のんびり日記

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家の湿気対策シリーズ4回目は棟換気です。

棟というのは屋根の一番上の屋根と屋根が交わっている部分のことを指します。

住んでいてなかなか気にかけることのない部分だと思います。

上の写真で瓦の施工されていない部分に棟換気口が取り付けられます。

通気工法
図のやじるしのように、空気が下から上へと抜けていく仕組みです。

棟換気がないと、湿気を含んだ空気が屋根の内部に留まり、冷やされると結露となってしまいます。

それが原因で内部構造にカビが生えたり腐ってしまい、最終的には雨漏りの原因にも…。

住んでいて気が付きにくい場所だからこそ、症状が出るまで放置してしまうと改修工事に結構な時間と費用がかかってしまうことになります。

家には湿気が大敵!

湿気から家を守るためにはいろいろな通気工法が必要です!

棟換気のこともぜひ覚えておいてくださいね

新築、リフォーム問わずに、長く快適に暮らす本物の家づくりをご提案します。

興味のある方は一度ご相談ください!


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連日お伝えしている家の湿気対策シリーズ第三弾です。

今回は、なかなか注目されない軒裏の換気です。

上の写真の白い屋根の裏部分を軒裏というのですが、小さな穴が開いているのが見えますでしょうか??

軒裏に空気を通すために先の方だけ穴の開いたボードを張っています!

壁際まで穴の開いたボードを貼ってしまうと、横殴りの雨が壁にぶつかったときに跳ね返って入ってしまわないようにしています。

屋根は家の中でも一番太陽光を浴びる部分なので高温になります。

空気というのは高温になると水分を含みやすくなり、それが冷めると一気に結露につながります。

なので、常に換気して空気が留まらないようにするのが重要なんです!

ぜひ、家の軒裏を観察してみてください。

換気穴が見当たらない場合は、屋根の内部に湿気が溜まっているかもしれません!

屋根の内部に湿気が溜まり、それが内部の木材を腐らせてしまうと雨漏りの原因にもなる可能性が…。

長持ちする家のために、大切な通気工法です。

覚えておいて損はないと思います!


通気工法
内側の風の流れ↑↑

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梅雨に向けて連日お伝えしている、当社こだわりの湿気対策!

前回は床下の風通しが大切という話でした。

今回は、壁の内側の風通しを良くする工法をお伝えします!


壁体内通気工法
外壁と断熱材の間に空気の通り道!
通気工法
地面から軒裏、屋根の棟へと抜ける仕組み

壁の内側を風が通ると聞くと、家の中は寒いんじゃないか?と疑問に思う方もいるかもしれません。

上の図にあるように、空気の通り道は、外壁と断熱材の間にあります!

室内側はぴったりと断熱材をくっつけて施工するので室内のあたたかい空気も外へ逃げませんし、外の暑い/寒い空気が室内へと流れ込むことはありません!

この空気の通り道をつくることによって、壁の内側に湿気が溜まらず、柱や土台といった構造材が湿気によって腐ることを防いでくれます。

また、木材は乾燥すると強度を増します。

湿度の高いときだけでなく、木材を乾燥させる通気は家の耐久性にも良い効果があります。

前回話した床下の通気口は、リフォームでなかなか手をつけるのが難しい部分ですが、

今回の壁内通気工法は、外壁をさわるリフォームなら後からでも取り入れることが可能です。

実際に当社で施工したリノベーション・古民家再生物件でも同様の工法を使っています!

ぜひ、リフォームしようかな?と考え中の方は、壁内通気工法で、快適に長持ちする家をご検討ください!

古民家再生/壁内通気
古民家再生の壁内通気工法
菊川市リフォーム/通気工法
リフォームの壁内通気工法
前回、湿気は人にとっても家にとっても大敵だという話をしました。

今回は、そんな湿気から家も人も守るために当社が行っている工法をお伝えします!

丸型換気口
【丸形換気口】

床下の換気口と言えば、四角のイメージが強いと思います。
また、現在の新築では換気口も見ないかもしれません。
基礎と建物の間に、基礎パッキンという段ボールのように穴が開いた2㎝ほどの厚みの板状のゴムを設置することで全体的に通気する仕組みが一般的です。

当社は丸形換気口を採用し、従来より間隔が狭い90㎝間隔で設置
風通しは従来の換気口に比べると4倍ほどになります!

また、基礎と建物の間に挟む基礎パッキンと違い、基礎の真ん中あたりに穴があることによって、地面付近も家側も空気の淀みがないようになります。

床下の換気は、土台や家の構造に湿気が溜まるかどうか直結する部分なのでとても重要です!

先日お伝えしたように、そんな大事な床下換気口なので、物を置いたりして塞がないように気を付けてくださいね


通気工法
①床下換気
丸型通気孔で湿気対策
基礎の鉄筋の間にはまるサイズ感で家の耐久性も落とさない!
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薄暗く、雨が降りそうな天気ですね

なんと九州では梅雨入りしたところもあるようです。

気が付けば5月もあと半分ですね。例年通りであれば、6月はじめには静岡も梅雨入りするでしょうか・・?

梅雨時期は湿気が多くて、じめじめと不快に感じることも多いですよね。

湿度が高いと汗が蒸発しにくくなるので、体に熱がこもり、気温以上に暑く感じます。

人にとっては不快な高い湿度は、カビやダニにとっては快適環境になり、一気に発生します。

カビやダニはアレルギーの原因物質とも言われていて健康にも良くありません。

また、カビを放置しておくと木でできている家にとっても危険です。

壁の内側までカビが広がると、木が腐ってしまい、家の耐久面でも心配な事態に・・・。

一番簡単な除湿方法は換気です。

風を送ることで湿った空気が留まらず、体感温度も下がりますので、ぜひこまめな換気を心がけてください。

家の周囲にある換気口の前に物を置いているご家庭は要注意。

換気口をふさぐと床下の空気の通りが悪くなり、土台にカビが生えてしまうかもしれません。

換気口を塞いでないかチェックしてみてくださいね。


当社の家づくりでは湿気対策もしっかり考えられています!

次回はこだわりの湿気対策についてお伝えしますね