現場ブログ
2021.1.31

玄関入って左側に0.75坪のシューズクロークを設けました。その半分は床タイルなので濡れたものでも大丈夫!
リノベーション(リセット住宅)前は玄関は建物の中央で真北にありましたので道路から丸見えでした。玄関を入ると右側(西面に和室の通し間6畳+6畳でしたので、手前の和室、床の間を壊して玄関・ホールに間取り変更、残った奥の和室を利用して温かい日の当たる寝室にし、中庭が眺めるように間取り変更。
そして、真北から入っていた玄関を少し右に回りながら北西から玄関に入るようにしました。そうすることで道路からの視線を避けることができます。そして、アプローチは石板を階段として施工し、隙間には植栽を植えてお洒落なアプローチに計画中です。

ホールは間口1.5間(2.7m)奥行1.2mです。間取り変更を考えるときに大切なことは廊下の面積をできだけ少なくすることです。生活には一番無駄なスペースとなります。昔の建物は特に生活動線、使い勝手、採光、風通しなどあまり考えていない建物が多すぎます。昔からの風習、大工さんの造りやすさが先行していたように思います。
一番大切なお施主様にのニーズが後回しになっています。100人いれば100通りある訳です。造る側がお客様のニーズをどれだけ引き出せるか、またそれを形にできるかです。

シューズクロークは総桐仕上げです。桐材は抗菌効果、殺菌効果もあり、調湿効果もありますので、収納、押し入れ、クローゼットには最適な素材です。タンニンという成分があるため虫を寄せ付けません。先人の知恵、桐ダンスがそうです、金庫の中にも良く使われていました。ホールの扉を開けると左側にトイレ、洗面、脱衣、浴室と並んでいます。まっすぐ正面奥に入っていくと右側に31.5畳のLDKが見えてきます。奥行の長い通路は北面に接しているので採光が期待できませんので、天窓を2ヶ所設置しました。北面の柔らかい光が入って照明を付けなくてもとても明るくなりました。
夜になると星が見えるかもしれません!
2020.12.27

before 築33年前の建物です。写真は南面です。玄関は建物北側の中央にあって、玄関入って右側は和室2間が通しの間になっています。写真の左面は広縁に掃き出しサッシが付いていて中庭が眺めるように設計されていました。
北西側にある和室を玄関に間取り変更して、もう一つの和室を寝室スペースに間取り変更しました。寝室から中庭が眺められるようにしました。

after 1Fのもう一つの掃き出しサッシはLDK31.5畳のものです。LDK側からも中庭を眺めれるようにしました。既存のコンクリート部分を利用してイペ材を使ってウッドデッキを施工していきます。デッキを施工することで寝室とLDKを行き来することもできます。両方から中庭を眺めることができます。寝室は西面に設け西日は避けることができ、採光も取れるようになりました。
外壁サイディングは汚れの付きにくいKEMEの光セラを使用。樋もタキロンのホワイトで統一しました。瓦屋根(ダークグレー)サッシ(シャンパングレー)樋、外壁はホワイトでシンプルに仕上がりました。
2020.12.22

リビングダイニング 天井断熱施工と下地工事です。室内側にミラネクストラムダ(熱還流率0.022w/m・k以下)高質断熱材を使用します。室内側にピッタリ施工で空気層を作らないように施工することが最も重要なことです。空気層を作ると断熱効果はなくなります。空気層ができると、壁などの場合、内部結露になることもあります。

寝室の天井施工の様子です。既存建物の時は和室の通し間部分でしたが、西側ですので、寝室スペースに間取り変更しました。西日を避けるため、ベットの上に小窓を2ヶ所設け、採光、風通しを良くしてレイアウトしました。
真ん中に見える太い無垢材はそのまま生かしました。まだまだ使える松の無垢材は耐久性も抜群です。

システムキッチンの施工です。
TOTOさんの新型システムキッチンです。ザ・クラッソです。
ザ・クラッソは料理の場に求められる条件を余すことなく満たした上質キッチン。
使う人のライフスタイルや空間と調和しながら、キッチンを中心とした多彩な暮らしを支えます。
美しく輝くクリスタルカウンターが季節や時間ごとの光が照らすさまざま表情があります。シンプルが魅力なシステムキッチンです。
完成見学会に是非ご覧ください。
2020.12.13

室内の階段施工です。
既存の建物の階段は玄関入ってホールから2階に上がって行き、南面の廊下を通って2部屋に入るようになっていましたが、西側の和室に採光が入らないので階段を掛けなおし、二部屋採光が入るようにする為、1F和室の押し入れ部分を利用して階段を架け直します。そうすることで2階の洋室、両方に採光が入るようになりました。

写真は踏板です。踏板になります。奥行幅23cmです。材質は天然の赤松材です。プレカットでサイズに合わせてカットして現場に入るので、昔に比べて作業が早く仕上がります。

この建物は、在来工法でありながら、メーターモジュールなので、通常の3尺間の建物より、柱と柱の間が9cm広くなるため、物をもっての階段の上がり、下りはスムーヅです。

上がり切り14段の階段となりました。階段の右側がLDK31畳の一部6畳の畳スペースになります。
左側は、ホールからLDK入口のクロゼットの裏側になります。
2020.12.9

お城のような仕上がりになりそうです。瓦の先の下をホワイトのガルバニュウムで巻きその上に白い樋が付いていきます。軒天もホワイトです。
外壁はKEMEの光セラサイディングを使用。光触媒と銅の相乗効果で防藻性能が約2.5倍にパワーアップしています。天窓も2か所設置したのでLDK
は明るいです。

写真は北面の1F部分です。和モダンのイメージを出したいので横のラインの柄にしました。ホワイトと言っても少し落ち着いたオフホワイトになります。

サイディングとサッシの隙間を養生テープを貼りシーリングを打っていきます。溝の深い部分はバックアップ材と言って先に入れてからシーリングしていきます。
通常のシーリングとは違い高質のシーリングになります。シーリングが終ったら青い紙テープを剥がして完成です。