八十八夜
茶樹は、冬の間に養分を蓄え、春の芽生えとともにその栄養分をたくさん含んだみずみずしい若葉を成長させます。
それが新茶となるのです。
立春(2月4日)から数えて88日目の日を「八十八夜」といい、昔から、この日に摘み採られたお茶を飲むと、
一年間無病息災で元気に過ごせると言い伝えられています。
まにゃまる日記
2017.6.3
一番茶・二番茶・三番茶・秋冬番茶(しゅうとうばんちゃ)
茶葉を摘み採った順番に応じて、「一番茶」「二番茶」「三番茶」と呼ばれます。
一番茶は、その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のこと。
以降、摘み採った順番により、「二番茶」「三番茶」と呼ばれます。
「一番茶」のことを「新茶」と呼ぶこともあります。
「一番茶」はその後に摘み採られる「二番茶」「三番茶」などと対比して使われることが多く、
「新茶」は1年で最初に摘まれる「初物(はつもの)」の意味を込めて、また「旬」のものとして呼ばれます。
地域によっては、三番茶を摘み採らずに、秋口に摘む「秋冬番茶」もあります。
茶葉を摘み採った順番に応じて、「一番茶」「二番茶」「三番茶」と呼ばれます。
一番茶は、その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のこと。
以降、摘み採った順番により、「二番茶」「三番茶」と呼ばれます。
「一番茶」のことを「新茶」と呼ぶこともあります。
「一番茶」はその後に摘み採られる「二番茶」「三番茶」などと対比して使われることが多く、
「新茶」は1年で最初に摘まれる「初物(はつもの)」の意味を込めて、また「旬」のものとして呼ばれます。
地域によっては、三番茶を摘み採らずに、秋口に摘む「秋冬番茶」もあります。
「新茶」
その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のこと。
鹿児島などの温暖な地域から摘み採りが始まり、桜前線と同様に徐々に北上していきます。
「新茶」と「一番茶」とは基本的に同じお茶のことで、呼び方が異なるだけです。
その使い分けとしては、「一番茶」はその後に摘み採られる「二番茶」「三番茶」などと対比して使われることが多く、
「新茶」は一年で最初に摘まれる「初物(はつもの)」の意味を込めて、また「旬」のものとして呼ばれる際などに使われます。
新茶の特徴は、何といっても若葉の「さわやかですがすがしい香り」にあります。
また、新茶は「二番茶」「三番茶」に比べて苦渋いカテキンやカフェインが少なく、
うま味、甘味の成分であるアミノ酸が多い傾向にあります。
その年の最初に生育した新芽を摘み採ってつくったお茶のこと。
鹿児島などの温暖な地域から摘み採りが始まり、桜前線と同様に徐々に北上していきます。
「新茶」と「一番茶」とは基本的に同じお茶のことで、呼び方が異なるだけです。
その使い分けとしては、「一番茶」はその後に摘み採られる「二番茶」「三番茶」などと対比して使われることが多く、
「新茶」は一年で最初に摘まれる「初物(はつもの)」の意味を込めて、また「旬」のものとして呼ばれる際などに使われます。
新茶の特徴は、何といっても若葉の「さわやかですがすがしい香り」にあります。
また、新茶は「二番茶」「三番茶」に比べて苦渋いカテキンやカフェインが少なく、
うま味、甘味の成分であるアミノ酸が多い傾向にあります。
2017.5.30
番茶(ばんちゃ)
日本茶の基本的な主流から外れたお茶を総称して「番茶」と呼びます。
茶葉の摘採期や品質、地域などによって、さまざまな意味の番茶があります。
日本茶の基本的な主流から外れたお茶を総称して「番茶」と呼びます。
茶葉の摘採期や品質、地域などによって、さまざまな意味の番茶があります。
「番茶」
番茶は、「番外茶」からきているといわれており、大きく4種類に分類されます。
1 一番茶の手摘み、あるいは若芽を摘採した後の遅れ芽を摘採したもので、品質は良好。
2 三番茶を摘採せず、そのまま枝葉を伸ばしたものを秋に摘採したもので、量的にはもっとも多い。「秋冬番茶」
3 仕上げ加工工程で、大きく扁平な葉を切断せずに取り出し、製品化したもの。「頭(あたま)」
4 北海道、東北、北陸地方では、地方語として「ほうじ茶」のこと。
摘採期、品質、地域などで日本茶の主流から外れた番外のお茶を指しています。
遅く摘み採ったお茶、つまり「晩茶」から転じて番茶、あるいは番小屋で待機中に飲んだ安いお茶を番茶という説もあるそうです。
番茶は、「番外茶」からきているといわれており、大きく4種類に分類されます。
1 一番茶の手摘み、あるいは若芽を摘採した後の遅れ芽を摘採したもので、品質は良好。
2 三番茶を摘採せず、そのまま枝葉を伸ばしたものを秋に摘採したもので、量的にはもっとも多い。「秋冬番茶」
3 仕上げ加工工程で、大きく扁平な葉を切断せずに取り出し、製品化したもの。「頭(あたま)」
4 北海道、東北、北陸地方では、地方語として「ほうじ茶」のこと。
摘採期、品質、地域などで日本茶の主流から外れた番外のお茶を指しています。
遅く摘み採ったお茶、つまり「晩茶」から転じて番茶、あるいは番小屋で待機中に飲んだ安いお茶を番茶という説もあるそうです。
2017.5.27
玄米茶・ほうじ茶
・玄米茶(げんまいちゃ)
玄米とほぼ同じ量の番茶や煎茶を混ぜてつくられる玄米茶は、さっぱりとした味わいで、幅広い年代の方にお勧めできるお茶です。
・ほうじ茶(ほうじちゃ)
煎茶などを炒ることで、香ばしさが引き立ちます。
・玄米茶(げんまいちゃ)
玄米とほぼ同じ量の番茶や煎茶を混ぜてつくられる玄米茶は、さっぱりとした味わいで、幅広い年代の方にお勧めできるお茶です。
・ほうじ茶(ほうじちゃ)
煎茶などを炒ることで、香ばしさが引き立ちます。
「玄米茶」
水に浸して蒸した玄米を炒り、これに番茶や煎茶などをほぼ同量の割合で加えたお茶が「玄米茶」となります。
炒り玄米の香ばしさと、番茶や煎茶のさっぱりとした味わいが楽しめます。
玄米が混入していることで、煎茶や番茶の使用量が少なくなることから、
カフェインが少なく、お子さまやお年寄りの方にもお勧めできるお茶です。
水に浸して蒸した玄米を炒り、これに番茶や煎茶などをほぼ同量の割合で加えたお茶が「玄米茶」となります。
炒り玄米の香ばしさと、番茶や煎茶のさっぱりとした味わいが楽しめます。
玄米が混入していることで、煎茶や番茶の使用量が少なくなることから、
カフェインが少なく、お子さまやお年寄りの方にもお勧めできるお茶です。
「ほうじ茶」
漢字で「焙茶」と表記されることもある「ほうじ茶」。
煎茶、番茶、茎茶などをキツネ色になるまで強火で炒って(ほうじて)、香ばしさを引き出したお茶のことです。
この他に、煎茶や番茶の仕上げ加工工程で選別した形の大きい葉や茎を混ぜ合わせ、炒った(ほうじた)ものも含まれます。
ほうじ機でほうじ香が生じるまで約200度で加熱し、すぐに冷却されます。
炒る(ほうじる)ことによってカフェインが昇華(固体から気体に直接変化する現象)して、
香ばしさとすっきりとした軽い味が楽しめます。
漢字で「焙茶」と表記されることもある「ほうじ茶」。
煎茶、番茶、茎茶などをキツネ色になるまで強火で炒って(ほうじて)、香ばしさを引き出したお茶のことです。
この他に、煎茶や番茶の仕上げ加工工程で選別した形の大きい葉や茎を混ぜ合わせ、炒った(ほうじた)ものも含まれます。
ほうじ機でほうじ香が生じるまで約200度で加熱し、すぐに冷却されます。
炒る(ほうじる)ことによってカフェインが昇華(固体から気体に直接変化する現象)して、
香ばしさとすっきりとした軽い味が楽しめます。
2017.5.25
茎茶・芽茶・頭・粉茶
・茎茶(くきちゃ)
仕上げ加工工程で、新芽の茎だけを選別したお茶を茎茶と呼びます。
・芽茶(めちゃ)
芽の先の細い部分を選別したお茶です。うま味を多く含み、味が濃く出るのが特徴です。
・頭(頭柳)(あたま、あたまやなぎ)
仕上げ加工工程で選別された扁平なお茶です。
・粉茶(こなちゃ)
茶葉が粉状なので、お茶をいれたときに細かい茶葉そのものも入りやすくなります。
そのため、緑の色合いが鮮やかで、濃い味が特徴です。
・茎茶(くきちゃ)
仕上げ加工工程で、新芽の茎だけを選別したお茶を茎茶と呼びます。
・芽茶(めちゃ)
芽の先の細い部分を選別したお茶です。うま味を多く含み、味が濃く出るのが特徴です。
・頭(頭柳)(あたま、あたまやなぎ)
仕上げ加工工程で選別された扁平なお茶です。
・粉茶(こなちゃ)
茶葉が粉状なので、お茶をいれたときに細かい茶葉そのものも入りやすくなります。
そのため、緑の色合いが鮮やかで、濃い味が特徴です。
「茎茶」
玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、選別機によって新芽の茎だけを抽出したお茶です。
独特のさわやかな香りと甘味が特徴です。中でも玉露や高級な煎茶の茎は、「かりがね」と呼ばれて珍重されています。
艶のある鮮やかな緑の茎茶ほど、甘味があります。
赤褐色の太い茎は、機械刈りした硬い部分で、地域によっては「棒茶(ぼうちゃ)」として販売されています。
玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、選別機によって新芽の茎だけを抽出したお茶です。
独特のさわやかな香りと甘味が特徴です。中でも玉露や高級な煎茶の茎は、「かりがね」と呼ばれて珍重されています。
艶のある鮮やかな緑の茎茶ほど、甘味があります。
赤褐色の太い茎は、機械刈りした硬い部分で、地域によっては「棒茶(ぼうちゃ)」として販売されています。
「芽茶」
玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、芽の先の細い部分を選別したお茶。
高級茶の原料となる一番茶または二番茶から選別するため、お茶のうま味を多く含んでいます。
見た目はコロコロとしており、味が濃く出るのが特徴です。
玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、芽の先の細い部分を選別したお茶。
高級茶の原料となる一番茶または二番茶から選別するため、お茶のうま味を多く含んでいます。
見た目はコロコロとしており、味が濃く出るのが特徴です。
「頭」
やや硬化した葉が、柳の葉のように扁平に揉まれた茶葉を選別したものを、「頭(あたま)」または「頭柳(あたまやなぎ)」と呼びます。
やや硬化した葉が、柳の葉のように扁平に揉まれた茶葉を選別したものを、「頭(あたま)」または「頭柳(あたまやなぎ)」と呼びます。
「粉茶」
玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、廻しふるいなどで選別された細かい粉だけを抽出したお茶です。
茶葉そのものが抽出液に多く含まれるので、水に溶けない有効成分を効率的に摂取することができます。
お茶をいれた時の色合いは鮮やかな緑色で、味も濃く出ます。
玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、廻しふるいなどで選別された細かい粉だけを抽出したお茶です。
茶葉そのものが抽出液に多く含まれるので、水に溶けない有効成分を効率的に摂取することができます。
お茶をいれた時の色合いは鮮やかな緑色で、味も濃く出ます。