スタッフの現場日記

日当たりのよい家は、とても気持ちの良いものです。

しかし、日焼けの原因にもなる紫外線は、目にも有害です。

木材はこの紫外線を吸収し、優しく守ってくれます。

実際にアルミニウムやコンクリート、木材で比較場合に

紫外線の反射率が最も少ないのは、木材です。

学校においても、木造校舎の生徒は、鉄筋コンクリートの

校舎の生徒よりも近眼になりにくいといわれているようです。

また、木材の木目のゆらぎのパターンにも、視覚を通して

優しさと心地よさを与える作用があります。

木材には雰囲気だけではなく目にも優しいという利点があります。


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「休む」という字は「人」が「木」に寄り添っています。

英語の「森(forest)」は「for」「rest」。すなわち「休息の場」という意味です。

動物である人は、植物である木と共に存在することで、真の安らぎを得るということです。

その心理が化学的データーで次々に明らかになっています。

木の癒し効果
森林浴の癒し効果は良よく知られていますが、その癒しの正体は

木の香りです。木の香り(フィットンチッド)によって血圧が下がり、

脈拍も落ち着き、身体的ストレスや精神的ストレスを感じた時に

分泌されるコルチゾールの濃度も下がるようです。

ストレスの多い現代人には、木のある空間でリラックスすることも

良いのではないでしょうか?
牧之原市/郷の家
牧之原市/郷の家完成見学会
菊川市/築26年脇屋リセット住宅
木のひらや
いつ来るかわからない地震・台風に備えてますか?
近年、異常気象や自然災害による住宅の被害は増加しています。
地震や台風に強い家はどうすればつくれるのか?
地震大国と言われる日本。住宅を建てる上で、耐震構造は外せないポイントです。

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軸組パネル工法
一般的な在来工法で使われる筋交いでは点で支えるのに対し、
軸組パネル工法では面で支えます。だから、地震に強い!強風にも負けない!
筋交いに比べて3.3倍の壁倍率となります。これにより開口部を大きくとることができ、
大空間の家づくりが可能になりました。



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剛床工法
「地震に強い住宅」は主として壁の強度が挙げられますが、
実は床下も同じくらい大切です。大引を通常の2倍の間隔で配置し仕口で組みます。
地震の揺れに床と壁でしっかりと支えるからこそ、中越大震災のような
大地震に耐えられるのです。


【木の家の耐震はバランスが大事!】
発泡ウレタン断熱とグラスウールの違いは?

建築業界の50%は湿気や水で変形するグラスウールを使用しているのが現状です。

住み続けた住まいの天井、壁に入っているグラスウールの断熱材は湿気で収縮してしまい、壁の中は隙間が多くなってしまいます。

そうなると、断熱材の効果は無なってしまうのです。

スポンジのように乾けば元の大きさに戻ればよいのですが、グラスウールは一度縮むと元の大きさに戻りません。

ですから内部結露になる原因にもなることがあります。
牧之原市木のひらや吹付ウレタン断熱
牧之原市木のひらや吹付ウレタン断熱
発泡ウレタン断熱

外壁は発砲ウレタン60mm厚で吹き付けました。

透湿性のない高質ウレタンです。

冷凍庫に使われるほど高断熱で、湿気を吸わないので、
断熱効果が下がったり壁の中でカビが生える心配がありません。

60mmの厚さに仕上げて高断熱の省エネ住宅になります。

木の家は綿断熱材(グラスール)と相性が悪い!
木のひらや
日本は高温多湿の気候のため、どうしても床下に湿気が溜まりやすくなります。

昔から湿気には、ちゃんと気を遣ってきた日本。

西暦750年ごろに建てられ今も現存する正倉院は高床式建築のひとつです。

工夫されている点は床を高くすることで床下に風を送り込んで湿気を滞らせないことです。

現在は一転して、日本の家はぐっと床下が小さくなってしまいました。

これは、関東大震災以降の国の耐震基準の徹底にともない、

❝地震に強い家❞をと、床を低く、土台をコンクリートできっちり

ガードするようになったためです。

地震への備えを重視するあまり、日本の住居は湿気の害を受けやすく

なりました。温度が20~30度、湿度が70%以上の状況になると

腐朽菌やカビが発生し放置し続けると住宅の耐久性が著しく低下します。

結露や白アリの被害も心配です。床下の換気は寿命を延ばす重要なポイントです。

そこでユキトシでは、夢ハウスの通気工法は基礎の鉄筋を切らずに済む丸型換気孔

を採用しています。床下に風を通すことで土台を乾燥させ、カビの腐朽菌や

腐食を防いでくれます。また、木材を強く長持ちさせるのです。

100年後も住める家 [木の家は通気が一番大事!]