱効果もあります。

吹きつけたウレタンの上に遮熱防水シートでぐるりと家全体を包みます。

サッシは複層断熱窓を付けてあります。

3年ほどこの脇屋に住まわれていたので、新しくなった性能の変化を感じていただけると思います。


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遮熱シート
(しゃねつしーと)
数百度の寒暖差がある宇宙環境に耐える、宇宙吹くの赤外線反射構造を採用しており、
熱の原因である赤外線を96%カットします。

断熱材との組み合わせにより、屋根の表面は78度の高温でも小屋裏の天井面は27度という高断熱を実現します。




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解体すると、天井、壁に入っているグラスウールの断熱材は湿気で収縮して、壁の中は隙間が多く断熱材の効果は無かったと思います。

スポンジのように乾けば元の大きさに戻ればよいのですが、グラスウールは一度縮むと元の大きさに戻りません。

ですから内部結露になる原因にもなることがあります。


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断熱
壁と天井は隙間なく断熱材を敷き詰めます。

この写真の広さを、寝室とウォークインクローゼットにしていきます。

↑写真は高質断熱材ミラホームラムダです。

断熱性能は熱伝導率0.022Wmkを実現しました。

さらに防水性能NO.1.ウレタンホームと比較して給水量が小さいので、給水による断熱性能の低下は心配ありません。

2階は真夏の屋根からの熱をしっかりと遮るように施工することが重要です。

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《使用断熱材》
ミラフォームΛ(ラムダ)

熱伝導率は、コンクリートの約1/50で省エネ効果に優れた断熱材です。

壁・床・天井に敷き詰めて断熱効果が高まります。

部屋側の壁は断熱材の隙間をなくし、外壁側は風が通る用に施工します。

そうすることで断熱効率がアップし、省エネに繫がります。

内部結露を防ぐためには、壁の内側に通気層を確保し通気性を高め、湿気による躯体の劣化を抑える事が大切です。



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寝室
桐の床は踏み心地が特に柔らかく暖かいので癒し効果抜群です。
湿気の籠もりやすい寝室にぴったりです。

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今まで使われていなかった5帖スペースはウォークインクローゼットになりました。

壁側にぐるっとレールをつけて大量の洋服を掛けられます。

直射日光を避ける北側スペースで位置的には最高です。

総桐仕上げのウォークインクロゼットは3方の壁H1800*D450の棚、その下にステンパイプをつけ使い勝手を良くしました。

洋服をたくさん掛けられ下側の空いたスペースにもたくさんの荷物を収納することができます。

天井、壁、床と総桐仕上げのウォークインクロゼットは抗菌効果、殺菌効果、調湿効果もあり大切な衣服や荷物を守ってくれます。


間取りコラム

天然木には湿度が高いときは水分を吸収し、湿度の低いときは水分を表出するという「調湿作用」があります。


結露を防ぎ、快適な湿度で生活することができます。


特に桐は天然木の中でもより調湿作用の優れた素材。


当社では収納などの内部にすべて桐材を使用しています。


調湿効果によりアトピーやアレルギーの原因となる菌やハウスダストを防ぎます。



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2部屋とホールを間取り変更して、23帖のLDKになりました。

LDKはリフォーム前の洋間を3つ合わせた広さです。

2Fのリビングダイニングの良いところは、1Fのリビングに比べて周りの外からの視線が気になりません。
 
リビングの掃出し窓と引き違いの窓で風が通り抜け、テラスから日差しも入り明るく気持ちの良い空間になっています。

夏はエアコンも使わなくても涼しさを感じ、冬は大きな2つの窓からたくさんの暖かい日差しが降り注ぎます。


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手前右の壁上部の窓は階段用の明かり窓
2Fの階段の光が入りにくいため、階段南面に視線より高い明かり窓と、
北面廊下に明かり取りを設けました。

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子育て真っ最中のご家族が暮らしやすいように、2部屋とホールを間取り変更してリビングはゆったり23帖の大空間です。

バルコニーも広く、大きな窓から日差しもたっぷり入り、天然木の心地良さで家族がゆったりと暮らせます。

天然赤松の無垢フローリングにホワイトのオイルを塗りこんで白く明るい床になりました。

収納内部は総桐仕上げで、清潔で快適に暮らせます。