梅雨が到来し、室内が湿っぽくなっていませんか?
日本は高温多湿、油断していると家具の隙間、壁や押入れにカビが発生する事があります。
カビは温度が20度以上、湿度が70%以上の環境を好み、梅雨はまさしくカビの繁殖期と言えます。
カビは空気中に胞子を撒き散らしてどこにでも発生してしまい、
アレルギー因子のひとつとされアトピーの原因となる恐れがあります。
住まいがシックハウスになっては大変です。普段からカビ対策をしっかり行うのが肝心です。
対策には除湿はもちろんのこと、カビは細菌の一種なので抗菌作用も必要となります。
除湿剤や防カビ剤は多々ありますが、最近は「植物成分が入って抗菌!」
といった具合に自然由来の物が注目されるようになってきました。
住まいに使う木もその一つです。
木は種類によって様々な性質を持っていますが、住宅内で湿気の多い箇所に
効果的な材料を使う事によってその実力を発揮します。
湿気に対応力のある木とはずばり、「桐」です。
ちなみに桐は「木」に「同じ」と書きますが実は木ではありません。
「ゴマノハグサ科」に属しています。
触ってみるとやわらかく、他の木と違うような優しい感じがあります。