現場ブログ

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牧之原市片浜、築90年、古民家再生水廻りリノベーション工事(リセット住宅が始まりました。平屋の55.3坪の21坪水廻りと物置8坪のリノベーション工事となります。東側は(通常、田の字 和室が4つの家が多い)六の字 和室が6個あるので広いスペースがあります。
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農家と言うこともあって、昔は、土足でかまど(台所)までいけるようになっていました。そこに床を張って、玄関ホールにしてあります。屋根裏に大きな梁があるため、天井の高さをとるため床を貼るのに既存の和室畳の床より低く施工してあります。今回のリフォームで床をバリアフリーにして、床の高さをとって床下換気を取り腐らない構造にします。
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30年ほど前、結婚を期に一度リフォームをされています。屋根裏の太い梁を隠して天井を施工しているので圧迫感があります。そしてキッチン前の高さ600mmくらいのサッシからしか採光が取れないので室内が暗く電気を付けることが習慣になっていました。今回のリフォームでその悩みを全て解消しようと思います。
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今回のリフォームの一番の希望は、家の中にトイレを設けたいと言うことでした。夜中に外トイレに行くのは大変です。これから寒い時期になると・・・・。
「その家の顔」とも言える玄関引き戸も取り替えることになりました。
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菊川市・柳でもリセット住宅が始まりました。築30年のお住まいです。弊社のホームページをご覧になり問い合わせがありました。本物の天然木自然素材、省エネ・健康住宅を希望され来店されました。勉強会にも参加され弊社の家造りを理解されての家づくりとなりました。気合が入ります!
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子供達もそれぞれ独立をし、夫婦2人だけの生活になりました。今まであまり使われない日当たりの良い1F和室の通し間の2室を寝室、ウォークインクローゼットに間取り変更をします。さらに床は30mmの桐フローリングを施工して総桐仕上げの寝室になります。桐材は昔から、殺菌効果、抗菌効果があり、先人の知恵が桐タンスに使われています。熟睡が出来る寝室となります。楽しみ!

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既存物件は台所8畳、居間8畳取り合い壁を撤去して16畳のLDKに間取り変更です。床材は天然木赤松無垢30mmフローリングを使用。天井と壁は調湿効果の高い珪藻土クロスで仕上げます。
天井に雨漏りの後がありましたので、屋根の点検をしたところ原因を確認することが出来ました。
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キッチンは壁付けのL型でしたが、今回リフォームで対面キッチンに取り替えます。子供さん達が帰郷しても十分な広さで暖かさのあるLDKとなることでしょう。
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先日、お客様の斉藤様から頂いたゆりの花が満開です。早速、ショールームに飾りました。私がゆりの花が好きだということを知ってプレゼントしてくれたのにはとても嬉しかったです。いつものゆりの花と違ってつぼみがたくさん付いていましたが、なんと言う種類なんでしょうか?私がゆりの花が好きなのは香りが良い事と、つぼみが付いていれば必ず最後まで咲ききるところです。自分の人生もそうありたいものです。
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新築tumiki自由設計が完成しました。耐震性、耐久性に優れた省エネ住宅が完成しました。新潟中越地震、新潟中越沖地震、2度の地震にも耐えた頑強構造で、その地域で一棟だけ倒れずに、NHKクローズアップ現代にも3度放送された実績のある構造躯体。耐震等級3レベル。さらに断熱、遮熱性に優れ省エネ住宅です。外観はお客様の希望でツートンにしてシンプルモダンに仕上がりました。


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内観の床は樹齢300年の赤松フローリング(ココア色)を施工。フローリングの下には、断熱材のポリスチレンホーム30倍発砲を使用。南極の昭和基地でも使用され40年使っても劣化していない実績のある断熱材である。通常、魚屋さんで使用されている発砲スチロールは90倍発砲ですからバキバキ折れたりしますが、厚み75mmの30倍発砲のポリスチレンホームは体重70キロの人が乗っても折れません!30倍発砲が、一番断熱効率がよいと言うことです。断熱材の下は風がビュンビュン通るのでシロアリや腐朽菌の発生の心配もありません。土台には1000年ヒバが使用しているので、湿気や濡れた場合は土台の1,000年ヒバ材から、ヒノキチオールと言う成分を出し害虫を寄せ付けません。人間の作ったものでなく自然界に存在する知恵を使った建物です。
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27畳のLDKは最高の空間になりました。テレビ前には琉球畳が9枚入っています。次男さんが帰郷したきたときの寝室になります。普段は夫婦2人の空間になりますから、羨ましいかぎりです。壁は珪藻土クロス、天然木材料で仕上げると、ほんと安らぎの空間ができあがりました。フローリングは樹齢300年の赤松です。
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内装材に使っている無垢材赤松を含水率5%まで乾燥させるとほとんど変形しないことを発見したのが、新潟夢ハウスの赤塚幹夫会長です。
通常、この辺で市販されている無垢材は含水率18%~23%です。エアコン、ストーブなど入れると隙間が空いたり、床が盛り上がったりします。そうならないために息ができないよう塗装してある商品が多く出ています。いくら無垢材でも塗装してしまえば石油工業品と同じことになります。無垢であっても裸足で乗ると冷たい感じがします。
(含水率とは、木に含まれている水分、山で生えている木は含水率150%くらい、自分の体重より多く含んでいます)
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含水率5%まで乾燥させる釜(機械)を考えたのも、赤塚幹夫さんです。大工でありながらよくそんなことを開発できるのか不思議です。他のハウスメーカーは真似できません。人間考えて作った商品より、自然界で何百年も掛けて育った商品とは比べ物になりません!価値が全然違います。

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各部屋全てバリアフリー仕上げです。和室~LDKの取り合いに千本格子両開き建具を入れました。千本格子建具を両方に開けるとLDKと和室8畳がいっしょになり、35畳の空間になります。そしてホールからも千本格子片引き戸を開けると客間になります。
 工事が始まってからご主人様からのアドバイスがあり、さらに良い空間を作ることができました。建築の仕事に携わっていないのにイメージできることには感心しました。建築以外の発想に、私自身とても勉強になりました。
 この仕事をさせていただいたお施主さまに感謝いたします。ありがとうございました。

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新築、地震に強い!在来軸組み(SDパネル工法)の新築tumiki(自由設計)この地域で2棟目となりました。4トントラック5台で搬入です。通常の木造住宅(在来工法)に比べ、1.5倍の材木が使われます。
耐震等級3の造りです

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熊本地震視察に行ってきましたが、前震マグニチュード6.5、本震7.0と2度の地震を受けた所の家の筋交い工法はほとんど1階が倒壊して、建て替えるという状況です。
実際にそのゆれを体感した商工会の会長さんにお話を伺ったところ、「前震で地域の皆さんが商工会に非難していた2日目にマグニチュード7が来たたのでビックリです。深夜1:00過ぎでしたので、逃げ出すことも、動くことができなかったようです。避難訓練もまったく役に立たなかったと言っていました。商工会議所は平屋の鉄筋コンクリートでしたがヒビ割れ一つありませんでした。地盤は岩盤でしっかりしているといっていました。建て直し、建築中の家がありましたがほとんどが平屋造りでした。

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8人の大工さんで上棟式を行ない、屋根(野地)壁(SDパネル)まで仕上げることができます。二日間で屋根壁まで仕上がります。プレカット工場で、そこまで加工することで現場での人件費のコストを抑えることができます。
SD工法は、柱と柱の間に箱状のパネルを差し込むことで壁倍率3.3倍(国土交通大臣認定)となります。
ですから、上棟式、風が強かったんですが、二階の屋根に乗っても安心です。
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壁ばかり強くても耐震性はよくありません。土台の上に大引きという材木が入ります。(床フローリングの下の構造)通常の住宅は、910mm間隔の上に(45mm×45mm)を303mm間隔で施工し、その上にフローリングを施工しますが、弊社では910mmにもう一本98mm×98mmの太さの大引きをもう一本入れるので、間隔が(455mm×455mm)そうすることで、床の構造は一般在来の3.7倍の強さを実現することができました。そして二階の床の構造も同じつくりになります。これが新潟中越地震、中越沖地震にあっても、一軒だけ倒壊しなっかった理由の一つです。家造りはデザインだけでなく、見えないとこるが一番大切です!


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耐震性ばかりでなく、耐久性も優れています。土台には4寸角の1000年ヒバ材を使用します。材料に顔を近づけるとヒノキチオールと言う成分の香がします。この香りは害虫を寄せ付けない効果があります。濡らしてみると、その香りがさらに強くなります。基礎部分は基本乾燥するように換気口や基礎パッキンなど風通しを良くするようにっ作ってありますが、湿気や風通しが悪くなると、シロアリや腐朽菌などが発生して、木材の被害や木を腐らせます。そうならないよう自然の力を利用しています。昔の大工さんは「木まわし」と言って、その木の性質を良く知り、その場所に使ってあげることが一番よい使い方だと言います。土台には、ヒバ、桧、栗を使うのがベスト!。樹齢150年の木は適材、適所で使ってあげれば150年持ちます。床下と言っても人の住まいですから、薬品は使わないほうがいいですね。5年に一回駆除代金25万円くらいかかる家よりいいと思います。住んでからお金の掛からない住まい、省エネ健康住宅の始まりです。やはり家造りは見えないところが一番大切です!