現場ブログ

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屋根裏の遮熱工事が終了したことで、中で作業する大工さんは涼しく快適な環境で仕事が出来るようになりました。
ここ、2、3日、夏の暑さで皆さんフーフー言って仕事しています。通常は床の下地工事をやっていくのですが、壁に葺きつけるウレタン60mmを天井にも噴くことにしたので、作業手順が変わりました。遠方より工事に来るので、一度に工事が出来るようにするためです。
遮熱シートを施工した上に、さらに高質ウレタン60mmを施工する訳ですから、当然、夏涼しく、冬暖かくなります。
 天井だけでなく、壁、床にまで同じような施工をするので、当然、性能の高い住まいになります。
 構造用合板を床下土台から、天井上の梁桁までとどくように施工ずるで、耐震性が上がり、その下側に天井下地を作ることがベストです。

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 写真はシステムバス(クリナップアクリアバス)組み付け作業の様子です。
 世の中にシステムバスが登場する前までは、お風呂が一番最後に出来上がりましたが、最近は現場で一番最初に仕上がります。メイカーさんの職人さんが2人で搬入し、夕方18:00には出来上がりました。
クリナップ アクリアバスは、天井から床まで標準で全てが断熱仕様となっています。浴槽の形も三種類から選べます。
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 特に他社メーカーと違うところは、床面と壁の接する部分が立ち上げてあります。丁度、システムキッチンの後ろ側(バックヤード天板の後ろ側、壁と接する部分)と同じような作りがしてあります。ですから床がアールに立ち上がった上に壁が乗っかっているという感じです。 通常ですと、壁と床の接する部分はシーリング処理になりますが、直接お湯があたったりすると、長い間にシーリングが劣化してきます。こうすることで耐久性が出てきます。
 システムキッチンが売りでやってきたメイカーだけあって、そんな工夫がしてあります。
さらにもう一つ言うと、室内の鏡面パネルがよいので、豪華に見えます。
さらに、パネルとパネルのジョイントが立て目地でなく、横目地になっています。
 パネルとパネルのジョイントにモールをはめ込んで、一枚のパネルに仕上げるわけですが、当然モール部分は少し出っ張りますから汚れがたまりやすいです。 それを横目地にすることで、パネルの幅(60mm)の分だけ汚れがとどきにくいことになります。それで横目地にしたようです。そう説明されると「なるほど」とうなずけます。まだまだ細かい点をお話しするとありますがこの辺にしておきます。
 平屋23坪、ワンルームマンションのリノベーションと言った感じです。お風呂の位置は建物のほぼ中心で、南面の玄関に入ると、左が23畳のリビングダイニング、左は、寝室と趣味の部屋になります。

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今日は、折半屋根を葺いています。
五月というのに気温30度を越しています。今年の夏はどうなるか心配です。遮熱シートを施工したことで、内部仕事をしている大工さんは、とても涼しく仕事をしています。
大工永坂が「やー、こりゃーいいもんだなー」とビックリしていました。
反対に屋根を施工に来た板金屋さんは「うわ~眩しくてしょーがないな~」と言っていました。屋根仕事大変です。
現場で体感すると、どんな営業マンの説明より解りやすいです。興味のある方はお電話ください。現場見学いつでも案内致します。

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GL折半をのせる前にタイトフレームと言って、屋根の形をした金属の金物を固定していきます。
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改装前はスナックでしたので広い空間を取るため鉄骨の梁(H鋼)は使ってあり、柱の数が少ないので、火打ち金物を入れていきます。そうすることで、建物の横揺れを押さえます。さらに、壁全面に構造用合板を施工し、耐震性を高めていきます。
平屋の24坪、丁度、ワンルームマンションの広い空間を壁で仕切って部屋を造って行く感じです。これから少子化の時代になり、老夫婦2人で暮らす住まい、家族3人~4人にはもってこいの大きさだと思います。完成を楽しみにしてください。
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今日は屋根裏に遮熱シートを敷きました。レフミラーと言って放射熱を96%カットします。空気層をキッチリとることで、機能を発揮します。120センチの幅のロールになっているのっですが、ほとんどがアルミニュウムなので一本の重さは20kgほどあります。丁度、風が無くシート施工するには絶好日でした。
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リフォーム相談で「お客様から聞くのが「屋根裏を作ってもらったんだけど、暑くて入れない!結局、お雛様入れ、物いれになってしまった。」と言うことを耳にします。
これだけでは、現代の家の性能にはまだまだですが、これから完成まで造って行く過程でさらに性能を良くしていきます。ご期待ください。住んでからお金のかからない家がやっぱり良いですよね。しかも健康で、家にいて毎日が森林浴です。室内の温度、どの部屋に行っても一度ぐらいの温度差です。

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今日は本当に暑い一日でしたが、シートを施工したことで、とても涼しい現場に変わりました。昨日は風が無かったのですが、今日は少し風があったので、木陰で作業している感じです。
昔、子供の運動会に参加して、木陰に入って風が吹くと、とても涼しくて気持ちよかったのを思い出しました。エアコンの涼しさとは違います。やはり自然のそよ風はいいものです。
大工さんも気持ちよく仕事が出来ると思います。がんばってください!
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特に雨漏り被害のあった、店舗南面入り口部分の柱、土台はすべて交換となりました。もう少しでキノコが生えてもおかしくない状態です。特に、シロアリの被害はありませんでした。写真は丁度建物の中心で、未来は、洗面・脱衣所部分になります。
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すべて綺麗に取り除いて、基礎パッキンを入れ桧の土台を施工し、桧の柱にとり替えました。写真は玄関、ポーチ部分です。
既存の建物は、正面奥の部分に屋根の排水菅が下りていましたが、お施主さまの希望で今度クローゼット部分に配管を下ろしたくないと言うことで、室内ではなく、外観の視覚になる部分に下ろすことにしました。

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雨漏りの原因になった、複雑な屋根は撤去し、繋ぎ目、ジョイントの少ない工法で、平らにします。下地の母屋の調整です。屋根の勾配は一寸です。
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解体してみると、大きな鉄骨の柱が出てきました。店舗ですので、

広い空間を取るために鉄骨の梁が入ります。木造だと柱なしで広

い空間は取れません。全体が鉄骨で出来ているのではなく、こ

の店舗は木造づくりで、梁だけが鉄骨です。屋根は折半と言って

ガルバニュウム合金の折板です。外観からは折半が見えないよ

うに三方向は(東、南、西)は外壁が50cmほど立ち上げてありま

す。北面は降った雨が流れて落ちるように樋をつけるため、壁を

立ち上げることが出来ません。ですから、北側から見ると、屋根

の様子が解ります。
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先日のブログでも書きましたが、店舗ですので外観のデザインを

重視する為、屋根上に板金で大きな(樋)排水路を設けると、写

真の様な雨漏りの原因になる可能性が高くなります。

屋根を支えている柱も、腐って3分の2以上形がありません。もう

少しこの状態で放置しておけば壁が崩れ、屋根を支えることが出

来なくなります。 

丁度、良い時期にリフォームしたと思います。

今回は店舗を住まいにすることで、腐っているところは全部取り

替え、雨漏りしない構造に作り変えます。もちろんデザイン性も考

えシンプルに仕上げます