壁の内側を風が通ると聞くと、家の中は寒いんじゃないか?と疑問に思う方もいるかもしれません。
上の図にあるように、空気の通り道は、外壁と断熱材の間にあります!
室内側はぴったりと断熱材をくっつけて施工するので室内のあたたかい空気も外へ逃げませんし、外の暑い/寒い空気が室内へと流れ込むことはありません!
この空気の通り道をつくることによって、壁の内側に湿気が溜まらず、柱や土台といった構造材が湿気によって腐ることを防いでくれます。
また、木材は乾燥すると強度を増します。
湿度の高いときだけでなく、木材を乾燥させる通気は家の耐久性にも良い効果があります。
前回話した床下の通気口は、リフォームでなかなか手をつけるのが難しい部分ですが、
今回の壁内通気工法は、外壁をさわるリフォームなら後からでも取り入れることが可能です。
実際に当社で施工したリノベーション・古民家再生物件でも同様の工法を使っています!
ぜひ、リフォームしようかな?と考え中の方は、壁内通気工法で、快適に長持ちする家をご検討ください!