日記 

木材に関しての基礎知識

“ホルムアルデヒド”ゼロ。


シックハウスなど無縁の住宅です。


接着剤や化学物質を多用した新建材を使わない家づくりで

お子様をアトピー・ぜんそくから守り健やかに育みます。


完全健康仕様住宅。


樹齢300年以上の赤松材や調湿作用抜群の桐材、珪藻土クロスを使用。



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冬でもあったか、スリッパいらず!!
結露の心配も一切ありません。
含水率5%に落とした樹齢300年、赤松無垢材。



間取りコラム

他社の新建材の床とビニールクロスは、結露・カビ・ダニ発生の不安があります。


薄いベニヤを接着剤で貼り合わせた、冷たい新建材フローリングは、

夏はベタベタ、冬はスリッパ無しでは歩けません。


木は目に優しく、ぬくもりを感じさせる素材です。

有害な紫外線を吸収し、ほとんど反射しません。

人に快適な光の反射率は、肌色と同じ50~60%と言われていますが、木の反射率はこれとほぼ同じです。

赤色波長成分の反射が大きく、それが暖かさを感じさせる大きな理由だと考えられています。

木は目に優しく、反射する光は眩しすぎず、この天然木に近い色の珪藻土クロスを弊社では住宅に採用しています。

珪藻土の効果により、調湿や有害物質の吸着はもとより、ただの白クロスよりも、心地よい色に感じるのはそのためです。

木材に関しての基礎知識

調湿効果はもちろん、
無垢材の木組み空間との調和を考え抜いた弊社だけにしかない壁紙です。


木材に関しての基礎知識

木材に関しての基礎知識

木材に関しての基礎知識

免疫力の弱い子どもにとって住まいは体に大きな影響を与えます。


アトピーやぜんそくになる原因には様々な理由があると言われていますが、

住まいから考えると大きなもので2つの要素があります。


1つは、住宅に使われるフローリング、ドアなどの化学工業製品に含まれている、

有害物質(ホルムアルデヒド)。


もう1つは塵・ホコリ・カビなどのハウスダストです。


シックハウス法をしっていますか?


シックハウス法は2003年7月1日施工されました。


この法律によって、国は強制的に換気扇の設置を義務づけました。


なぜでしょうか。


主に新建材から発生する有害な化学物質により体調を崩す人が続出したことが原因です。


いわゆるシックハウス症候群です。


化学物質が大量に放散されるから「換気して防ぐ」。


これでは本末転倒です。


もともと安全な建材を使用すれば換気など必要ないのです。


天然無垢に包まれた住宅なら全く問題なく、健康・安全なのです!!


木材に関しての基礎知識

2006年に住まいづくり研究所が行ったアンケートによると、

既婚のお子様がいる女性の約8割が一戸建て住まいを建てるとしたら

「木の家」を建てたいという結果が出ています。


ぬくもりがある、癒されるといった理由で、

木の家を求めている方々が圧倒的に多いことがわかります。





木の繊維組織は中空パイプのようになっており、その中には身近な物質の中では最も熱を伝えにくい空気が含まれています。

そのため木は断熱性に優れ、断熱材にも匹敵するほどの性能をそなえています。

木、コンクリート、鉄の熱伝導率を比べると、『木材0.12~0.2・コンクリート1.6・鋼材53』と、大きく違いがあり、木はコンクリートの約12分の1、鉄の約450分の1しかありません。

熱伝導率が小さいほど断熱性(熱を伝えにくい性質)に優れているので、木は優れた断熱材であるといえます。

鍋やフライパンの取っ手が木製になっているものがありますが、あれもこの特性を利用して、鉄のまま火にかかった状態では素手で持つことができないものを持てるようにしているのです。


間取りコラム

木材を乾燥させた時の重さと、同じ体積の水の重さを比べた値です。

『水1m3 =1000kg=1t に対し 1m3 の木材の重さ』という考え方です。

2種類の物質の比重を比較すると、その物質が浮くのか沈むのかを判断することができます。

例えば、水の比重「1」より比重が小さい物質は水に浮くという事も言えます。

実際、鉄の比重7.87は1より大きいため水に沈みます。

比重にも、気乾比重と全乾比重があり、気乾比重はある程度の乾燥状態に放置した時(含水率15%程度)の比重をいいます。

全乾比重とは、木材がもっとも軽い状態(含水率0%)となった状態の比重です。

木材の硬さや強度を表す基準の一つで、数値が大きいほど重く、小さいほど軽いといえます。


木材の比重計算

■比重=(質量g/体積cm3 )となります。

例えば水の比重は
1000(1㎏)/1000cm3 (1m3 )=1.0 になります。

例えば木材0.0432m3(柱1本程度)が16.42kgであったりすると
16420g/43200cm3 =0.38になります。
この関係を使い木材の重量を計算することも可能です。

杉柱120×120×3000㎜ 比重0.38
0.12m×0.12m×3m=0.0432m3 比重=0.38
0.432×0.38=0.016416t=16.42kg/本
と計算することが可能です。

木材に関しての基礎知識

木材を構成する細胞や組織は、その種類ごとに特定の方向に配列されています。
このため、これらの配列違いから、繊維方向、半径方向、接線方向で収縮率や力学的性質が大きく異なってきます。
これらを木材の『異方性』と呼んでいます。

①収縮の異方性

木材は乾燥が進むにつれて収縮・変形をしますがその収縮の割合は木材の方向によって異なります。

木材の半径方向の収縮を1とした場合、繊維方向には1/10しか収縮しないのに対し接線方向には2倍収縮します。
木材の反りや吾亦紅云った性質により起こります。

収縮比率は 接線方向>半径方向>繊維方向
       20  :  10 :  1

木材に関しての基礎知識

②強度の異方性

木材の強度は荷重のかかる方向が、平行か直角かによって強度が大きく変わります。
荷重と繊維方向との角度が0°の時の強度を100とした時その角度が大きくなるほど各強度が低下していきます。
つまり、荷重が繊維方向に並行であるほど強度は強くなります。

収縮比率は 繊維方向>半径方向>接線方向
       20  :  2 :  1

木材に関しての基礎知識