現場ブログ
2022.2.19

遮熱 レフミラー工事です。空気層を18mm以上取ることが大切です。この商品は太陽の放射熱を96%もカットすることができます。主にアルミ素材でできています。アルミは空気層を取ることで遮熱効果を発揮します。反対に接していると熱伝導率が98%もあります。空気層を取ることが大切な要素となります。
たまに見かけますが、複層ガラスのサッシであってもサッシ枠が結露している場合があります。サッシのアルミ枠は外装と内装に面しているので、サッシ枠内部の構造に空気層が取れているかで結露の現象を引き起こします。ペアガラスは真ん中に奇麗な空気が入っているので結露しにくいわけです。

断熱材施工の様子です。ミラネクストΛ50mmの断熱材です。断熱性能NO.1(0.022w/m・k以下)の高質断熱材です。グラスウールのような湿気を含むと縮んで元の大きさに戻らない断熱材とは違います。長年使用してもほとんど変形しない断熱材です。築30年前後の建物を解体するとせんべいのようにペタンコになったグラスウールが出てきます。これでは断熱材が入っているだけで何の効果もありません。高質な材料を使用しても施工の仕方でゼンゼン変わりますので要注意!
この上にクロス仕上げの下地とするプラスターボードをピッタリ施工していきます。屋根裏側は通気できるように施工することがベストです。
今年の夏にどのくらいの温度変化があるか楽しみです。
2022.2.18

解体が始まりました。子供室が6畳で、屋根裏部屋が6畳の大きさです。壁を撤去して一つの部屋にすれば12畳の広さになります。解体してみると夏暑い原因がわかりました。グラスウールの50mmが敷き詰めてあっただけでした。夏の瓦は70度以上になりますので、屋根裏の温度はかなり厚くなったと思います。どうしても敷き詰めた断熱材グラスウール50mmは隙間ができるので、熱くなった空気がそのまま天井から伝わります。通常、天井には

筋交いを撤去するかわりに、構造用合板で補強します。筋交い1に対して合板にN50を10㎝ピッチで打っていくと2.5倍の力になります。子供部屋2室の内1室は天井が貼ってあった為、天井裏の換気扇が機能していましたが、もう一つの子供室は吹き抜けで天井裏の太い梁を見せて仕上げてあったので屋根裏換気扇の開口部が塞がれクロス仕上げしてしまっているので換気扇が機能していません。外観から見ると換気扇が反対側と同じようについていますが機能してない飾りです。こうなると夏は部屋中が暑くなります。熱くなった空気が外に流れません。断熱、遮熱リフォーム工事ですが、同時に空気の流れを良くする換気のことも含めてのリフォームになります。
2022.2.13

2F子供室が夏暑くて暮らせない!というお問い合わせがありご相談がありました。2Fには6畳の子供室が2つあり片方は吹き抜けになっていました。両サイド外壁には換気口が合計4ヶ所付いていましたが、吹き抜けになっている為壁を塞いでクロスで仕上がっているので屋根裏の換気ができない状態です。

もう一つの子供室は天井が施工してあるので換気扇で屋根裏の暖気は外に出るようになっています。が隣の部屋と同じような梁が使用してある為、天井高はH2200ほどです。

各部屋に物置として北側に部屋と同じ6畳スペースついています。屋根の勾配がきついので物置として使用していますが、入口が一か所なので奥まで行くのに梁があるので収納するのが不便です間仕切りを取って耐震壁を造って広いスペースにすることと、夏に快適な暮らしができるよう断熱、遮熱をすることになりました。
2022.1.18

御前崎市でエクステリアの工事が始まりました!
一日目はフェンスを設置するために既存の生垣の撤去工事から行いました。
生垣は年に1~3回ほどの定期的な刈り込み剪定が必要であり剪定を怠ってしまうとみるみる成長し、道路や隣地へ越境してしまいトラブルの原因になってしまいます。
それらの手間や問題を解消してほしいと施主様から依頼を受け生垣からフェンスへの工事をさせていただきました。

これは植木を撤去している様子です。
このような細い木でも土の中には深く根を張っているので人力で抜くのは時間も人手も要る大変な作業です。しかし、そんな時に役立つのがプロの技です。木の幹にワイヤーを括り付け、ユンボのアームと繋ぎそのまま引き抜くことで1本を抜くのに1分かからない早業でした。人数も2人で済み、掘るのと違い根を切ってしまうことが少ないので非常に効率のいいやり方です。

生垣を撤去し終えた後はフェンスの柱用の基礎を入れる穴を掘っていきます。
柱の立つ位置を決め、そこに縦横18cm長さ45cmの大きい基礎を入れていくので深くそれ以上の穴を掘っておきます。
水道管や排水管等出てくる場合もあるのでここでどう対処するかも決めておきます。
これで一日目が終了しました。
生垣を撤去するだけでもとてもすっきりとした印象になりました。
家の外回りには住人の生活や性格が透けて見えると言われています。
今一度自宅の周りや会社の周りなどを確認してみましょう!
2021.10.31

現場調査したところ問題点が幾つかありました。その中の一つが、2階の和室4.5畳が採光、風通しが悪い為、ジメジメとカビ臭い部屋になっていました。

2階の廊下が和室4.5畳の南面にありました。当然、採光、風通しは良くありません。
築30年~40年位の建物は材料は良いものを使っていることが多いです。有害物質を放出する強力なノリで貼り付けた集成材とは違って、長い年月をかけて十分に乾燥した無垢材ですが間取りが良くありません。

当時は大工さんの造りやすい間取りや、人を呼んで家ですることが多かった為、和室の田の字が一番日の当たる場所に設けたのだと思います。毎日生活している自分たちは北側の日の当たらない、風通しの悪い、昼間でも照明を付けない場所にリビングダイニングがあることが多いです。

1階の和室押し入れを壊し、2階の部屋の真ん中に階段を掛け替えることで2部屋共、採光、風通しの良い子供部屋となりました。「間取り変更」することで築30年~築40年の建物でも使っている構造部材が本物であればリセット住宅の考え方を吹き込めば30年、40年、50年・・・まだまだ使えます。建て替えするより約1000万安くできるのがうれしい所です。地球環境にも貢献できます。