現場ブログ

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限界耐力計算で補強計画をしました。現状の建物は0.32の耐力しかありません。古民家は和室が多く周りは建具で仕切られていますので耐震性は低い状態です。それをSDパネル(4倍)を19ヶ所設置し、耐震金物い~とまでの金物10㎏~15㎏を28ヶ所柱脚柱頭に取付さらに制振装置(ウインダンパー)を14ヶ所設置して耐震等級3(倒壊しない)にしていきます。写真は建物の中央付近で和室の仏間の裏側になります。壁がないため柱、桁を設置してSDパネル(4倍)を設置して耐震補強する途中の写真です。土台から桁までとどいていないと耐力壁となりません。
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古民家は伝統工法なので一般の在来工法の建物の補強(固めると言う考え方)とは違い、揺らして耐震力を逃がす考え方となります。ですので制振装置も使用します。和室10畳の天井裏のウインダンパーの設置写真です。和室10畳×2室はリフォームしないので天井裏の作業になるのでなかなか大変な作業となります。この制振ダンパーは長期60年の耐久性があり20年保証の制振ダンパーです。また地震の衝撃を≒50%低減します。
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広縁西側の耐震パネルです。以前は嵌め殺しのサッシ窓(FIX)が付いていました。既存サッシを撤去してSDパネルを嵌めて行きます。仕上げはこのパネルの上に角波ガルバニュウム合板を施工しサッシの戸箱のような仕上がりにして納めました。裏面(内側は杉板無垢材を施工し周りとアンバランスにならないように施工しています。サッシ下の通気の隙間は杉板で縦格子を造って通気が取れるように工夫し、デザイン的にも古民家風に仕上げています。次のブログでご紹介いたします。
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解体する前は和室8畳の奥に物置4.5畳がありました。押入れも含めて全て解体して14.5畳の寝室、リビングとしました。既存の和室は天井も低く圧迫感があったので、天井の梁を出して天井を高くしてほしいのがお客様の要望です。以前の和室に比べ天井が高くしたことで実際の14.5畳よりも広く感じます。床は長手方向で桐フローリングを施工していくので奥行も感じる所です。正面の小さな窓も西日を避けて、西風を入れるようにしてあります。
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耐震等級3レベルで耐震補強工事も一緒に行っています。耐震工事だけでするよりもリノベーションを絡めて工事することでコストも抑える事ができます。写真は寝室・リビングの入口左側のウォークインクロゼットの壁部分に耐震壁を入れるため、柱を取り付けている所です。古民家は天井裏に太い梁が隠れている為、天井を撤去して柱を建てて行きます。床下の土台と天井裏の梁の位置が重要になってきます。
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西側の寝室・リビングから真っすぐに東側にくるとLDKとなります。寝室・リビングからトイレ、洗面脱衣、浴室、キッチンと北面に真っすぐ並んでいます。水廻りが一列で並んでいることで暮らしの動線もスムーズです。今施工している写真がLDKのキッチン部分になります。湿気が上がらないように防湿シートを敷いて束石を置き鋼製束を置き大引き材を施工し、45×60の根太材を施工していきます。正面のグレーの壁2枚がシステムバスです。右側のサッシ窓がキッチンの窓となります。
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外壁回りの既存サッシのマグサも傷んでいたので全てやり直しました。柱などの腐食なども新しく取り換えました。基本間取り変更をする場合既存の窓を移動せずに配置しています。窓の位置を変更することで柱を抜いて別の場所に施工するとコストが掛ってしまうためなるべく既存窓を生かしながらリノベーションのプラン作成していきます。もちろん採光、風通しはプランを考えるのに基本中の基本となります。
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過去に増築してあった部分です。増築してあった所の屋根の納め方が良くなく細かい梁が重なりあっていて、雨仕舞も良くなかったので撤去して、新しい梁に入れ替えました。在来工法は改修工事がやり易いので先人の人達の知恵と技術はすごいな!と感心します。今のようにいろんな機械の無い時代にいろんな工法を生み出すのは人間だからでしょうね。なかったからこそ知恵を絞ることになります。それは今でも引き継がれています。
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部屋の幅が広ければ、入れ替えた梁の太さは太くなります。写真は巾の間隔が2.7mなので梁のH高さは24cmほどの高さになります。さらに左の壁まで延ばせば3.6mほどになりますので梁の高さは30cm以上必要となるわけです。幅の広い部屋を造るには屋根裏の重みを支える訳ですのでスパンが長くなれば支える重量も大きくなるのでそれを支える梁の太さも必要になってきます。あまり太くし過ぎると天井を施工したとき天井に梁が出てきてしまいます。ワザと梁を出す場合も現場によってはあります。今は床の高さをレベルを使って決めている所です。
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お客様よりハクビシンなどが土台下を掘って床下に入り込むので何とかならないかと相談を受けました。一番コストを抑えたブロックを嵌め込むことを勧めました。ブロックのH200でコンクリートベースがH100ほどあるのでH300以上掘らないと床下に入れません。途中石の土台や木の根っこなどの形に合わせてブロックを嵌め込んでいきます。35mもあります。
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東面の基礎の施工です。外壁を撤去したら石の上にのっていた土台の腐食がひどく施主様に取り換えてほしいという事を言われました。耐震補強パネルも入れることと南面から回ってきている布基礎で来ているのでそれに習って北側の出隅迄を布基礎で復旧しました。通気層を設けるため最初から土台下に基礎パッキンを取り付け、その基礎パッキン下まで布基礎を立上げ通気性の良い環境に仕上げます。
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新築の家づくりの順番を反対にして施工している訳ですから簡単に行きません。通常は基礎ができてから基礎パッキン、土台を据えて、柱を建てて梁をのせ屋根をつくっていきます。それが柱を浮かせるためにジャッキで梁を支え、基礎と土台とパッキンの厚みだけ柱を先に切って土台にパッキンを取り付けひっくり返して柱に取付水平垂直を見て土台と柱を耐震金物で固定していきます。それから土台の下端の高さに合わせて布基礎をつくっていくわけですから手間はかかります。
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減築、高性能リノベーションです。最初に北東の出っ張っている温水器、洗濯機置き場から解体していきます。ここは母屋の伝統工法築90年とは違い、後で増築した部分になります。ブロック基礎の部分までコンクリートと一緒に解体撤去します。水廻りなので既存配管やガラなどが埋まっています。
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出っ張りの部分の解体が終ったらDKの解体に入っていきます。今までのシステムキッチンはL形でしたが今度はI型キッチンで外壁面に沿って設置します。写真の左側にはTVや収納棚がありその中央にダイニングテーブルがありました。周りの窓が小さくて採光が取れないので天井に窓を付けて採光をとっていました。解体をしていく順番は床のあるうちに天井を解体して、壁を解体、最後に床となります。
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何年か前に水廻りリフォームしてあったので基礎の束石が施工してありました。通常ですと築90年の場合は基礎は石ころです。リフーム時に石ころを撤去して束石に変えたようです。そして大引きをながしてDKの床としていました。写真正面に見えるのが工事前に施工したシステムバスの外側です。その向こう側(西)に洗面、脱衣室を設けその向こう側(西)にトイレを設置するプランです。浴室手前(東)にシステムキッチンを設置するので北側に全て集まります。水廻りを一ヶ所にまとめることで使い勝手も良くなり給排水の施工する範囲も短くなるので工事単価も抑える事ができます。